• ベストアンサー

この超越方程式解の解き方

sinh(λl)*cos(λl)+sin(λl)*cosh(λl)+(λl)*{cosh(λl)*cos(λl)-1}=0   (l=L) という式で、λlを求めるのですが、cosh*cosで割ったり、パソコンで数字を当てたりしてみましたが解くことができません。もう少し短い式だったなら解けたかもしれないのですが・・・。 どなたかこの式の行き着く先、もしくは解の求め方を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.3

元の方程式の左辺を f(x) と書きます. y = f(x) のグラフが x 軸を切るところの x の値が 元の方程式 f(x) = 0 の解です. だから y = f(x) のグラフを描いてみれば様子がわかるということです. ところで,f(x) には cosh(x) や sinh(x) が含まれていて, cosh(x) = (1/2) (e^x + e^(-x)) sinh(x) = (1/2) (e^x - e^(-x)) ですから,x が大きくなると e^x が効いて cosh(x) や sinh(x) の値はべらぼうに大きくなります. で,sin(x) や cos(x) がありますから, f(x) の関数値は正になったり負になったりするでしょう. つまり,x が少し変化するとき, f(x) の値は 10^10 から -10^10 まで変化する, などということが起こります(数値は,例えば,ということです) これではグラフはまともに描けません. 諸悪の根元は e^x がどんどん大きくなることにありますから, e^x で割っておけば良いわけです. e^x はゼロになりませんから,方程式としては f(x) = 0 も f(x)/e^x = 0 も同じことです. g(x) = f(x)/e^x のグラフなら,f(x) の時みたいなことは起こりません. ただし, cosh(x)/e^x という表現にしますと, べらぼうに大きな値 cosh(x) をやっぱりべらぼうに大きい e^x で割る, ということになり,数値処理上のトラブルの元です(ここらへんは処理系に依存します). cosh(x)/e^x を書き直して cosh(x)/e^x = (1/2) (1+e^(-2x)) としておけば, そういう問題は起こりません. 式の上では等価な表現でも,数値計算をするときは多少注意が必要です.

その他の回答 (6)

回答No.7

ExcelでNewton法をするには次の様にするとできます。 (1) 1列目のセルA1 に解の初期値を入力する。 (2) 解きたい方程式が f(x)=0 であるとき、2列目のセルA2 に   =A1-f(A1)/f '(A1)  を数式として入力する。 (3) ドラッグアンドコピーで2列目の数式を繰り返しの回数だけ   下のセルにコピーする。 ここでf(x)=cos(x)sinh(x)+sin(x)cosh(x)+x*(cosh(x)cos(x)-1) とすると f '(x)=3cosh(x)cos(x)-x*cosh(x)sin(x)+x*sinh(x)cos(x)-1 なのでA1, B1, C1,…のセルに PI()/2, 3*PI()/2, 5*PI()/2…と入力し、A2 に  =A1-(COS(A1)*SINH(A1)+SIN(A1)*COSH(A1)+A1*(COSH(A1)*COS(A1)-1))/(3*COSH(A1)*COS(A1)-A1*COSH(A1)*SIN(A1)+A1*SINH(A1)*COS(A1)) と入力し、他のセルにコピーするとできます。

回答No.6

No.3 の回答は(cosh(x)*cos(x)-1) を(cos(x)*cos(x)-1)と見誤ったための間違いでした。さてxが少し大きくなるとsinh(x)やcosh(x)がかかっていない項を無視すると  cos(x)*sinh(x) + (sin(x)+x*cos(x))cosh(x) = 0 で近似できるでしょう。さらにsinh(x) とcosh(x) をほぼ等しいとすると  x = -1 - tan(x) y=x と y= -1 - tan(x) のグラフを書くと分かるように交点はほぼ-tan(x)が発散する  x= π/2, 3π/2, 5π/2, … になります。 x=0 以外の解の第1近似としてはこれを取るのがよいでしょう。これを初期値としてニュートン法で計算すると  x= 1.71081, 4.89277, 7.96446, … となりました.

回答No.5

下の私の回答は誤りです。申し訳ありません。やり直します。

回答No.4

xが少し大きくなるとsinh(x)やcosh(x)は x*(cos^2(x)-1)より圧倒的に大きくなるから方程式は  cos(x)*sinh(x) + sin(x)*cosh(x) = 0 で近似できるでしょう。さらにsinh(x) とcosh(x) をほぼ等しいとすると  cos(x) + sin(x) = √2 sin(x + π/4) = 0 より  x= 3π/4, 7π/4, 11π/4, 15π/4, … x=0 以外の解の第1近似としてはこれを取るのがよいでしょう。これを初期値としてニュートン法で計算すると  x= 2.09422, 5.31304, 8.63829, 11.7810 … となりましたが…

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.2

siegmund です. > Excelで解く場合はどのようにやればよろしいんでしょうか? ツール => ソルバー でできるようですが, 私は使ったことがありません. 詳しい方,よろしくお願いします. f(x) のグラフを描いてみると様子がわかるはずですが, No.1 で書きましたように,関数値は指数関数的に増えて値が爆発するので, f(x) そのものではなく g(x) ≡ f(x) / e^x のグラフを描くのがよろしいでしょう. 単に cosh(x)/e^x としてしまってはトラブルの元ですから cosh(x)/e^x = (1/2){1+e^(-2x)} のように書き換えておくのがベターと思います.

whnbatto
質問者

お礼

難しい質問に回答してくださってありがとうございました。実言うと回答見ても理解できてません。すいません。

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.1

面倒なので λl の代わりに x と書きます. 一目見てわかることは ○ x=0 が解になっている. ○ 正負対称の解がある(x=a が解なら x=-a も解) ですが,もちろん一般解を求めるのは不可能です. 以下,x>0 に話を限り, 方程式の左辺を f(x) とします. x が大きいとき sinh(x) ~ cosh(x) ~ (1/2)e^x ですから, 式の形からして f(x) は非常に激しく振動する関数になっていて おそらく無限個の解があるでしょう. 手抜きで Mathematica の FindRoot にやらせました. 0 に近い解(10 以下のもの)は x=0, 1.71888, 4.89277, 7.96446, ... でした.

whnbatto
質問者

補足

Mathematicaなどは全く分からなくExcelしか分からないのですが、Excelで解く場合はどのようにやればよろしいんでしょうか?

関連するQ&A

  • 複素数を含む三角関数方程式の問題

    皆さんよろしくお願いいたします。 zは複素数でa>0,b>0,k>0のとき (a+b)・√z・cosh(k√z)-(ab・z+1)・sinh(k√z)=0 を満たすzを求めよという問題です。 coshとsinhを指数に変えたり、cosやsinへの変換を行ってますが、解けません。 ご存知の方、よろしくお願いいたします。

  • sin(a/2){-cos(a/2) + cosh(a√3/2)=0 のaの値は a=2nπ (n=0,±1,±2,・・・) ですか? なんか表現が違うような感じがしてきました。 他にも解はありますか?

  • 複素関数cos(z)の微分について

    w=u+iv=cos(z)とおいたときに,wがzの全域でコーシー・リーマン方程式(∂u/∂x=∂v/∂y,∂u/∂y=-∂v/∂x)を満たすことを示し,微分係数を求めよ.(z=x+iy,iは虚数単位) と言う問題です. 解答を見てみると,  cos(z)=cos(x)cosh(y)-isin(x)sinh(y) の加法定理の関係式を使い,  u=cos(x)cosh(y)  v=-sin(x)sinh(y) したがって,  ・∂u/∂x=-sin(x)cosh(y)  ・∂u/∂y=cos(x)sinh(y)・・・I  ・∂v/∂x=-cos(x)sinh(y)  ・∂v/∂y=-sin(x)cosh(y)・・・II よって,コーシー・リーマン方程式を満たしている. となっていました. 疑問なのは,複素関数cos(z)の微分について調べているのに,IとIIでそれぞれcosh(y),sinh(y)の微分をしていることです.  cosh(y)=cos(iy),isinh(y)=sin(iy) なので,これも複素関数の微分となり,ここでは使ってはいけないのではないのでしょうか? ほかの方法があれば教えてください.また,  {cosh(y)}'=sinh(y),{sinh(y)}'=cosh(y) となる理由もよろしくお願いします.

  • 微分方程式の解方

    途中の式の抜粋になるので 足りない条件があるかもしれませんがお願いします。 X"(x)-(λ^2)X(x)=0 Y"(y)+(λ^2)Y(y)=0 が得られ、これらの一般解が X(x)=c1sinhβ(c2-x) Y(y)=c3cosβy+c4sinβy が得られY(0)=Y(b)=0よりc3=0,sinβb=0 よって βb=nπ   とあったのですが何故そう成るのか分りません。 Y(0)=Y(b)=0は元々の条件として与えられているようです。 どなたか分る方教えてください。お願いします。

  • 三角関数

    sin^2x+cos^2x=1 なんですが、 sinh^2x+cosh^2x も、=1 なんでしょうか? 教えてください、お願いします。

  • 助けてください(微分方程式)

    dy/dx=y・coth(x)+sinh(x)・cosh(x) の一般解の求め方がどうしてもわかりません。 どなたかわかる方教えてください。

  • 相異なる解を4つ持つ方程式について質問です。

    f(θ)=-cos^(2θ)+2sinθcosθ+7/2について、 t=sin2θとしたときの方程式f(θ)=t^2+t+5/2 を考えたとき、 f(θ)=a(定数)が相異なる解α、β、γ、δをもつとき、その和はいくらか? という問題ですが、どのような流れで解いたらいいのでしょうか。 9/4<a<5/2 ということと、 一つのtに対してθが二つ対応することまでは想像できるのですがここからが考えつきません。

  • 解が三角関数で表される2次方程式

    解が三角関数で表される2次方程式 aを正の定数とし、Θを0<=Θ<πを満たす角とする。このとき、2次方程式2x^2-2(2a-1)x-a=0の2つの解がsinΘ,cosΘであるという。a,sinΘcosΘであるという。 a,sinΘ,cosΘの値をそれぞれ求めよ。 与えられた2次方程式に対し、解と係数の関係からsinΘ+cosΘ=2a-1・・・・(1) sinΘcosΘ=-a/2・・・・・(2) (1)の両辺を2乗すると,sin^2Θ+cos^2Θ=1であるから1+2sinΘcosΘ=(2a-1)^2 これに(2)を代入して整理すると a(4a-3)=0 a>0であるからa=3/4 教えてほしいところ sinΘやcosΘは取り得る範囲が決まっていますよね??? よって、sinΘ+cosΘ=2a-1・・・・(1) sinΘcosΘ=-a/2とおいた時点でaの取り得る範囲が制限されるはずです。 よってa>0という条件に加えてさらにaの取り得る範囲は狭まるはずです。 ふつうの方程式のように解けば当然、そのようなことは考慮に入れていません。ですので、範囲の確認が必要なはず。 なのになぜ、a>0という条件しか確認しないんでしょうか???

  • パラメータ付き超越方程式の解の滑らかさ

    先日Besselの零点とかいう変な質問をしてしまったのですが、再度考えなおした結果、次のような問題に帰着しました。 sin x + {x/√{2ta^2-x^2}}cos x = 0 という超越方程式を考えます。ただし 0<x<√{2t}a,t>π^2/{8a^2},aは正の定数とします。この超越方程式はx=0が解ですが、0<x<√{2t}aの範囲に少なくとも一つは解が存在することはグラフを見ればすぐにわかります。そこで、0<x<√{2t}aでの解のうちで最小のものをr(t)と書くことにします(a>0は定数とみて動かさないことにします)。このときr(t)がtについての連続関数になるのは直感的に自明なのですが、微分可能性や、より高階の微分可能性、あるいは実解析的か?ということを考えたいのですが、何かよい方法をご存知の方いらっしゃいませんか? 最近mathematicaやmapleの使い方を勉強したりしているのですが、まだ使いこなせてはいないです。計算機を援用する方法でもありがたいです。よろしくお願いします。

  • 超越方程式

    前の質問を締め切っていないのに新しい質問をさせて頂きます。いわゆる超越方程式は四則やベキ根では解けませんが、解を初等関数で表わせれば十分と思われます。超越方程式も全てが解けないわけではない(例えばlog(sin x)=a の解はx=Arcsin(exp(a)) )と思いますが、どのような場合に解を初等関数で表わせるかについてある程度一般的な理論はあるのでしょうか。  また初等関数の有限回の合成では表わせないが無限回の合成で表わせる場合もあります。例えば弧長が1で弦と円弧の距離が0.2の扇形の角を求める方程式は  1-0.2x = cos(x/2) になりますが、この解は   X[n+1] = 2 Arccos(1-0.2 X[n]) という数列の極限になります。ある初等関数の無限回の合成は他の初等関数を用いても有限回の合成では表わせないということについて私はある「証明」を思い付きました。  「無限回の合成がある極限に収束するならば、その値は(ある範囲で)初期値の取り方に依存しません。しかし初等関数の有限回の合成が定数になるのは  (sin x)^2 + (cos x)^2 = 1 のような場合しかありません。したがって無限回の合成が他の初等関数の有限回の合成に等しくなることはない。」 というものですがこのような証明でよろしいでしょうか。