• 締切済み

『存在と時間』の翻訳

『存在と時間』の翻訳はどれがおすすめでしょうか? 訳はかなりいくつかありますが、どれがいいのか判断つかないので、読まれた方、またどの翻訳がどうと聞かれたことのある方はお教えください。私見で全く結構ですので、できるだけおすすめの理由を詳細に添えてお教えください。

  • Sucher
  • お礼率59% (127/215)

みんなの回答

  • Partre
  • ベストアンサー率100% (5/5)
回答No.2

現在入手しやすい存在と時間の邦訳は4つあります。 その中でさしあたってお勧めできるのは、 ちくま学芸文庫 細谷貞雄訳 のものでしょう。文章が比較的こなれており、 他のものに比べると幾分か読み通すのが楽だと思われます。 中公クラシックス 原祐/渡邊二郎訳 元々世界の名著に収められていた原祐訳を、 渡邊氏が改訳したものです。最新だけあって、 内容や注に近年の研究の成果が盛り込まれています。 これもまたお勧めできると思います。 創文社(ハイデッガー全集) 辻村公一/ハルトムート・ブフナー訳 これのみ題が「存在と時間」ではなく「有と時」になっています。 訳者の方針により、Seinを存在ではなく有とした結果です。 元々京都学派などではseinを有としていましたし、 決して無根拠にそうしているわけではありません。 訳としてはきわめて正確で信頼が置けるそうですが、 初学者にはかなり読み通すのが辛いと思われます。 したがってお勧めはしません。 岩波文庫 桑木務訳 なぜかですます調で訳されています。 これの評判はあまり聞かないのですが、 めくってみた限りでは他の訳の方が読みやすいように思います。 無理にこれを選ぶ必要はおそらくないと思われます。 いずれを選ぶにせよ、よほどの哲学的天才でもない限り、 最初の1ページから理解不能の用語の行列にギブアップ寸前になると思います。 いきなり読める人はいません。入門書や解説書を読み、わかった気になって 翻訳書に舞い戻り、そしてまた打ちのめされて解説書に戻る、 この繰り返しを何度もしなければ読解はできるようになりません。 はっきり言って年単位の作業になりますが、哲学にはその苦労に見合う 知的刺激があると、私は思います。頑張ってください。

Sucher
質問者

お礼

辻村公一・ハルトムート=ブフナーの訳についての記述のみ、それもこれが正確な訳と定評があるとの記述のみ参考になりましたが、とはいうものの、解説された4冊のどれ1つとしてあなたが読まれていないことが容易に推察されますので、「一般人」なりの回答をありがとうございましたといわせていただくにとどめます。

  • lightgrid
  • ベストアンサー率26% (11/42)
回答No.1

この種の質問は「英語」の分野に投稿したほうがよいと思います。 『存在と時間』の翻訳とはいっても、ご存じの通り、その用語が使われる分野(哲学の認識論、仏教、キリスト教、物理学、工学)、文脈によって翻訳のしかたは全く異なります。 どのような分野でどのような文脈で使われているのか、説明して下さい。翻訳上、何が困難なのかもご説明下さい。場合によっては、意味的に『存在と時間』とは全く別の翻訳になることだってあり得ます。

Sucher
質問者

お礼

あなたは、ハイデッガーが英語で書いてると思ってるのですか(爆) 説教しに来てるのか回答しに来てるのはっきりしてください。

関連するQ&A

  • 和英 翻訳サイトについて

     和英翻訳したい文があるのですが翻訳ソフトを購入するほどの量でもなく 自分で訳するには時間がかかりすぎて. . . (T_T) yahooなどの簡易翻訳サイトも利用してみたのですが口語?詩的なもののせいかどうも訳が違うようで どうにも困っています。どなたかおすすめの翻訳サイトご存知の方 良い案がありましたらお教えください。よろしくお願いいたします。      

  • 翻訳権と翻訳業者について

    Aがとある海外書籍の翻訳権を持たずに、その翻訳をBに依頼する BはAが翻訳権を持たない事を知りながら、また自分も翻訳権を持たずにその著作物を翻訳する Aはそれを受取り、個人的使用をし、他人へ譲渡したり売買したりしない この場合でAとBのどちらが著作者の権利を侵害することになるのでしょうか?また翻訳依頼が無料か有料かで変わるのでしょうか? というのも、世の中には翻訳業者がたくさん存在し、翻訳権の問題も当然発生すると思うのですが、そこらへんの詳細が書いてないんですよね。もしこれが合法ならば、海外書籍を勝手に翻訳したものを○○円で売るという行為が、「個人的使用を目的とした翻訳依頼を○○円で承ります」という形をとる事で成り立ってしまうと思うのですが。

  • 「時間」って存在するんですか?

    自分達がいる世界は3次元だといわれますが実際は時間軸にもプラスに移動しています。 かと言って時間を操作できるわけではないので4次元ではないでしょう。 そもそも人間や生き物の老化は酸化によって起こるもので時間とは関係ないとも言えます。 時間とは本当に存在するのでしょうか。あるいは、4次元を構成する要素として縦横高さに付加するのは本当に時間なのでしょうか。

  • 翻訳をお願いしたいのですが…

    翻訳をお願いしたいのですが… こんばんは!かなり簡単な文だと思われるかもしれませんが、下記の日本語を英語にしていただけないでしょうか?いつもは辞書を使ってやるのですが、今回は中国語の勉強が多く、どうしても翻訳する時間がありません。どうか、翻訳の方、お願いいたします 私の夢は教師か司書です。 教師になりたい理由は歴史の面白さをみんなに伝えたいから。 司書になりたい理由は読書が好きだから。 私は夢を叶えるために勉強を頑張っています

  • なぜ時間と存在が同じなのか

    ハイデガーによれば存在とは時間であるとのことですが、 なぜなのでしょうか? 具体的に説明してもらえると助かります。 一応解説書は人とおうり読んだのでそれなりの理解はありますが、詳しい方お願いします。

  • 至急、翻訳をお願いします。本当は自分でやるべきなのですが、時間がなく困

    至急、翻訳をお願いします。本当は自分でやるべきなのですが、時間がなく困っているのでよろしくお願いします。 「私は洋画を観る時、吹き替えではなく字幕でみます。理由は2つあります。1つは、俳優自身の自然な演技、声を楽しみたいからです。」 上記の翻訳が分かる方、是非教えて下さい。

  • 無料翻訳ツール

    こんばんは。 無料翻訳ツールに詳しい方に教えていただきたいのですが、私はよく海外の商品を購入します。 その際にどうしても翻訳機能が必要になるのですが、どのツールがPCが重くならずかつわかりやすく翻訳してくれるツールがないか探してみたのですが、自分ではいまいち判断に困っています。 無料のツールでPCが重くならない翻訳ツールでお勧めなものがあれば教えてください。 ちなみにライブサーチは意味がよくわからない翻訳になるので違うのもでお願いいたします。

  • 翻訳業者に自動翻訳ツールを使われた

    個人での仕事で、ウェブに掲載する文章に英訳が必要となり、 翻訳業者を探していた所、日本語から英語の翻訳が1文字3円という破格のサービスを提供している個人の翻訳業者をネットで見つけました。 メールにて詳細を伺いし、見積もりが届き、ではこれでお願いしますと依頼をしたところすぐに返信が来て、「もうできています。振込していただければお渡しします。」とのこと。 約8000円を振込後、訳を送ってもらい、 いざ訳を開いたら文章がおかしい。 まさかと思いましたが、ウェブの自動翻訳ツールで訳したものをほぼコピー・ペーストした文章でした。 翻訳協会には問い合わせ済みですが、 こういったケースは、どうしたらよろしいでしょうか? まだ翻訳業者本人には伝えておりません。 業者に依頼したことが初めてだったのですが、 このようなケースはよくあるのでしょうか? 仕事絡みですのでとても困っています。 ご経験者や、プロの方、アドバイスをお願い致します。

  • 「存在と時間」の一節について

    ハイデガー「存在と時間」について質問があります。 ちくま学芸文庫、細谷貞雄訳のp288~p289に「世界=内=存在ということによって本質的に構成される存在者は、みずから各自の「現」(「そこ」)を存在している。(中略)《ここ》や《あそこ》が可能であるのは、ひとえに、ある《そこ》(「現」)においてである。すなわち、《そこ》(「現」)の存在としてすでに空間性を開示している存在者が存在するときにである。(中略)この開示性によって、この存在者(現存在)は、世界の現=存とともに、おのれ自身にむかって《そこ》に存在しているのである。」とあります。 私の素朴な感じ方から言うと、「この私」自身の存在が開示され、引き受けられているのは「ここ」においてである、と思うのですがなぜハイデガーは「そこ」だと言うのでしょうか。また「Da=Sein」の「Da」を「そこ」ではなく、「現」と訳すのは、どうしてなのか、またどのような意図が組み込まれているのでしょうか。 どなたかご回答をお願いいたします。

  • サルトル 存在と無

    サルトル著「存在と無」を読みたいと思っていますが、翻訳家によって内容はさしてかわりませんか?お勧めの出版社があれば教えて下さい。