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穀物の自給率

日本の食料自給率は先進国の中でも低いですが、その中にあって米はほとんど国内生産で賄えています。 では、なぜ米だけ自給率が高いのでしょうか? また、大豆・小麦・トウモロコシなどの他の穀物はなぜ輸入に依存しているのでしょうか?

noname#128118
noname#128118
  • 農学
  • 回答数7
  • ありがとう数13

みんなの回答

  • shift-2007
  • ベストアンサー率14% (143/1013)
回答No.7

作るのが楽だからです。 機械化や基盤整備、農薬すべてが他の作物と比べようも無いくらい体系化されています。 手順さえ知っていればこれほど作るのに楽な作物は無いと思います。 お米を作っている農家はほとんどが兼業農家です。 要するに土日あればお米は作れるわけです。 また、農作業を外注する農家も増えているようです。 田植えや稲刈りを業者に頼むんです。 人にやってもらうのですから高齢化の影響が小さいのです。 現在ではお米を作っているのはお百姓さんとは限らないんです。

noname#128118
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 専業農家も減ってますし、必然なのかもしれませんね。

  • hirosi3
  • ベストアンサー率50% (72/143)
回答No.6

●コメは高い関税に守られて、自給率が高い  日本の食料自給率は次の通り。  食料自給率(平成18年・概算)%   米94%、(うち主食用)100% 小麦13% かんしょ92% ばれいしょ76% 大豆5% 野菜79% みかん94% りんご56% 果実全体39% 牛肉43% 豚肉52% 鶏肉69% 鶏卵95% 牛乳・乳製品66% 食用魚介類59% 海藻67% 砂糖32% 油脂類13% きのこ類81%  飼料用を含む穀物全体の自給率27% 主食用穀物自給率60% 供給熱量ベース総合食料自給率39% 生産額ベース総合食料自給率68% 飼料自給率25%  平成18年度のコメ輸入量は799,000トン。ウルグアイラウンドで輸入が義務づけられているのは767,000トン。なぜコメの自給率が高いのか、と言えば、高い関税のため輸入が義務づけられている量よりも多くは輸入されていない、ということです。600%とか700%の関税と言われています。これでは輸入しても価格が高くて消費者は買いません。政府が義務で輸入するコメは主食用ではなく、海外の被災地の救援用とか、焼酎の原料にするとか、あるいは家畜の餌にしよう、といった目的で消費されています。  コメ以外の食料も国産は価格が高く、各種補助金でなんとか5%とか10%の自給率を保っているのが現状です。  農水省のホームページ「食料自給率の低下と食料安全保障の重要性」 http://www.kanbou.maff.go.jp/www/anpo/sub13.htm によると、「国内500万haに加え、海外に1,200万haの農地が必要  このような私たちの食生活は、国内農地面積(476万ha(平成14年度))とその約2.5倍に相当する1,200万haの海外の農地面積により支えられています」とある。つまり100%自給するためには、日本の国土を3.5倍にしなければならない、あるいは、江戸時代の人口にしなければならない、ということです。

noname#128118
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 国内農業は保護無しには成り立たない状況なんですね・・・。

  • megira
  • ベストアンサー率50% (160/319)
回答No.5

米については、極めて高率の関税で、事実上、輸入を禁止しています。 そのため、そのペナルティーである義務的輸入量が国家輸入されているだけです。 穀物に分類される飼料用トウモロコシは100%輸入ですが、 人間が食べるトウモロコシ(スイートコーン)は、実は野菜に分類されており、こちらはほぼ国内産で自給できています。 http://www.famic.go.jp/public_relations_magazine/kouhoushi/question_and_answer_of_food/qa53.html 大豆は、植物油製造用に大量に輸入しているため自給率が非常に低いですが、普通に料理して食べる分は、4分の1くらいは国内産です。 http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/qa/kid/kidqa030805.htm 小麦の場合、国内産は外国産より品質が劣ると言われていますし、 http://www.maff.go.jp/soshiki/nousan/kikaku/ikiikinews/mugikadai_no19.pdf 特殊な補助制度による補助金が収入の大半なのですが、 http://ameblo.jp/agri-8/entry-10060851120.html 国際協定によって、増産を促すような補助金は禁止されているのです。 それに、他の方が回答しているように、全部を国内生産するには、農地が全く足りませんしね。 http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/6.html

noname#128118
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 米の輸入規制は、やっぱり国内農業を守る保護政策なんですね! 国産の小麦の品質が劣るというのは知らなかったですね~。国内産の需要が無いなら、自給率が低いのは納得です。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.4

日本だと, どう頑張っても自給率が 50% 程度にしかならないという話があったような気がします. つまるところ人口が多いわりに耕地として使える面積は大きくないので「ない袖は振れない」だけなんですが. となると, もう「少ない自給率をどこに割り振るか」だけの勝負で, (今の) 日本は米に重点を置いた, と.

noname#128118
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 別に他の作物でもいいような気もしますが、「なぜ米なのか」というところも知りたかったです。

  • fumi26
  • ベストアンサー率82% (161/194)
回答No.3

課題は耕地面積の制約と農業従事者の高齢化による耕作放棄地の増加です。 日本の耕地7割は水田で、昭和38年前後にやっと自給率100%を達成しました。その後、経済発展とともに飽食の時代を迎え、輸入された魚、肉、野菜、加工食品等々さまざまな食品が流通しています。日本では食生活が豊かになることは、必然的に食料自給率を下げることです。畜産がその典型で、米生産量の2倍のトウモロコシが飼料用に輸入されています。マイロなどなじみの薄い穀物も飼料用に輸入されています。欧州の農業政策は自給率の向上、余剰農産物の輸出です。地平線の見える広大な農地をあの島国イギリスも持っています。しかし、人口が多く耕地に制限がある日本では、自給率の向上は農水省の予算獲得のお題目にすぎません。輸出国との関係を良好に保ち、工業製品を高価に販売することしか、生き残る方策はないと感じます。いまさら、1菜1汁の食事に満足し、肉や卵を食べない運動など、誰も関心を持たないでしょう! http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/qa/alt/altqa020425.htm http://www.starch-touka.com/qa_t.html

noname#128118
質問者

お礼

消費がそんなに大きいとは知りませんでした。日本の生産だけでは無理ですね。 ありがとうございます!

  • taro1121
  • ベストアンサー率43% (178/409)
回答No.2

政策で強い輸入規制をしているからです ジェトロ(JETRO:日本貿易振興機構)の 輸入に関する基本的な制度 http://www.jetro.go.jp/jpn/regulations/import_10/04A-000913 ちょっと難解な文章ですが勉強してください 自給率が低い作目は、これがないわけです 牛肉・オレンジの輸入自由化なんていうニュースはご存知ないかな? 最近だとFTA問題という取り上げ方しているかも

参考URL:
http://www.jetro.go.jp/jpn/regulations/import_10/04A-000913
noname#128118
質問者

お礼

国内農業の保護だったんですね。 確かに米の輸出入を自由化したら価格の面で太刀打ちできないですもんね。 ありがとうございます!

  • t-rac
  • ベストアンサー率45% (623/1362)
回答No.1

近所の方に聞いた話なんですが、 私の住んでいる地域で、米と麦(小麦)の栽培を比較すると、 米の収量は約9俵/10a 麦の収量は約5俵/10a 売価は 米約12000円前後/俵 麦約5000円前後/俵 ということは、 米は10aで約10.8万円 麦は10aで約2.5万円 ↑これだけ見れば分かりますよね!? 北海道なんかでは麦(小麦)の栽培が多いみたいですが、水田にならない畑で栽培しているのだと思います。

noname#128118
質問者

お礼

日本の農家は米を作った方が儲かるってコトですね! でもこれだけ収益性があるなら、外国も米を作って日本に輸出したいはずですし、補助金制度とか輸出制限とかも関係してそうなので、その辺も答えていただけたら嬉しかったです。 でも農家の現場の状況が分かったので良かったです。ありがとうございます!

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