• ベストアンサー

クローン技術の疑問点

体細胞クローン技術に関しての質問なのですが ・クローンで生まれた子供は、大人になったときにクローン技術を使わず従来どおりの方法で子供を産むことはできるのでしょうか。 ・奥さんのクローンからは女性、旦那さんのクローンからは男子しかクローン技術によって生まれないのでしょうか。 ・例えば、細胞を取り出した側が持病を持っていた場合、その病気 はクローンの子供に移ってしまわないのでしょうか。 ・クローン技術で生まれ、またクローン技術で子供を産むを繰り返していくと 将来遺伝子状態が崩れることはないのでしょうか。 とても疑問なので教えて頂けないでしょうか。宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • japonicus
  • ベストアンサー率37% (97/256)
回答No.2

まだ100%断言できるほどクローン生物に関する研究は進んでいませんので、クローン技術には予測できないエラーやトラブルが秘められている可能性が残っていますが、ここではそういう部分を省いて書きます。 > クローンで生まれた子供は、大人になったときにクローン技術を使わず従来どおりの方法で子供を産むことはできるのでしょうか。 クローン技術で生まれた子供は、コピー元になった個体と等しい遺伝情報を持って誕生・成長しますので、ふつうの子供と同じように正常に成長するはずです。ということは、将来まったく普通に子供をつくれるはずです。 > 奥さんのクローンからは女性、旦那さんのクローンからは男子しかクローン技術によって生まれないのでしょうか。 クローンは、言い換えれば「生物のコピー」ですから、女性からは女性、男性からは男性のクローンを作れます。たとえば母親の細胞を元にして男の子のクローンをつくることはできません。 クローン個体が成長して、将来親になって子供をつくるときは、普通と同じように男も女も誕生します。 > 細胞を取り出した側が持病を持っていた場合、その病気 はクローンの子供に移ってしまわないのでしょうか。 クローンは遺伝子のコピーなので、もとの個体が遺伝的な疾病を持っていたり、何かしらの病気になりやすい体質の原因が遺伝子にあった場合は、その特性がクローン個体にも伝わります。 > クローン技術で生まれ、またクローン技術で子供を産むを繰り返していくと 将来遺伝子状態が崩れることはないのでしょうか。 十分ありえます。書類のコピーでも何度もコピーすると画像が乱れてくるように、DNAの損傷やエラーがクローン技術を繰り返すことで蓄積される可能性があります。また、DNAの末端には、時限タイマーのように細胞分裂を繰り返すごとに短くなってゆく部分がありますので、クローン技術でコピーを繰り返すと、いずれ時限タイマーが切れてDNA上の遺伝子本体が損傷します。

その他の回答 (1)

  • MIYD
  • ベストアンサー率44% (405/905)
回答No.1

人では報告がないのでわかりませんが、 ハツカネズミでの実験でわかっていることについて答えると、 >・クローンで生まれた子供は‥ ハツカネズミで作られた体細胞クローンの場合は 繁殖能力があるそうです。 http://www.tmig.or.jp/jsbg/mori.pdf >・奥さんのクローンからは女性‥ 性染色体がかわらないので、 雌の体細胞クローンは雌に、雄の体細胞クローンは雄になります。 http://www.nlbc.go.jp/chikusan/embryo/1413kaku.htm >・例えば、細胞を取り出した側が持病を持っていた場合‥ 遺伝性の病気を持っている場合には遺伝されるでしょうし、 感染性の病気で、病原も一緒に来た場合には病気になると思います。 >・クローン技術で生まれ‥ ハツカネズミの実験では体細胞クローンから体細胞クローンを作るという操作を繰り返すと、 代を重ねるごとに体細胞クローンができる成功率が落ちていったそうです。 この成功率が落ちていったのが遺伝子の損傷によるものかどうかはわかりませんが、 少なくとも老化すると短くなることが知られているテロメアの長さはもとのマウスとかわらなかったそうです。 また、5世代目までに生まれたマウスは少なくとも中年にあたる歳まで生きていて、元気だそうです。 この結果が報告されたのが5年前なので、 もう寿命についてもわかっていると思いますが、 私は続きの報告を見ていないのでわかりません。 6世代目が1匹だけ生まれたけれど養母マウスに食べられてしまったためにそれ以降はわかりません。 http://www.kamo.pos.to/amrit/clone.html#clone:11

zyx989
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 クローン技術も永遠に・・・とはならないようですね。 素朴な疑問からでしたが、クローンに関して興味を持ちました。 本当にありがとうございます。

関連するQ&A

  • 「クローン=まったく同じ遺伝的特徴をもつ」ではない?

    下記のページ(科 学 技 術 庁)のクローンって何?という記事を読みました。 そこで、 「クローン技術により同じ親から生み出された子同士は、ほとんど同じ遺伝的特徴を持つクローンとなります。また、成熟した個体(生体)の体細胞を使ったクローンの場合には、親と子もほとんど同じ遺伝的特徴をもちます。」 とありました。 ここで疑問なのですが、私はこれまでクローン技術によって作られた子は親と遺伝子的に全く同じ、また子同士も遺伝的に全く同じと思っていました。しかし上記では、「ほとんど」となっています。これ以外のところでも、「全く同じ」ではなく「ほとんど同じ」になっていました。 ここで質問なのですが、クローン技術によって作られた個体は遺伝的に全く同じではなく、ほとんど同じ、となるのはどうしてなのでしょうか。 どなたかご存知の方教えていただけるとうれしいです。 よろしくお願いいたします。私は一般人で、クローンに関してはたまに新聞を読む程度の知識しかありません。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/shisaku/kuroun.htm

  • ゲーム「メタルギア」での、クローン技術によって生まれた主人公について

    「メタルギア」及び「メタルギアソリッド(以下、MGSと略します) 」シリーズを知らない方でも、以下の説明を読めばだいたい意味がわかると思います。このゲームの主人公「ソリッドスネーク」は、「ビッグボス」という兵士の体細胞を使い、アナログなクローン技術で生まれたと言われています。(ゲームに関しては全てフィクションです) また、ゲームの発売順は「メタルギア」「メタルギア2」「MGS」「MGS2」「MGS3」で、時代などは以下に説明します。 MGS3は1964年が舞台であり、MGSは2005年、MGS2は2007年(いずれも小島プロダクションのHPより)が舞台です。しかし、ゲームをやり進めるうちに、ある疑問が浮かびました。 それは、MGS2での、オセロットというキャラクターがソリッドスネークに対し「50代後半のビッグボスの体細胞を使ったんだ。生まれながら既に老いている」と言い放ったセリフです。どうもこれが気になり、更にMGS3のエンドロールにて「1972年 恐るべき子供達計画 ビッグボスの子供達、生まれる」というセリフがあることから、ソリッドスネークは1972年生まれということがわかりますが、MGS3が1964年を舞台としていることを考えると、1964年当時、ビッグボスの年齢は概ね50歳と考えられるような気がします。 生まれながらに老いているという考えの下で計算すると、MGS2では、ソリッドスネークは実年齢は35歳で、体細胞年齢は85歳、間もなく発売されるMGS4では、予告ムービー内でのセリフより、2014年が舞台とわかっているため、体細胞年齢は90歳を超えているはずです。 過去に、クローンについてかじる程度勉強しましたが、詳しいことまではわかりません。要は、この考え方が実際のクローン技術に沿ってるかどうか?というだけであり、仮に沿っていたとしても「人間として現実離れしている!」などと言ってゲーム自体を否定するものではありません;回答に制限は設けないし、同じ疑問をもっている方や専門的な方、どなたでも構いません。

  • 食肉クローンの子や孫について

    ニュースで飛騨牛のクローンについてのニュースをやっていました. なんでも飛騨牛の元祖の遺伝子を持つ牛が誕生したとか. 生存してるのは2匹のようで,既に何匹か死んでいるみたいですが. 安全性の問題等はまだ不明なようです. クローンはテロメアが短いとも言いますし. 私は,将来的にクローンの肉は食べたくありませんが, スーパーにクローン表示がついた肉が出るのですかね... ところで,例えば牛の場合,クローンと通常のものとの子供はやはりクローンの遺伝子を持つわけで,もちろんその孫も... となると思います.そして,クローンの遺伝子が広がってった時に,仮に重大な問題が見つかった場合いったい世の中どうなってしまうのでしょうか. その頃にはオリジナルとクローンの見分けが付くのでしょうか? 法律で親等を定めてる場合でもありません. この問題は皆さんどう思われますか?子や孫の問題はあまり聞かないですが,結構恐ろしいと思うのですが.

  • 総合失調症&クローン病の遺伝について教えてください

    主人の兄は未熟児で生まれてすぐに亡くなりました。 主人の姉は重度の総合失調症(精神分裂症)とクローン病で何年も引きこもり、ある事件で亡くなりました。 今、問題なのは私達夫婦が子どもを作るか…ということです。 主人は絶対子供が欲しいらしいのですが私は遺伝病が怖くて子供を作る気になれません。 主人は健康な子供が生まれるかもしれないし心配する事はないといっています。 私は万が一遺伝病を発症して、自分の子供を残して死ねない、なんて将来考えるのが怖くてたまりません。 なにより病気の可能性があるのに無責任なことはできません。 お互いの気持ちがバラバラなので、どうしても主人が子供を欲しいというのなら離婚してもしかたないと思っています。 みなさんはどう考えますか? 意見を聞かせてください。 よろしくお願いします。

  • スターウォーズEP2 のクローン

    EP3見てきました。 ネタばれになるので、本編やストーリーなどの感想は述べないとして、前から疑問だった点があるので教えてください。 それはクローン・トゥルーパー。 確かジャンゴ・フェットの遺伝子を元にクローンを作ったはず。 EP2で、子供時代のクローンはすべてボバ・フェットの子供と同じ顔=○。 大人のクローンは、なぜかパドメを警護していた片目の隊長と同じ顔=? 配役の関係か?と自分を納得させてましたが、今回のEP3のクローンはすべてジャンゴ・フェットと同じ顔でした。これが正解ですよね。 EP2ではなぜ、違ったのでしょうか。隊長とクローンの顔が似ていただけで別人かもしれませんが、EP2を何度見ても絶対にジャンゴ・フェットと同じ顔ではありません。理由・経緯をご存知の方、教えてください。

  • 皮膚細胞・ES細胞

    >人の皮膚細胞に遺伝子操作を加え、万能性を持つ胚(はい)性幹細胞(ES細胞) クローンはつくることが可能ですか? 科学的見地からいえば、技術的に人間同士の受精の必要はなくなりますか?

  • レトロウィルスの疑問点

    4月から高専物質工学科の一年生となります。将来は遺伝子工学に関わる職に就きたいと考えています。そこで、考えていた疑問をこの場で質問したいと思います。とてもレベルの低い、また勘違いしているかもしれない疑問ですが、一年生なのでご了承ください… 画像は、「生化学」の基本的な考えのセントラルドグマを簡略化した物です。 しかし、レトロウィルスによって絶対的な物では無くなってしまいましたが、ここで疑問があります。 なぜ、わざわざレトロウィルスはセントラルドグマに反して、RNAをcDNAに逆転写するのでしょうか?元々DNAではなく一本鎖のRNAを持っているのは何か理由があるのでしょうか? 何だか、逆転写酵素を用いて相補的な二本鎖のcDNAを作るのは非効率な感じがします。 レトロウィルスは、細胞を持っておらず他の生物のDNAの中に入り込む特徴を持っていますが、それならば何故わざわざ逆転写してまでDNAを作るプロセスが必要なのでしょうか? また、【DNAは片方が遺伝情報を持っていて、もう片方はそれらの情報を損なわせないために存在している。逆を言えば、遺伝情報を転写するのは(コピーするのは)一本鎖の短いRNAだけでも事足りることになる。だから、レトロウィルスのような生体構造ならばRNAだけの方が効率的】というのは間違いでしょうか?レトロウィルスには、リボソームなどの細胞内小器官がないので、コピーする必要性もないのに、なぜRNAを持っているのか分かりません。 解答お願いします。

  • 遺伝子操作、遺伝子治療 というのはどういう技術?

    遺伝子操作、遺伝子治療 というのはどういう技術? 遺伝子のことはテレビ番組で見聞きする程度の者です。 私の認識では「遺伝子は動物の設計図のようなもので、体中の細胞の中にあり、その組合せを人為的に変化させると、他の生物の特徴を組み入れることも可能になる。それでその技術を使って新種(?)の人にとって都合の良い遺伝子組み換え作物を作ったりしている。」 みたいなイメージで捉えていました。 (たぶんここまででいくつも間違いや誤解もあると思うので、訂正や解説があればお願いします。) で、勝手なイメージなのだとは思いますが「植物なら種、動物なら卵子や精子の遺伝子の組み換えを行い、それを成長させて新しい改良品種が誕生」するのだと思っていました。 ( 一番の疑問、聞きたいことはここからなのですが) しかしこのような捉え方をしていると遺伝子治療というものがどういうものなのかが全く検討がつきません。 人体や動物などで何かの疾患にたいし遺伝子治療をするということはどういうことなのでしょうか? 成長後なのに遺伝子が組み換わり体が変化したりするということなのでしょうか? (昔「遺伝子操作でヒットラーのクローンが誕生させることが技術的にかのうになる」みたいな話が持て囃されましたが、成長後に組み換えが可能なら、ヒットラーの遺伝子を安部総理に組み込んだら安部総理がヒットラーになっちゃうの?みたいなおかしな考察になってしまいます。笑) 遺伝子治療、あるいは成長した動物の体の遺伝子を操作するとはどういうものなのか、できるだけ一般的な普通の人に一般的な言葉で理解できるようなご解説をいただけたらと思います。 よろしくおねがいします。

  • 猫や牛の皮膚や筋肉などの体細胞の、学生でもできる保存方法を教えていただけますか?

    猫や牛の、皮膚や筋肉などの体細胞。 採取した場合、 放っておくと、腐敗が進行していきますよね。 そこで、疑問がふと浮かんだのですが、 どのような方法、手段で、クローン技術などを研究している様々な研究所や臓器移植の機関などは、これらの体細胞を長期間も保存しているのでしょうか? こちらの分野にくわしい方におたずねします。 遺伝情報を含む体細胞の、『大学生でもできる保存方法』を教えていただけますか?

  • 小論文の添削を急ぎでお願いします!

    こんにちは。 来週私立の看護大学を受験するものです。 試験では小論文があります。 過去問がでないので出題傾向はわかりませんが今回は、 「クローン技術とは」(800字)をテーマとし書きました。 小論文をあまりしてこなかったので、メモはとっているものの 途中からなにを書いているのかわからなくなったりします。 良いところ、悪いところ、アドバイスなど厳しめでいいのでお願いします。  クローン技術とは、1つのものから全く同じものを作り出す技術である。 すでにクローン技術の研究は進んでおり、羊や牛がクローンとして誕生している。 なぜこのような技術が生まれたのだろうか。  クローン技術が生まれたことで可能になったことを考えると2つのことが挙げられる。 1つは、人間の食のために質の良い肉を持つ動物や、乳をたくさん出す動物を作り、 増やすことができるようになったこと。 もう1つは、新たな技術の発見につながるということだ。 これら2つに共通していることは、人間の生活をよくする点だ。 したがって、クローン技術とは人間の欲の追求の結果生まれた技術と言える。  しかし、1つめにあげた食のために生命を誕生させることには多くの問題点がある。 まず安全面だ。クローン技術で誕生した動物はまだまだ研究途中で、安全であると 断言できない。次に人間が勝手に生命を作り出すことに対しての倫理的問題だ。 この問題があるので人間をクローンで作ることはためらわれている。 クローン技術を使わずにできるのかと考えると、動物を育てる環境や育て方を見直し 研究する方法がある。  一方、良い点としては2つめにあげたように、クローン技術が新たな技術の発見に つながるかもしれないということだ。 「細胞」を例にしてこれまでの歴史を見ても、初めはコルクの観察から死んだ細胞を 発見したことから始まり、今では細胞についてほとんど解明されている。 最近では遺伝子組み換え操作やIPS細胞という技術もできており、クローン技術で 科学が発展した結果といえる。  このように考えると、クローン技術は人間の生活をよくするために生まれた技術だが、 欲のために間違った使い方をせず、人間の生活以外のところにも視野を広げて 正しく使う方法を見つける必要がある。