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- kikero
- ベストアンサー率33% (174/517)
発光分析では以下の理由で定性もできます。 (1)どんな化合物であろうとプラズマ化して「原子に分解し、単純化」する。 (2)原子核の電子軌道エネルギー変化に基づく「鋭い線スペクトル」として測定するので、微妙な差を判別できる。 一方、「吸光分析」と言うと、一般には可視光や紫外によるものを言う様ですが、これだと「分子のパイ結合の吸収を利用」するので「吸収波長がブロード」になり、正確な定性判別が出来ません。 同じ分子の吸収でも赤外の場合は、かなり定性できますが、共存成分の影響をかなり受け、スペクトルの読み取りに相当の経験が必要、かつ定性可能性も限定的です。 以上、原子の定性と分子の定性を一緒にした事が疑問発生の源ではないかと思います。
- ADEMU
- ベストアンサー率31% (726/2280)
分析で定量ができて定性ができないなんて基本的にありえないです。そもそも定性はあるかないかの判定でありそのあるの中で大小を比較するのが定量である(標準物質を基準として)のですから定量できるものは定性できるはずです。
- nobusi
- ベストアンサー率51% (17/33)
吸光分析でも定性できますよ。 紫外可視や赤外吸光分光ですが。 赤外では官能基が、紫外可視では物質が特有の吸光スペクトルを示すので、あるていど定性できます。 しかし、よっぽど純粋じゃないとほとんど意味をなさない(なんの吸収か候補がありすぎてわからない)ので難しい。
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