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モーズレーの法則のL系列

原子番号と特性X線の関係を示した有名なモーズレーの式 ----------------------------------------------- 1/λ = KR(Z - σ)^2 [λ 波長、R リュードベリ定数、Z 定数、σ 定数] ----------------------------------------------- 上式において、K系列(Kα線)のときそれぞれの定数は、 "K = 3/4、σ = 1"とすれば良いことは分かりました。 では、L系列(Lα線)のときの定数はいくつなのでしょう? どなたかご存知の方、教えて下さい。

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  • ベストアンサー
  • ojisan7
  • ベストアンサー率47% (489/1029)
回答No.3

No1,No2です。気になったので試してみました。式は、 1/λ=R{(Z-s)^2}(1/nf^2 -1/ni^2) です。S=6.57とすればほぼうまくいくと思います。 理科年表に載っているL系列データは、 "nf=2"、"ni=nf+1"にすればよいと思います。(ni=3) 大部分のL系列について、ほぼ満足のいく結果が得られました。 ni=4では、理科年表のデータからだいぶはずれてしまいました。のでこれは誤りだと思います。

helium
質問者

お礼

早速のご返答ありがとうございます。今度はうまくいきました。 この度は、ご丁寧に添削&コメントを頂き大変感謝です。ありがとうございました!!

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その他の回答 (2)

  • ojisan7
  • ベストアンサー率47% (489/1029)
回答No.2

No1です。 内殻にある電子による電荷の遮蔽効果の影響だと思います。有効電荷を(Z - s)として計算してみればよいと思います。sの値はたとえば、Ca(Z=20)の場合の、La=3.6393nmを使って求めておけばよいと思います。こうすれば、大部分のL系列について求めることができると思います。是非、試して下さい。

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  • ojisan7
  • ベストアンサー率47% (489/1029)
回答No.1

Moseleyの法則については、だいぶ昔に習ったことで、今はほとんど忘れていますが、確か、経験法則だったような気がします。でも、HfやReがこの法則を手がかりに発見されたということは、この法則には歴史的に重要な意義があったように思われます。 しかし、わたしたちが理解しやすいのは、 1/λ=RZ^2(1/nf^2 -1/ni^2) ではないでしょうか。この式で、L系列はnf=2とすればよいと思います。 下記のURLを参考にして下さい。

参考URL:
http://dental.senzoku.showa-u.ac.jp/dent/radiol/Prometheus/MultiMediaEncy/dbook/1-1-1-3.html
helium
質問者

お礼

ojisan7様、早速のお返事ありがとうございます! Moseleyの法則は経験則で、理論値としては上記のような式を使った方が良さそうですね。 さて、今、実際にL系列の特性X線のスペクトルを計算から求めようとしていますが、なかなかうまくいきません。 理科年表を見ると、例えばCa(Z=20)の場合は、 La=3.6393nmです。 今回教えて頂いたURLを参考にして実際に求めて見ますと、 "nf=2"、"ni=nf+2"にすれば良さそうですから、 上の式から計算すると、"λ=1.21502nm"となってしまいます。 この場合は、どうしてズレてしまうのでしょう。どこを間違えたのでしょうか? もし、何かヒントを教えて頂ければ幸いです。 よろしくお願いします。

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