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濾紙電気泳動について

rei00の回答

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  • rei00
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回答No.3

 では私は後半を。と言っても,edogawaranpo さんの回答で十分とも言えるんですが。  edogawaranpo さんがお書きの様に,正(+)に帯電した分子は陰極(-)側へ移動し,負(-)に帯電した分子は陽極(+)側に移動します。もちろん,中性分子はどちらにも移動しません。  ここで,アミノ酸には (+)H3N-CHR-COOH ⇔ (+)H3N-CHR-COO(-) ⇔ H2N-CHR-COO(-) の3種の状態が存在する事を思い出して下さい。この中のどの状態で存在するかは,溶液の pH で決ります。当然,酸性になるほど左の状態が多くなります。edogawaranpo さんがお書きの「等電点」では真ん中の状態で存在し,分子全体としては中性になり,等電点より酸性側では正(+)に帯電し,等電点より塩基性側では負(-)に帯電します。  後は,「グルタミン酸、リシン、セリン」の等電点を生化学の教科書でお調べ下さい。

ayubatake
質問者

お礼

rei00さん、本当にありがとうです!! これで疑問解決できそうです。

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