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病と哲学

noname#13805の回答

noname#13805
noname#13805
回答No.11

「最高の哲学は、人を心身とも最善の状態へと導く」 今あなたが何らかの病気を患って、その病気のために自らの精神の平安を保てないとしたら、多分あなたは自分の人生の哲学をさらに求め究めていく必要があるのではないかと思います(この様な言い方は現在のあなたには酷かも知れませんが)。  実際的に、病気というものが我々の精神を苦悩さす原因は、(1)肉体的苦痛の存在 (2)日常行動への支障 にあるのではないかと思います。長くなりますので、ここで(1)の肉体的苦痛についてだけ考えてみましょう。  病気に罹った患部が痛むのはなぜか。それは言うまでもなく、自らの精神にその箇所が破壊されていることを知らせるためです。痛みの存在理由はそれ以外にないでしょう。ではそこで、我々の精神はそのことにいかに対応するか。痛みから生ずるあなたの苦悩は、まさにその対応の仕方が分からないことから生じていると言ってもいいのではないかと思います。痛みの目的が、我々にそれを感知させるためにあるのなら、その目的に応えてやれば良いのです。すなわちその痛みをジックリ味わうのです。気持ちを集中してその痛みをジックリ意識すると、痛みの発生理由(我々に組織の破壊箇所を知らせる)が消滅し、痛みそのものも無くなっていくはずです。普通、我々の精神は、痛みというものを味わいたくない、痛みというものを無視したいとするので、痛みがその目的を果たせず、いつまでも我々を追いかけてくるのです。痛みを実際にジックリ意識すれば分かりますが、意識し始めると痛みが消えて替わりに患部の血管がドキドキと脈打つの感じられます。その時にこれが痛みの正体であったのかと気づくのです。  ただ実際問題として、痛みを意識するにはあまりにもその痛みが大きい、あるいはこれまでその痛みを無視しようとし続けて来たのに急にその精神パターンを変えられない、などの問題があります。ではどうすれば良いか。あなたの精神を少しずつ変化さすことです。 痛みを意識するのに、最初は数秒の間だけ試してみる。それを何度もチャレンジして、次第に意識する時間を長くするようにしていきます。患部を手で触りながら行うとなおさら意識しやすいでしょう。しかし意識の途中で嫌になったらすぐ止めることです。あなたの精神を導くことが目的ですから、いやいやおこなっても意味がないのです。  補足として、患部を意識することが医学的にはどのような意味をもつかと言えば、意識すると肉体のその部分に血液が集まり新陳代謝が促進され、それによって患部の毒素が速やかに排除されやすくなる、ということでしょうか。意識の集中が肉体に影響を与えることを確認したければ、人差し指の指先を顔の目と目の間に近づければ分かるでしょう。目と目の間に血液が集まりむずがゆくなります。

manabu3345
質問者

お礼

>その病気のために自らの精神の平安を保てないとしたら、多分あなたは自分の人生の哲学をさらに求め究めていく必要があるのではないかと思います。 はい、保てません;;それがかなり悲しいです。 >痛みから生ずるあなたの苦悩は、まさにその対応の仕方が分からないことから生じていると言ってもいいのではないかと思います。 はい、ズバリそうです。とてもあいまいです。 なるほど。たしかに痛みから逃れようと、避けたりしていました。発想の転換で、味わうのですか、やってみます! どうもありがとうございました!

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