• 締切済み

R^4の微分構造について

ユークリッド空間R^nのなかでn≠4 のときは微分構造はただ一つであり、n=4 の場合だけ異なる微分構造が非可算個存在することはよく知られていますが、これはどのようにしたら示せるのでしょうか。また異なる微分構造が存在すると物理では困るのではないでしょうか。時空は4次元とされています(計量はR^4の普通の計量ではないが、位相的にはR^4)。無数にある微分構造のうちどれを選べば良いのか分からないし、選んだ微分構造が現実の世界と対応していると言う保証はどこにあるのでしょう。しかし一方ではこれを逆手にとった理論をつくることも考えられます。例えば量子力学のmany world interpretation で異なった世界をR^4の異なった微分構造に対応させるような理論はできないでしょうか。

みんなの回答

  • nucomewl
  • ベストアンサー率25% (2/8)
回答No.2

回答者が質問してしまってますが、 非アーベルゲージ場は、統一理論のために量子論的にゲージ場を考えるとでてくるのだと思っていました。 ただ、このことはこの世の中がこれほど複雑な構造を持っていることと関係しているのかもしれませんね。 (すみません中身が何もなくて。)

  • nucomewl
  • ベストアンサー率25% (2/8)
回答No.1

1986年のフィールズ賞論文をここで聞くのは。。 1982年の Simon K. Donaldson の論文にあるんじゃないでしょうか。 よくは知らないのですが、そもそもが電磁場理論からでたインスタントン理論の応用らしいですよ。 世界ごとに微分構造が変わるのは多世界解釈とは絡まない気がしますが、よく分かりません。発見したら論文を書いてください。

grothendieck
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。Donaldson理論では非アーベルゲージ場が使われるので、「電磁場からでた」とは言えないのではないでしょうか。  4次元は数学的には特異な次元です。これは物理の方には影響しないのでしょうか。

関連するQ&A

  • 1次元とは

    アインシュタインの特殊相対性理論、四次元の幾何学としてはユークリッド幾何学に適合しないことが知られていました。ミンコフスキーは、空間と時間を別々の量としてではなく、四次元の多様体として統合して記述することを考えました。ミンコフスキーは四次元の実ベクトル空間に「計量」を導入しました。 さて、時空4次元、時空3次元、時空2次元まで理解できます。 時空1次元とはどんなでしょうか。 私の考えとしては、距離が0の1次元であるのでユークリッド0次元と同じと考えます。この場合、ミンコフスキーの次元とユークリッドの次元は対等でないという結論に達すると思います。

  • 古典的時空の構造

    解析力学にはまっている最中に、古典力学や解析力学が対象とする時空の構造の数学化ということに興味を持っています. とくに私が関心を持っていることは、古典力学の場合は物質のない時空の構造は単純になると思いますが、 一方、質量や密度が正の場合でも、数学的構造を記述する必要があると思います.この場合、記述の方法は大きく二通りあると考えています. 1. 密度や質量を時空間の各一点に対応する関数と   捉える考え方(→測度論の問題になりそう) 2. 時空間の幾何学的構造が密度や質量の分布を示す   とする考え方(→微分幾何学の問題になりそう) これらは、現在では、同値な理論体系として確立しているのでしょうか?あるいは、(一般相対論にかかわらない範囲でも)2.の方が優れていたりとかするものなのでしょうか?

  • 微分同相写像の列

    Mをコンパクト微分可能多様体とします。 {f[n]}をMの微分同相写像の写像列とします。 f[n]がn→∞の極限で、滑らかな写像fに一様収束しているとき、fは微分同相写像ということはできますか。 ここで一様収束とは、Mのリーマン計量から距離dを定義して、任意のε>0に対して、ある自然数Nが存在し、任意のx∈Mに対して、n>N⇒d(f[n](x)、f(x))<ε、が成り立つことを言います。

  • 弦理論やM理論を究極的には点粒子理論に還元できないか

    弦理論やM理論で紐や膜は,素となるものとして,扱われていますが,振動モードや結合や切断といったパラメータを取ることから, 究極的には,紐や膜はそれらを構成する点の集まりから成っていると捉えると 素は点粒子から成っていると考えることが出来ないだろうかと思います。 そして,この場合,理論の(唯一の)パラメータは点が他の点に及ぼす作用と考えます。 その作用の有り様から紐や膜を作るような結合力ができるようになっているのだと解釈することは出来ないでしょうか (* これらの理論に関して,全くの素人なので,素朴な疑問として浮かびました) それから,これも素人の勝手な想像ですが,理論物理の発展過程において, 古典論 → 相対論,量子論 → ヒモ理論 を説明する一つの考え方として, 主観時空と客観時空という概念を用いて,説明することが出来ないかと思います。 古典論 では、… 主観時空を客観視していたことにより精度の限界があった 相対論 では、… 主観時空を客観視したままになっている。 古典論と比較できるところは,主観時空の全体的構造を捉えるようになったこと 量子論 では、… 主観時空を主観視することができるようになった ヒモ理論 では、… 客観時空を捉えるようになった というようなことを考えることはできないでしょうか?

  • リーマン空間とヒルベルト空間の融合は可能か?

    大雑把に書きますと、 まず基本的な空間である「ユークリッド空間」があって、 それを非ユークリッド的にすると「リーマン空間」が得られるそうです。 または、次元を無限大にすると「ヒルベルト空間」が得られるそうです。 もちろん、「リーマン空間」や「ヒルベルト空間」以外の空間もあるかと思いますが、 これら二つの空間がそれらの代表格かと思われたので書きました。 ここで私が思うことは、 「リーマン空間とヒルベルト空間の融合は可能か?」ということです。 換言するならば、「リーマン空間の次元を無限大にするとどうなるのか?」 または、「ヒルベルト空間を非ユークリッド的にするとどうなるのか?」 ということです。 数学的に、もうそういう空間が存在していて「~空間」という名前がついているのならば、 「~空間」という名称を教えて頂きたいです。 また、無いのならば一体どうなるのかが楽しみで仕方がないです。 ここで、私の頭の中を吐露しますと、 アインシュタインの相対性理論はリーマン空間を数学的基盤として記述してあります。 一方、量子論はヒルベルト空間を数学的基盤として記述してあります。 相対性理論と量子論は仲が悪く、世界中の科学者達が努力していますが、 未だにこの二つの理論が融合した理論は出来ていません。 ならば、それらの数学的基盤を成す空間だけでも融合できないのだろうか? と思った次第であります。 まぁこれは数学というカテゴリに反するので備考ということで。 上記の質問に答えて頂けると幸いです! 私は浅学でものを言っているだけに、 的外れなことを言っていたら申し訳無いです。 その点も指摘して頂けたら幸いです。

  • 最近たまに耳にします「ループ量子重力理論」

    「ループ量子重力理論」はプランク定数と言う量子力学的な定数を元に最小時空単位と言うものを導入しているそうです。(私は一般素人なので専門知識に基づいて議論することができなくて申し訳ありませんが)このことは次のような状況と似ていると思いますがいかがなものでしょうか? 1. 天文学では星を最小単位とする理論を構成し   星の内部構造を無視する 2. 生態学は個体の生態組織の造りや機能を無視している つまり内部的に閉じた系と言うものを物理学にも適用しようとする考え方だと思います。

  • ラグランジアンの数学的定義

    解析力学は純粋に理論的にはラグランジュ方程式から初めてもいいと思いますが、ラグランジアンは数学的にはどのような関数であると考えればいいのかという問題に行きつきました.まずは有限質点系のラグランジアンを考えることにして、これを可算、非可算自由度に拡張する方法については別に考えたいと思ってます.また、時間、一汎座標を考える必要がどうしてもあると思います.更に、ラグランジュ方程式は微分を使っているので可微分性を要求します.これらを踏まえると、ラグランジアンはRと3N次元の実微分可能多様体の直積上の実数値関数と考えるのが妥当なように思いました. L:R×M → R ところが、私はMの各座標が時刻からの関数でもあることを考慮すべきと思うのでこれでいいかどうかもよく分ってません.更に、ラグランジアン、時間、一般化座標から一般化運動量はどのように定義したらいいでしょうか?

  • 量子力学

    量子力学の理論で多世界が同時に存在すると言うのを聴いた事があるのですが過去と未来も同時に存在するということでしたがどうしても納得できませんなぜ過去と未来も同時に存在するのでしょうか? 出来れば式で教えてください。よろしくお願いします。

  • M理論は構築できるのか?

    どうも。 とある宇宙物理学のドキュメンタリー番組で、M理論の存在を知りました。宇宙物理学に関してを得意とする一般相対性理論、ミクロな世界を得意とする量子力学を統合した理論のことだそうですが、量子力学が不確定理論という一般相対性理論と違い、存在を確率で表現することになるので、統合しようとすると破綻してしまうと。そこで、ミクロな世界の不安定さを、ひも理論を使って、その、振動するひもで、ミクロな世界の不安定な振動を緩和し、一般相対性理論のような安定性を実現すれば、二つの理論を統合できるかもしれないという話しについてですが、本当にマスター理論は、構築できるのですか? 余談ですが、最近になって、アインシュタインの相対性理論に間違いが発覚するかもしれないと危ぶまれているそうなのですが、これは本当なのでしょうか? もしそうだった場合、マスター理論の構築の話しが、遠くなってしまいますよね? 詳しいご回答お待ちしておりますm(__)m

  • 質問です・・。

    http://tocana.jp/2015/10/post_7680_entry_3.html 上記の記事にこのようなことが書かれています。 ファイザイ教授とその研究チームは、「重力の虹」という新しい理論を用いてマイクロブラックホールの検出から期待できるエネルギー量の計算を行った。このエネルギー量でマイクロブラックホールが検出されれば、新理論「重力の虹」と余剰次元理論は正しいということになる。  また6月以降、LHCによって衝突するエネルギーは、世界で最初にマイクロブラックホールの解明に貢献したヒッグス粒子のおよそ2倍であることもわかった。  重力の虹理論は一般相対性理論と量子力学の調和を図るために10年前に提唱されたもので、アインシュタインの相対性理論が「重力とは時空の歪み」としているのに対し、重力の虹理論では「異なる光の波長によって生み出されるもの」だとしている。つまり「虹理論」では、異なるエネルギーを持つ粒子は異なる時空と重力場へ移動することを意味しており、異なるエネルギーを持った粒子は異なる歪み方をすることによって、まるで虹のような軌跡を描くことになると考えられているのだ。  しかもこの重力の虹理論では、宇宙の崩壊はすでに始まっている可能性があり、我々の世界は「完全に崩壊して全てのものが小さな球に圧縮されつつある途中」だと指摘している。 と書かれておりますが、人類が生きている間に宇宙自体が終わってしまう可能性はあるのでしょうか? あとこのような記事は信用たるべき記事なのでしょうか?