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塩ビとFRPの発火点・引火点
yacobの回答
- yacob
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このご質問に対するBENIGENさんのご回答がありました。小生は樹脂の専門ではありませんので、しかるべき方から、補足があるものとおもっておりましたが、特に、追加の回答もないので、一言申し上げます。 BENIGENさんには申し訳ありませんが、ご回答の内、「FRPに関し、主原料がスチレンであるので、引火点がスチレンと同じ」 としている点が、気になります。 確かに、FRP のPには、不飽和ポリエステル樹脂が使われており、不飽和ポリエステル樹脂は、不飽和基を持つ線状ポリエステルとビニル単体との共重合によってえられる熱硬化樹脂であり、また、スチレンは上記のビニル単体にあたりますから、(岩波、理化学辞典) 、BENIGENさんのご回答のように、原料としてスチレンを用いています。しかし、重合の後に、スチレンがそのままの形で存在するとは思えないのです。したがって、引火点としてスチレンの数字を、適用することは不適当と考えます。(確かに成形、重合する以前の黄色い粘稠液体は、引火性であるといわれます。http://www.isad.or.jp/magzin/63_fukuokasiryo1.htm) 現に、FRPは、船舶、自動車、家庭用設備等に用いられています。スチレン並の引火点を有するのであれば、夏の陽気で、プレジャーボートでタバコも吸えないこととなります。上記のURLのうち、magzin/63_fukuoka.htm にFRPの燃焼試験の結果が載っています。燃えにくいように読めます。ご参考になると思います。 でも、私は、FRPの引火点の具体的な数字を知りませんので、単にBENIGENさんの揚げ足を取る形となり、申し訳なく思っています。お許しください。どうぞ、BENIGENさん、また、これをご覧のご専門の方のご教示を頂きたく思います。
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