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ナノテクノロジー

こんにちは。 実はカテゴリー選びでも迷うくらい、全然わからないのですが、「ナノテクノロジーを応用した化粧品の危険性について」分かりやすく教えていただけませんか? どうやら、チタンなどの成分をとてもとても細かい粒子にするため、体内に入り込むとか?「全部捨ててしまった」という声も聞きました。 入ってしまったらどうなるのでしょうか?危険性はその成分によるのでしょうか?また、ナノと言っても0.00・・・などと数字にすれば段階があるようで、現在実用されている物は安全ということでしょうか? 化粧品のカテゴリーだと、「私も使ってますよ!」とか「こんな効果がありますよ!」とか少し的外れなご回答へそれてしまうような気がして、こちらへ質問させていただきました。よろしくお願いします。

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  • 38endoh
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回答No.1

ファンデーションの主成分には、酸化チタンという物質の微粒子が使われています。これは、白い絵の具にも使われている、非常にポピュラーな顔料です。 酸化チタンが使われる前は、おしろいとして炭酸鉛という物質が使われていました。まぁ、これは戦前の話なのですが、この炭酸鉛による鉛中毒が問題となり、現在は酸化チタン以外のものは使われていません。鉛中毒の症状については、ネットで少し調べればたくさん出てくると思います。 酸化チタンにも、全く問題がないわけではありません。鉛のように体内に取り込まれることはないのですが、皮膚を傷つける能力を持っています。酸化チタンは光触媒としても用いられるように、紫外線照射によって有機物を分解する能力を持っています。酸化チタンを光触媒として用いる場合、環境浄化などに非常に有用なのですが、化粧品にするときはこの光触媒能力が邪魔になるのです。 現在化粧品メーカーは、この問題を解決するため、 (1)より光触媒能力の小さな酸化チタン(ルチルといいます)のみを用いる (2)酸化チタン微粒子をシリカと呼ばれる安全な物質で包みこむ という方法などを用いています。これにより、現在のファンデーションは皮膚を傷つける能力は大幅に減少されております。 ちなみに、ファンデーション用の酸化チタンは、昔からナノ粒子です。最近、ナノテクという言葉が流行しているため、いかにも「ナノテクノロジーの申し子」のような宣伝をしていますが、そんなことはありません。 昔から大して変わっていないのですから、これまでどおり、安心して使い続けて大丈夫だと思いますよ。

punpungapun
質問者

お礼

>ちなみに、ファンデーション用の酸化チタンは、昔からナノ粒子です。最近、ナノテクという言葉が流行しているため、いかにも「ナノテクノロジーの申し子」のような宣伝をしていますが、そんなことはありません。 そうなんですか?全然知りませんでした。今さらどうすると言っても、仕方ないですね。化粧品として分かりやすいご解説ありがとうございました!

その他の回答 (1)

回答No.2

環境リスク論について学んだ立場から。 ナノテクノロジーの危険性については、現在注目され始めているところだと思いますが、実際に被害が出たということはないと思います(私が知る限りでは)。 ただ、初めて世の中に登場した技術は現在までさまざまな問題を起こしてきました。そのため、もしかしたら危険かもしれないから早めに(何か問題が起こる前に)リスク評価をしてみよう、ということで現在注目され出し、研究が始まったところです。 ですので、現段階で結論は出ないと思いますが、No.1の方のおっしゃるように、今まで大きな問題は起こっていないと思われるので、過剰反応をする必要はないと思います。あくまで個人的意見ですので参考までに。

punpungapun
質問者

お礼

>段階で結論は出ないと思いますが そういうものはたくさんありますね。 ご回答ありがとうございました!

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