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イオン交換樹脂の再生について

現在、柴高学のPP-101という純水装置を使用しています。 カートリッジの中にイオン交換樹脂が入っているんですが、 今までは、交換頻度が高くなかったたのでそのまま交換して古いものは廃棄していました。 しかし、最近交換頻度が高まったため、コストがとてもかかって困っています。 そこで、イオン交換樹脂の再生を行いたいのですが、ノウハウがないため、いまいちうまくいきません。 http://www.fnf.jp/saisei.htm ここのサイトを参考に、時間や溶液の量は適当でやってみたのですが、どうにもうまくいきません。 やり方としては 1.ケースからイオン交換樹脂を取り出す。 2.水酸化ナトリウム溶液(水1Lに水酸化ナトリウム50g)と混ぜる。 3.何度か撹拌しながら20分ほどつけて取り出し。 4.何度か純水ですすいでケースに戻す。 ここで接続してみましたが、OKランプが灯らず、だめでした。 5.再び樹脂を取り出して、今度は塩酸(5%溶液)に同様に溶かし、1時間ほど何度か拡販しながら漬ける。 6.おなじく、取り出して少しすすいだ後で接続。 10分ほど流しっぱなしにしましたが、機械のOKサインは出ませんでした。 このような状態なのですが、現状としては 1.イオン交換樹脂のタイプは分からない。(茶色いとびうおの卵みたいなやつです) 2.会社の人が昔、塩酸と水酸化ナトリウムで再生していたことは覚えているが手順や溶液の濃度は覚えていない。 というところです。業者に出してもいいのですが、自分でできればそれがベストなので、どなたかノウハウのある方は 手順をお教え願えないでしょうか。よろしくお願いします。

  • 化学
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kei533
  • ベストアンサー率56% (60/107)
回答No.3

http://www.fnf.jp/saisei.htmにあるようなカートリッジならカチオン樹脂とアニオン樹脂が別々の筒(カートリッジ)に入っているので、それぞれを塩酸と苛性ソーダ溶液で再生できます。しかし、純水の比抵抗は20-30万Ω・cm程度にしかなりません。 >これってやはり分離しないとだめでしょうか? イオン交換樹脂の入っている筒が1本の純水装置あるいはカートリッジならミックスベッド式なので、分離せねば再生は不可能です。 >会社の人は昔、酸とアルカリを両方を通していたような記憶があるといっているのですが。記憶違いでしょうか? 再生機能の付いた純水装置ではイオン交換塔の中で分離(逆洗)、静置、酸再生、水洗、アルカリ再生、水洗、混合が順次出来るようになっています。 現在お使いの純水装置の塔(あるいは筒)の数と寸法、塔に直結する配管の数と位置、付属するタンクなど分からねば的確な回答は困難です。

Hiyuki
質問者

お礼

御礼が遅くなりまして申し訳ありません。 どうやら、そう単純にはイオン交換樹脂の再生はできないようですね。 簡単にできるのであればと思っていたので残念です。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • kei533
  • ベストアンサー率56% (60/107)
回答No.2

柴高学のPP-101という純水装置がどんなものか分かりませんが、カートリッジの中にイオン交換樹脂(以下Rで示す)が入っているとあるのでミックスベッド式と思われます。 ミックスベッドとは陽イオン交換樹脂(以下C-R)と陰イオン交換樹脂(以下A-R)を混ぜて一つの塔(あるいはカートリッジあるいは筒)に詰めたものです。再生するには事前に両者を分離せねばなりません。分離と再生は次の手順で行って下さい。 逆洗:ガラスやアクリル樹脂製のカラム(塔、筒の両端にIERが漏れない大きさの、小さな穴の開いた板と、更に中心に管が着いた蓋が装着されたもの)の高さの1/2位(Rの高さは0.5-1m程度)、Rを詰め、垂直に立て下から水を流してRの高さが170-180%に膨張させる。Rは比重差によって下部がC-R(色が濃い)、上部がA-R(色が薄い)に分離します。 静置:逆洗を止めると、2層のまま沈降します。 分離:幾つか方法が考えられます。上の蓋を開けて (1)水を完全に抜いて、柄の長い匙でA-Rのみを掻き出します。あるいは (2)Rが僅かに膨張する程度に逆洗しながら、サイホンで水とA-Rをカラムの外に流しだす。 再生:C-Rは希塩酸で、A-Rは苛性ソーダ水で再生します。 水洗:残留する酸、アルカリを洗い流す。 混合・充填:C-RとA-Rを均一に混合する。 空気抜き:イオン交換樹脂中に残る空気を水を流して追い出します。 再生の一例を化学式で示すと   R-Na + HCl → R-H + NaCl   R-Cl + NaOH → R-OH + NaCl

Hiyuki
質問者

お礼

連絡が遅れてすみませんでした。 確かに使っているやつは立てておくと、下が濃く、上が薄くなっています。重さのせいかな?とも思っていましたが、 2種類入っているのですね。納得(._.) これってやはり分離しないとだめでしょうか?会社の人は昔、酸とアルカリを両方を通していたような記憶があるといって いるのですが。 記憶違いでしょうか?

  • TEOS
  • ベストアンサー率35% (758/2157)
回答No.1

イオン交換樹脂の種類が判らないのは困りましたね。 業者に何気なく 再生法を教えて貰うのが良いですね! 私が使っている 樹脂の再生法。 陽イオン交換樹脂(スルホン酸 SO3H)  IPAと2Nー苛性ソーダで洗浄 純水でPHー7まで 洗浄 容器に詰めてその後2NーHClを通し、 PHー7まで純水に戻す。 IPAを通す。 陰イオン交換樹脂は、上記と逆の工程で洗浄。 IPAと2N塩酸で洗浄 純水でPH-7に戻し 容器に詰めて 2N苛性ソーダを通す その後純水。 IPAを通す。 純水に使う物なら 最後純水に戻せば良いと思いますけど PHー7にちゃんと戻してますか??

Hiyuki
質問者

お礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。 >IPAと2Nー苛性ソーダで洗浄 >IPAと2N塩酸で洗浄 とありますが、だいたいどれぐらいの時間洗浄を行われているのでしょうか? あとIPAって必須なのでしょうか? >PHー7にちゃんと戻してますか?? とりあえずといった感じなのでそこまで厳密にやっておりませんでした。試してみます。 ありがとうございました。

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