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マーケティング入門のある不明点、教えてもらえませんか。

「経験効果」は製品ポートフォリオの前提となる重要な概念である。それはなぜですか。 「マーケティング入門」ページ171にある問題ですけど、考えれば考えるほどわかりません、みんな助けてください。 

質問者が選んだベストアンサー

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  • sad-No1
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回答No.2

 価格競争の場合に低コストが実現されると、大企業であれば、大量生産によって設備投資などの固定費を低減でき規模の経済性がはたらくと考えることができます。経験効果によって労働力や作業の効率化を図ることも可能であり、単位あたりのコストを削減することができます。  価格競争では、低コストが実現すると、ライバルよりも商品やサービスを低価格で提供でき、より大きなシェアを獲得することが可能です。あるいは同一価格で同じ製品やサービスを提供するのであれば、より大きな利益を得ることができます。  コストを下げる手段として、規模の経済の追求と経験曲線の理論があります。例えばメーカーなら、大量生産によって設備投資等の固定費が低減でき、経験効果によって労働力や工程の効率が上がり、単位あたりのコスト削減が実現できるのです。    下記のURL経営学用語(野村総合研究所)関連サイトと規模の経済と経験曲線についてまとまっている資料です。もしよかったら確認して見てください。 http://www.nri.co.jp/opinion/r_report/m_word/index.html http://pweb.sophia.ac.jp/~takeno-h/cost_experimence2.pdf    

その他の回答 (1)

  • sad-No1
  • ベストアンサー率65% (215/326)
回答No.1

 経験曲線とは、累積生産量の増加が生産効果を上昇させ、単価あたりのコストが下げるとう考えです。これを踏まえて、各事業・製品を市場成長率(製品ライフサイクルの各ステージに対応)と市場占有率(累積生産量に対応)とによって、4タイプに分類していきます。  (1)「スター」=高成長・高シェア。利益率高い。資金も必要。  (2)「金のなる木」=低成長・高シェア。収益多く、貢献度最大。  (3)「問題児」=高成長・低シェア。資金必要。将来性アリ。  (4)「負け犬」=低成長・低シェア。資金はあまり要らない。        |   |        | (3) | (1)        |―――――――        | (4) | (2)        |   |         ――――――――    ↑    市場成長率  市場占有率(収益性)→  PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)理論の基本概念が説明できます。PPMは、多角経営を行なう大企業向けの経営手法で、各事業・商品群を4象限に分類し、それぞれの評価と方向性を提起し、戦略的な資金配分を行ないます。  一般的には、「金のなる木」が稼いだ資金を、やがて衰退するであろう「スター」と将来性のある「問題児」に回して、「スター」を「金のなる木」の後継者に、「問題児」を「スター」の後継者に育て上げます。この循環が続く限り、企業はいつまでも安泰ということになります。「負け犬」は可能性がなければ切り捨てることになります。 ・経験曲線とは  コンサルティング会社のボストン・コンサルティング・グループなどによって概念化されたもので、「製品の累積生産量が2倍になると、単位あたりコストは20~30%低減する」という生産量とコストに関する経験則のこと。 ・経験曲線効果の発生原因  1)習熟効果:作業者が経験を積むことによってコストが低減する。  2)専門化:特定の作業を専門化することによってコストが低減する。  3)製造方法の改善:新たな製造方法の開発及び改善によってコストが低減する。  4)資源ミックスの改善:投入資源を変更することによってコスト低減を図る。  5)標準化:標準化を図りコスト低減する。 【参考文献】 ・『図説経営学演習』岸川善光著,(2002),同文館出版  参考になれば幸いです♪

nobody128
質問者

お礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。 僕は日本語を母語としない留学生なんですけど、日本語の理解はまだまだかもしれません。でも、なぜ「経験効果」は製品ポートフォリオの前提条件になれるかまだ明らかにわかりません。 sad-No1さんのおっしゃったとおり、「経験効果」またはボストンの「経験曲線」はPPM管理のなかで欠かせない重要性があるとわかりました。 でも、1、単価あたりのコストが下げるのは「規模の経済性」の要因も忘れられないではないでしょうか。 2、この問題について僕の理解は:前提というのはある事が成り立つためのもとになる条件です。だから、「経験効果」があれば、製品ポートフォリオ管理というマーケティング管理方法が成り立ちます。この点から、二つの物事の関係はいったいなんなんでしょうか検討してよいと言えるか。ここは言わないで、いくら経験効果の重要性を挙げても、説明不十分だという気がします。 ごめんね、失礼のことを言っちゃって。 ご返事首を長くお待ちします。

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