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日本の木材自給率の低さについて

日本の国土のほとんどが森林であるのになぜ国産の木材を使わずに輸入するのでしょうか?どうして、これほど日本の木材自給率は低いのでしょうか? 疑問に思いネットで調べようとしたところ(木材自給率が)低い、低いとは書いてあるもののなぜ低いのかが書いてありませんでした。国産木材の価格が高いからだけではないような感じがします。 たとえば、住宅建築に国産木材を使用しようとするとその木材は人工林から伐採してきたものですよね?国内の木材を国内のどこかで使用するのであれば移動させる費用も海外から運んでくるよりずっと安いはず。それなのに、この木材自給率の低さは何なのでしょうか? 参考になるようなサイトがあればどしどし教えてください。 よろしくお願いします。

  • 農学
  • 回答数5
  • ありがとう数21

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • daisyan
  • ベストアンサー率46% (64/137)
回答No.4

 国民が家を作るときに、外材を使うか国産材を使うか、自給率を左右すると思います。  私は40年前に家を作ったときに、大工さんは米つが(アメリカ産の柱材)を使うことを勧めました。安いということのほかに、見た目が柾目で綺麗でした。しかしそれは新築当時の話で、年々黒ずんできて、あっという間に見苦しい様相になりました。  一方、20年前に100年以上経った古い家を買い、移転しましたが、その家の柱などは年輪=凹凸という有様で若い建築家は解体移転を中止を勧めたほどでした。しかし移築した家は年々趣を増し、昔ながらの国産材の家の素晴らしさを見せ付けております。  国産の杉檜の良さは100年以上住まってみて初めて分るものであり、現代に生きる短絡的な人々は当座の外材の外観に惹かれる限り、輸入木材の利用が増えるのはやむをえないことでしょうか。

bruelight
質問者

お礼

ご自身の体験談をどうもありがとうございました。 やはり、日本の古民家は素晴らしい物がありますね。 お礼が遅くなり申しわけありません。

その他の回答 (4)

  • woodlot
  • ベストアンサー率16% (1/6)
回答No.5

現在は、国産材と外材との価格差はほとんどありません。 国産材は安定供給(定時、定量、定価)されないので、大口需要者は安定供給され、価格も若干安い外材を使います。 なぜ安定供給されないのか? 北米の場合、森林所有から製材、販売までを1社で行なっている。 北欧の場合、森林所有は細かいが、それをマネージメントする仕組みがある。 日本の場合、森林所有は細かく、林業、素材生産、製材、流通と何層ものステップが介在する。 なぜ価格が安いのか? 北米の場合、伐採のスケールが大きい。森林は工場の資材庫のようなもので、需要に併せて何時でも伐採できる。 日本の場合、伐採のスケールが小さい。所有者の家計の都合で伐採が行なわれる。

bruelight
質問者

お礼

>国産材と外材との価格差はほとんどありません。 新情報ありがとうございます!思いもよらないことです。 外材は、好きじゃないんですよ。 お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

  • Esro
  • ベストアンサー率40% (4/10)
回答No.3

国産材が売れないのは主に外材の価格が国産材のものより安いからだと思います。たしか為替レートが固定相場だった1ドル360円からだんだん安くなっていってそのうち今のように100円くらいになったことによって今までは1ドルの木は360円出して買っていたものが100円で買えるようになったというのがひとつの理由だそうです。海外からの輸送コストを考えても外材のほうが安いそうです。国産材は山からの切り出し、輸送にやはりコストがかかり、日本の場合は人件費が高いのでこれがばかにならないというのも理由の一つでしょう。 また建築用材は乾いた木でないと使えないのですが外材はすでに乾いていて国産材は乾いていないので建築業者のほうでそれをストアして乾かすスペースや時間が必要となり、欲しいときに欲しい木がすぐに手に入るという意味で外材は魅力的なのだと思います。 日本林業の衰退はもちろんあります。戦後に住宅不足から木を植えれば売れる時代がありました。そのときには林業は上り調子でよかったのですが外材に押され始めてだんだん林業をやる人が減ってきました。日本のように林地=急斜面では大型機械の導入が難しくなかなか作業能率が上がらずにコストが抑えられないのです。作業能率はスウェーデンの10分の1もなかったと思います。 さらに3K(きつい、汚い、危険)などと言われるように現在の林業はイメージもよくありません。それにより若者の林業参加も多くないのが現状でしょう。 少し話がそれますが、これにより放置された人工林が今のスギ花粉のもとだったりするんですよね。 材の質としてはやはり日本のもののほうがよいという意見も多いですが本当かはわかりません。節穴の少なさなんかは確かに高級国産材にかなうものはないみたいですが。 日本の林業が全部だめかというとそうでもなく、がんばっているところもあります。 速水林業さんなんかはうまくいっているいい例だとおもうのでHPをみてよかったら質問などをしてみてはいかがでしょうか↓ http://www.re-forest.com/hayami/ 今の日本では木を伐って搬出してという過程にコストがかかりすぎてなかなか儲けられないそうです。 でも少しでも多くの人がこのように林業や森林に関して興味を持ってくれるとうれしいですね。

bruelight
質問者

お礼

大変詳しくありがとうございます。 高級国産材にまさるものはないと思っています。このようなよい木材があるのだから日本人はもっと目を向けるべきですね お礼が遅くなり申し訳ありません

  • TK0318
  • ベストアンサー率34% (1261/3651)
回答No.2

いくつかの要因があると思いますが、1つには林業に携わっている人が少なくなっていて(後継者不足も深刻)そのため生産性そのものが少ないためと思われます。(つまり資源はあるのにそれを生かしきれない) 生産量が少ないわけですから当然自給率は下がります。

bruelight
質問者

お礼

なるほど!そういうこともありますね。 お礼が遅くなり申し訳ありません。

  • chitta1
  • ベストアンサー率32% (274/834)
回答No.1

あまり参考にならないと思いますが・・・。 木の成長の度合が中南米に比べて遅いからではないですか? 気候的に大量生産なんて日本では出来ないように思えます。

bruelight
質問者

お礼

そうですねー、それに乾燥させるのに時間かかりますしね。 お礼が遅くなって申し訳ありません。

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