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VG30DETTとVQ30DETT

Q1.Z32のVG30DETTとGTZ33のVQ30DETT(VQ30DETベースとのことですが)では、根本的なエンジン本体の違いはどういう点があるのでしょうか? 基本的には、V6DOHCで3000CC、ツインターボという認識をしています。VQがレーシングエンジンという事は別として、「ここが違う!」という点がありましたら教えてください。 Q2.VG30とVQ30をある程度限界までのチューン(若しくは同レベルのチューン)を想定すると、最終的にはどの程度差が生じ、どちらが先行するのでしょうか?

noname#115004
noname#115004

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  • patimon
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回答No.4

#1の者です。 具体的な重量の違いは…残念ながらはっきりとした数値まではわかりません。 ただし、先日新型ロードスターがデビューしましたが、 従来のロードスターがB型という鋳鉄製エンジンを積んでいたのに対し、 新型MZRというアルミ製エンジンを搭載した結果、 2リッターでありながら、B型の1.8リッターより大幅に軽量化できているとのことです。 鋳鉄製とアルミ製では、かなり重量面でアドバンテージがあるようです。 Z32になぜ最後までVQエンジンが搭載されなかったかは、理由は単純でしょう。 当時の日産の経営が瀕死的状況で、売れていないZ32に手を加える余裕がなかったからです。 MCでそれなりにお金をかければ、VQエンジンの移植搭載は可能だったと思います。 しかし今でもVQ30のツインターボ仕様は前述の通り市販車では存在しませんし、 もしやっていたら、Z32専用エンジンを新規開発することになったろうと思います。 しかしZ32は日本では2000年まで生産されていましたが、 主力市場となる北米への輸出は実は96年の時点で打ち切られていました。 ですから、ほとんど「ただ作っているだけ」だったZ32にかまっている余裕はなかったのです。 しかし、開発の現場では次期Zを作るという情熱は失われていませんでした。 上層部の許可なしに現場ではZの試作車を製作し、来る日に備えていました。 その情熱がゴーン体制の下認められ、ありなかったはずの新型Z(Z33)の開発に結びついたのです。 ks5519さんはやや日産のZへのスタンスに批判的みたい(笑)ですが、 現場におけるZへの情熱は並大抵じゃないですよ。 私はZ33のオーナーですが、そんな日産が好きですね。もちろん悪いところもありますが。 今書いたことは、下記URLの書籍に詳しいことが書いてあります。よければお読みになってはいかがでしょう。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334031013/qid=1126853617/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-2127093-4343518
noname#115004
質問者

お礼

patimonさん。 #1及び#4でのご回答、心より御礼申し上げます。 大変詳しく教えていただきまして、ありがとうございました。 大変良く理解できました。 私は社歴は、S30より始まり、現在ローレルを乗り継いでいますが、昨年Z32を買ってしまいました。 20年前に、事故でS30を廃車にしてから、「もう、Zには乗る事も無いだろう。」と思っていたのですが、赤の2シーターを見たとたん、買ってしまいました。 普段は、ローレルがありますので、Z32はお留守番が多いのですが、これは、「大切に」乗ろうと思っています。 「Z」が大好きです。日産スピリットに幸あれ。

その他の回答 (3)

回答No.3

先に投稿された方、本当に詳しいですね~ 追伸として、 VGエンジンは、キャビンを広げた高級セダン型の エンジンです。 最終型より2つ前(よは、3代前)の 「角・角」ローレル(上級モデルのみ) (今は、セフィーロと共にティアナに統合) も採用していました。 ちなみに最終型と、その前は、RBエンジンです。 また、故レパードも長年採用していたとです。 もちろん上級モデルのみ (忘れられた可哀想な日産車…) 以上~日産ファンより

noname#115004
質問者

お礼

ご回答いただきまして、ありがとうございます。 私も「日産ファン」です。 今後とも、宜しくお願いします。

  • VR-4
  • ベストアンサー率37% (3/8)
回答No.2

こんにちは。#1の方がほとんど正解を答えていますが補足として付け足して頂きます。 VGエンジンの弱点としてエンジン自体が重いのとボアアップなどが難しいところです。VGエンジンの1つ前はL型エンジンとなりますが、L型の長所といえばご存知の通リ、ボアアップが容易な点です。しかしVGはシリンダーと冷却水が通るところとの隙間があまりなくボアアップなどが大変難しく、ボアアップが出来たとしてもエンジンがパワーアップに耐えられなくなり、駄目になってしまいます。ですから、L型エンジンはメカチューンや、過給機の後付けなど多彩なチューンができ、今でもL型ファンがいます。ちなみにVGエンジンはインタークーラーの後付けか、ブーストアップなどが最善と思われます。 ちなみにVQエンジンはVGエンジンを進化させたエンジンとなります。私の記憶ではたしかその後直噴エンジンになったと記憶をしています。 またVGエンジンでもFF車に積まれていましたよ!!初代マキシマ(ブルーバードマキシマ)にはVGターボとノンターボがありました。

noname#115004
質問者

お礼

ご回答いただきまして、ありがとうございます。 また、エンジン内部の解説もいただき、感謝申し上げます。

  • patimon
  • ベストアンサー率25% (18/72)
回答No.1

VG型とVQ型では、まず世代が違います。 VG型はZ31/Z32フェアレディZ、Y31/Y32セドリック/グロリア、初代シーマ等の主力ユニットでした。 つまり、Z32では最終的に2000年まで積まれていましたが、基本的には80年代の日産V6エンジンといえますね。 しかしVG型は鋳鉄ブロックで重く、大きいという欠点があり、 また縦置き搭載を前提としたユニットのためほぼFR専用で、FF車に転用できないという問題も持っていました。 VQ型がはじめて搭載されたのは、たしか2代目セフィーロだったと思います。 初代セフィーロはR31スカイラインのフロアを流用したRB型直6&FRレイアウトのスポーツセダンでしたが、 2代目は横置きV6&FFレイアウトのパッケージに大変更しました。 で、前述のとおりVG型は横置きを考慮した設計ではなかったので、 補機類の変更で容易に縦置き/横置きのレイアウト変更が可能で、 アルミブロックを使用した軽量コンパクトなVQ型が開発されたのです。 その後、Y33セドリック/グロリアにも縦置きのVQが搭載され、 以後Y34セドリック、初代エルグランドのMC後、V35スカイライン、Z33フェアレディZ…と搭載車種がどんどん拡大され、 今では日産の主力ユニットとしてすっかり定着していますね。 ですから、VGとVQは同列上で比較するのは無理があると思います。設計からして10年も違うのですから。 Z32に搭載されたVG30DETTに関しては、熱対策等で大きな弱点があったようですね。 VQ30DETTは完全にGT専用のレーシングエンジンで、VG30DETTとは比較できないでしょう。 長くなりましたが、VG型とVQ型の違い、おわかりいただけたでしょうか。

noname#115004
質問者

補足

早速、ご回答いただきまして、ありがとうございます。 また、大変詳しく説明いただきましたこと、感謝申し上げます。 ・VG30とVQ30。根本的には、「ブロックの鋳物とアルミの違い」という認識で宜しいのでしょうか? ・また、重量的にはどれくらいの違いがあるのですか? ・なぜ、日産はZ32にVQ30をあたえなかったのでしょうか? スポーツカーでありながら、Z32は車両重量が1,500kgを超えてしまう点。 高い重量税に引いてしまった人もいるとおもうのですが? Z32の販売台数の減少に伴い、生産中止をし、Z33をリリースして「のほほん」としている、日産の「アホ」どもには呆れ返っています。 上記内容の回答もいただけたらと思います。

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