レイプもののアダルトビデオについて

質問

上家法子さんが殺害された事件で、報道によると福本容疑者はたびたび女子高生もの特にレイプもののアダルトビデオを好んでみていたそうです。僕が疑問に思うのはこういったビデオの存在自体です。
　レイプは刑法第１７７条で取り締まられている立派な犯罪です。
　「探偵もののビデオも殺人シーンが盛り込まれているじゃないか」といわれる方もいると思いますが、どのビデオでも何の脈絡もなくいきなり殺人シーンから始まって殺しに殺した挙句、みんな死んで終わりというものはないと思います。
　殺人を肯定する気にはなれませんが、みんなそれぞれ理由があってどうしようもなくなった結果、殺してしまうというのが大多数だと思います。そして、そういうビデオは何も殺人シーンを中心にもってきているのではありません。（確かにジェイソンなどのホラー映画はたいていの人は死にますが、それらでも生々しい殺人シーンはカットされているのが多数で、むしろ中心は殺されるまでにいたる恐怖ではないでしょうか。）
　しかし、レイプもののアダルトビデオはいきなりレイプシーンから始まって、めちゃくちゃにした挙句に終わるのがたいていではないでしょうか？確かに登場する女性は嫌がってはいますが、結局は男性の目的が達せられてしまうのです。
　僕もレイプもののアダルトビデオを見た人が全員性的な犯行に及ぶとは思っていません。使い方次第だというのは万物に共通のことでしょうから。
　だからレイプもののアダルトビデオをなくせとは言いませんが、少なくともそのビデオの最初のほうに（最悪でも最後のほうに）実際にレイプの被害に合われた方、または反省している加害者の方が何らかメッセージを載せたらいいと思うのですが？
　皆さんはどう思われますか？意見を聞かせてもらえたらうれしいです。

回答No.7

KAMOCHA

私の意見を一言でいうと、「考えるのは自由」に尽きます。　未成年への規制はあるべきでしょうけど。

　例えば殺人は究極に近い罪悪ですが、「コイツ殺してやる～」と人を恨んだことがある人は少なくはないでしょう。　そしてそれは人間の性であり、自然なことだと思うのです。

　いけないのは考えることではなく、実行することです。　内心いかに獣欲に溢れていようともそれを妄想に止める人がオトナであり、行動する人が罪人なのです。

　そんな醜悪なことを考えるだけでも罪！という考えは非常に宗教的であり、そういう人がえてして正義の名の下に異教徒を殺戮してきたことは、歴史が証明するとおり。

　ですから、お互いオトナである以上、レイプに妄想をたくましくしたって構わないと思うのです。　それに、そういった下品や混沌の中からこそ産まれる技術や芸術も少なくありません。　元禄の絵草紙や平安の枕絵なんておもいきり妄想下劣、源氏物語なんて妄想爆裂のエロ小説という観点もあるくらいですが、今や日本の誇る立派な芸術です。

　精神未熟たる未成年に対してはなるほど規制もアリでしょう。　妄想と現実の区別が付かないから。　でもそれはすでに実施されており、レイプビデオはＲ指定間違いないと思います。

　よって、せいぜいレンタル時の年齢確認の強化程度で十分だと思います。　成年でありながら精神が成人してないごく一部のドアホのために、大多数のオトナの精神の自由を妨げるなんてナンセンスだと思いませんか？

お礼

回答ありがとうございます。
　『考えるのは自由』という意見はそのとおりだと思います。憲法にだって第十九条で、「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」としていますから。
　「～源氏物語なんて～」というくだりですが、確かに登場してくる末摘花に対して光源氏が行った行為は現代の感覚でいえば、レイプそのものであり、また幼い紫の上に行った行為は誘拐に近いものがあります。おっしゃるとおり『妄想爆発のエロ小説』かもしれませんが、ご存知だとは思いますが、平安時代の性交はそれと似たりよったりのところがありました。　一度も顔を見たことがない人と交わり、朝になってはじめて顔を見たという人も少なくはありませでした。
　それに『日本が誇る立派な小説』となっていますが、エロ小説として世界に誇っているわけではありませんよね。
　あなたの奥さんか恋人が「ビデオを見て刺激された」とする一部のごくドアホに暴行されたとしても、「精神が発達していないドアホが！」ですみますか？ビデオというものが、確実に責任の一端を担っている以上、何らかの責任をとらせるべきだと思うのですが。
　まぁ、以上は僕の個人的な意見ですので、こういう考えもあるということを知っていただけたならそれでかまいません。ありがとうございました。