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ラグランジュの方程式を用いた中心力ポテンシャルの問題です。

下記の問題について、途中でつまづきました。 「質点mの軌道が、2次元極座標(r、φ)の原点を通る直径dの円となることが可能であるような中心力ポテンシャルU(r)は、U(r)=-Kr^(ーn)の形になる。定数Kと指数nを求めよ。ただし、運動面に垂直な角運動量の成分をLとする。 (原点Oから質点mまでの距離をr、Oから中心を通る、すなわち直径をd、rとdのなす角をφとしています。)」 r=d・cosφとおき、tで微分し r(ドット)=-dφ(ドット)sinφ を得ました。この次にラグラジアンL=T-Uより、 L=m/2(r(ドット)^2+r^2φ(ドット)^2)-U(r) となりますが、この式が中心力の場合φに依存しないということらしいです。なぜr(ドット)にφが含まれているのにφに依存しないのでしょうか。φに依存しない場合、運動量∂L/∂φ(ドット)=mr^2φ(ドット)が運動の定数になるそうなのですが・・・。 φに依存しない理由を教えてください。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tomtom_
  • ベストアンサー率39% (43/110)
回答No.2

φに依存しないのは,φが含まれていないからじゃないでしょうか.ラグラジアンの運動エネルギーの式を見ると, r(ドット)=-dφ(ドット)sinφ じゃなくて, r(ドット)=√(r(ドット)^2+r^2φ(ドット)^2) を使っているように見えます. だから,r(ドット)の式にもφは含まれていないので,φに依存しないことは理解できると思います.

goanexy123
質問者

お礼

ありがとうございました!非常にわかりやすかったです!

その他の回答 (1)

  • ojisan7
  • ベストアンサー率47% (489/1029)
回答No.1

オイラーの運動方程式を解けば、すぐに求めることができると思います。 φに依存しない理由は単純です。 ∂L/∂φ(ドット)=0 となるからです。

goanexy123
質問者

お礼

式を変形してみたら簡単に理解できました。ありがとうございます!

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