• ベストアンサー

市町村合併について

最近、市町村合併についていろいろと話題となっていますが、これって本当に必要なことでしょうか? 以前、フジテレビの朝の番組で北海道中標津町と羅臼町の飛び地合併の話題が放送されていましたが、飛び地合併に何のメリットがあるのでしょうか? 行政の効率を上げるとか、町職員の人件費抑制等色々と言われていますが、本当は合併特例債が目当ての合併ではないでしょうか? 国も合併すしたらどうのこうのいっていますが、本当に必要なのでしょうか? 皆さんの感想をお聞かせ願います。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kamochi
  • ベストアンサー率41% (282/677)
回答No.4

他の方からも回答がありましたが、合併の最大の目的は財政コストを減らすことです。 今後、補助金の削減はもちろんのこと、地方交付税が削減されていくのは明らかです。 さらに少子高齢化が進めば、扶助費は放っておいても増大し、それ以外の事業(道路を補修するとかゴミ処分場を整備するとか)にしわ寄せがくることが予想されます。 議員、職員、庁舎など公共施設の維持管理費を合理化するために合併は有効な手段のひとつです。 また、広域行政が合理化に必要なら事業ごとに他市町村と共同でやればよい(一部事務組合)という意見もありますが、一部事務組合では予算の具体的な内容が議会の審議対象にならないため、はっきりいって予算垂れ流し状態です。 私たちの自治体では経常経費はどんどん削減しているのに、一部事務組合にかかる経費は一向に削減できません。 さて、合併特例債についてですが、これは正直特例債が全く欲しくないといえばウソになります。 その証拠に、特例債が受けられるよう17年3月末までの合併申請に向けて各自治体は協議を進めています。 誤解しないでもらいたいのですが、どこの自治体であっても、名前は違えど何か大きい事業をするには借金をします。 例えば、小中学校の耐震補強工事。阪神大震災以降、国が補助金をつけて耐震工事を進めていますが、すんでいない学校がどこの自治体にもたくさんあると思います。 なぜやらないかというと、お金がないからです。 かかるお金の30%は国から補助金でもらえますが、残りは頭金を1/3払って、残りの2/3は起債(借金)します。 ところが自治体では、頭金にするお金(基金)がないからやりたくてもできないし、借金を返済する余裕がないからやらないのです。 一方で、合併特例債を使えば補助金30%はもらえるし、頭金は5%でいいし、残りの95%をローンにしても返済時時に返済金額の7割分を地方交付税に上乗せして自治体に払う。こんな有利な特例債、使わない理由はありません。あえて使わないことを選ぶとすれば、地方交付税をもらわなくてもやっていけるような自治体くらいでしょう。 ということで、今までお金がなくて後回しにしてきた事業をやるきっかけとして、合併特例債を目当てにしているというのは、本当です。

その他の回答 (4)

回答No.5

財政面等の側面については、すでに回答されていらっしゃる方々のとおりです。 私は、住民には説明できないけど、実はこれが合併の一番のメリットではと思うところがあるのでその点について書かせて貰いたいと思います。 それは、市町村の職員が鍛えられるということです。 合併を行えば、当然複数の団体が一緒になって仕事をしなければならないことから事務のやり方等を全て見直し、双方のやり方をすりあわせるということになります。これは思ったより時間と手間がかかる作業ですが、また一方で自信の仕事を見直し、ディベートを行い着地点を見いだす。 言葉に書けば簡単ですが、この中で市町村の職員が学ぶところはかなり多いと考えられます。 また、同時に旧弊を見直すチャンスでもあります。 正直言って前例踏襲で違法、あるいは違法すれすれの状態にあるものがどこの団体もあるものです。その旧弊を断ち切るにはなかなかこういうタイミングでもないと難しいものです。 住民にいわせれば、そんなの合併が無くてもできて当然だといわれそうですが、実際問題として合併で如実に効果が出るのは思われるのは、上記の点だと思います。

nachigasiraa
質問者

お礼

その通りになれば良い(職員について)のですが・・・というのが、私の率直な意見です。 いま、市役所等を見ると、窓際(?)の人は役半分以上が暇そうです。担当がいなく、質問しても担当がいないから等仕事する気配が見受けられません。 公務員は年功序列で給与が決まってるらしいので、こんな人が減らない限り、人件費の削減は無理だと思います。こんな人たちは、私達がどんな思いで税金を払っているのか肝に銘じて働いて欲しいですね。公務員って本当に忙しいのか楽なのか良く分からなくなります。そんなこんなで、合併が必要になってくるのでしょうかね・

回答No.3

私見ですが、今回のいわゆる「平成の大合併」は、制度的疲労が蓄積された自治制度をリフレッシュさせる道具として国主導ですすめているものだと考えております。 国主導で進めているものですから、合併する地方自治体の視点からみて、誤解してしまうと、合併特例債目当ての合併や、合併後に議員を失職させなかったり、失職させても審議会等に滑らしたり等リフレッシュに寄与しない行動をとらせてしまっていたりしています。 では、進めさせている国は何を考えているかですが、 前回のいわゆる「昭和の大合併」から50年近くになるということで、文字通り地方自治制度をリフレッシュさせたいということもありますが、やはり国レベルで歳入が歳出に見合っていない現状を受け入れて、その範囲で行政・政策を行おうという変化に基づくものであるのでしょう。 これまでは、 1) いずれは景気回復・高度経済成長の夢よ再びということで、いずれは歳入が増えるだろうという見込み、 2) 集団就職に代表されるように地方から都市部に出てきた経験を持つ国民が多かったために、都市部から地方への仕送りのようなものとして国から地方自治体への税金の交付への理解 がありましたが、国債が余りにも増えすぎ、また、世代が経るにつれ地方に接点を持たない都市部住民が増加し不公平感を訴える人が増えたことなどから、国の寄与する部分を減らし、地方に自立を促し、国の歳出を減らそうという動きがはじまったというわけです。 道路公団改革・年金改革・大学の独法化・郵政民営化などと俯瞰的構図は似たところがありますね。 地方に自立を促すにあたっては、ある程度基盤が大きなほうがよく、せめて50,000人レベルの市単位にはなっておいてほしいし、限られたパイを分け与えるには分母を減らしておいたほうが話もまとまりやすいといった考え方があり、国が地方自治体に合併を勧める理由になっています。ただ、国の都合を押し付けるわけにはいかないので、合併特例債の起債など、いくつかのメリットを付加するようにはしています。 翻って、合併する側の地方自治体からすれば、国からのひも付き予算にとらわれることなく、自立した自治体として魅力ある地域づくりを進められるようになるチャンスでもあるわけです。 ただ、近視眼的に、それこそ合併特例債目当てに合併を選択するような自治体には、あんまり将来が見えてないのかもしれません。将来が見えていない自治体の中には、破綻する懸念のあるところもありますし。 もし、将来も持続的可能な地方自治を欲するのでしたら、国・都道府県・市町村の議員・首長等の選挙には真摯に参加することから、まず始まるのだと思います。

  • Admiral
  • ベストアンサー率19% (65/330)
回答No.2

職員数が減る事一番のメリットではないでしょうか。 ただし、2市合併などで政令都市化を狙う場合は、市は1つになりますが、新たに区分けをする為に職員数は減るどころか増えるはずです。この場合は政令都市化が最大のメリットだと思います。

  • amondyuru
  • ベストアンサー率17% (80/465)
回答No.1

 議員の数は確実に減ります。  職員の数も。  一時的に1+1=2になりますが、その後は減少します。  合併特例債を合併の目的にするほどのメリットは無いように思います。

関連するQ&A

  • 市町村合併について

    昨今市町村合併が盛んに話題となっていますが、それらをやることによってどのようなメリットがあるのでしょうか?ただ単に人件費の削減だけではないと思うのですが・・・?

  • 市町村合併の様子をすぐに知りたいのですが・・・

    平成の市町村合併の、合併前と合併後の様子がすぐに分かる行政の地図とかはないのでしょうか?調べたのですが、北海道は見つかりました。合併前の地図に合併後の範囲などが色分けされたようなものは無いでしょうか? もし御存じの方があれば、ご教授願えませんか?よろしくお願いします。

  • 市長村合併について

    自分の町も九月で合併しますが、市町村の合併にはどういう意味があるのでしょうか?行政側もメリットが大きいのでバンバン合併してると思うのですが、よくわかりません。予算とか、税制で優遇されるとかなのでしょうか?

  • 昭和30年以前(大合併前)の市町村が知りたい

    こんにちは 最近市町村合併が話題ですね。私の住む町でもこの前、隣接市町村との合併にむけて住民説明会が開催されたところです。 私が興味を持ったのは、我町の場合5箇所の小学校体育館が説明会の会場になったのですが、聞くところによるとそれらは昭和30年の大合併以前の町村単位になっているとのことです。 幼少の頃に毎日通った小学校と同じ名称の自治体(村)が 存在したという事実に感激した次第です。 そこで質問なのですが、昭和30年以前の市町村名を閲覧できるサイトをご存知でしたら教えてください。 おおまかな地図などが見れればなお嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

  • 市町村合併の、長所・短所は。

     今日本では、市町村合併がやかましく言われていますが、本当に市町村合併って、必要なんでしょうか。また、どの部分に於いて長所つまり利点があるのでしょうか。反対に短所は無いのでしょうか。地方における自治体の枠組みが大きく変わろうとしている、歴史的な出来事を目前に控えてる私達にとって、もっと真剣に考えるべきではないのかと思っています。どなたか詳しい方教えてください。また、参考になる関連書物などあれば教えてください。

  • なぜ地方自治体の合併、および道州制が進まないのでしょう

    なぜ地方自治体の合併、および道州制が進まないのでしょう かなり進んだとはいっても、地図を見るとまだまだ驚くほどの小さな市町村が数多くあります。 なかには合併しようとしたものの上手く行かず、一部を取り残したままの合併で歪な形や飛び地が出来てしまっているものもあります。 「おらが村」の中だけで利害・利権を考え物事を進めるという利己的・独善的で排他的な了見の狭い考えの人々がまだまだ多いのですね。 それぞれの自治体に職員、議員がいて役所、議会があります。 今話題の「国のムダ」を減らすのも勿論やらなくてはいけませんが、それと同じくらいやらなければならないのは、この「地方のムダ」では無いのでしょうか。 ご意見をどうぞ。

  • 市町村の必要人数を教えてください。

    平成の市町村合併真っ只中の昨今ですが、市町村の必要人数を教えてください。何人以上集まれば「市」になり、「町」になることができるのか教えてください。

  • 市町村合併のメリットは?

    こんにちは。 私の住む街が、来年を目途に周辺の街と合併することで現在話が進んでおります。街の名前が変わること等から、かなりの労力が発生(免許やカード等住所の変更が必要)しその他もろもろを含め、合併には反対なのですが、ご近所や街の人たちとの話題の中でも反対する人が多いです。 Q1:どうして、そこまでして合併?本当にメリットってあるのでしょうか?(我々住民に) Q2:今の小さな街でも、いろいろな問題があるのに規模を大きくすれば余計にまとまらないと思うのですが? Q3:議員さん達だけで盛り上がっているような気がしますが、なにかおいしいことでもあるのでしょうか?(議員年金のような) Q4:国会もそうですが、なぜいつも我々が望んでいない方向へ行ってしまうのでしょうか?(私個人のわがまま?と思いましたが、そうでもなさそうなので) Q5:今回の質問もそうですが、自分自身かなり勉強不足(政治や行政)を感じています。なにか、参考になるようなものがありましたら、ご教授願います。 とりとめのない質問で恐縮ですが、ご回答下されば幸いです。

  • 北海道の支庁の存在意義

    以前から疑問に思っていたのですが、 北海道の行政区画である(と思われる)支庁の存在意義って 何でしょう。 二海町の誕生というニュースを見て、檜山支庁が飛び地になる なと思ったのですが、そもそも支庁って何だろう という疑問がわきました。 北海道は広いからかと思いましたが、広いからといって 道と市町村の間に行政区画がある理由は分かりません。 支庁によっては7-8しか市町村がないところもありますし、 檜山とか根室とかは支庁合併の対象になっているようです。 それに対する反対運動もあるようで。 東京都民の私からすると、「財源不足自治体なんだから くだらんことでエネルギーと金を使ってほしくない」 という気もするわけです。 ほとんど無意味なのか、予算を独自編成するほど意味があるのか その他いろいろお願いします。

  • 市町村合併直前に公金の山分けは合法?

    新聞に載ってました愛知県稲沢市の職員互助会が市町村合併により いったん解散することになり、公金部分の約3000万円を組合員で山分けしていた問題についてです。 互助会事務局の市人事課は「会員への還元で、適正な処置だ」と説明しているそうです。(詳しくはGooニュースを参照してね) ​http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/20061002a4330.html​ 法的には本当に適正な送金行為なのでしょうか? 市町村合併は全国各地でありましたしこの公金山分け問題はとても気になります。

専門家に質問してみよう