• 締切済み

ガウスの法則について

ガウスの法則によると、「電気力線が閉曲面を貫く総本数は閉曲面内部の電荷の総和Q(電気量の総和Q)に比例している(4πkQ)」 ということですが、ある閉曲面の中に+Qの電気量と-Qの電気量を入れると、電気量の総和は0になりますが、電気力線の総本数は0本なのでしょうか。 x軸に+Qの点電荷と-Qの点電荷を並ぶようにして置いて、どこかの位置での電場を考える問題がありますが、電場は存在しますよね。 画像の問題は、 半径aの導体球Aおよび内半径2aかつ外半径3aの中空の導体球Bを互いに絶縁して固定した状態です。 ①Aのみに正の電気量+Qを与えた場合 Aの表面とBの内面の間の中空部と、Bの外面から外側における電場Eの強さは a<r<2a E×4πr²=4πkQ r>3a E×4πr²=4πk(Q-Q+Q) したがって両方ともE=kQ/r² と解説にあったのですが、それでは私が冒頭で挙げた例だとうまくいかないのではと思いました。何が違うのでしょうか..

みんなの回答

  • maskoto
  • ベストアンサー率52% (103/198)
回答No.5

あなたの誤解ポイントが少しわかったかもしれません まず、閉曲面Sを内から外へ向かって貫く電気力線が一つあれば それはプラス一本とカウントします 反対に、Sを外から内へ貫く電気力線はマイナス扱いです 今、S内に絶対値が等しく異符号の点電荷2個があるとします プラス電荷からは仮に10本の電気力線が湧き出しているとすると、マイナス電荷は10本を吸込みます そして、S内のプラス電荷から湧き出した電気力線10本の内4本はS内のマイナス電荷に吸い込まれれているとすると 残り6本はSの局面を内から外へつらぬく事になるわけで、これらをプラス6本とカウントします。 一方、マイナス電荷は6本の電荷を吸込む 余地があり、S外部のプラス電荷くる6本の電気力線を吸込みます この6本はSを外部から内部へ貫くので マイナス6本とカウントします ゆえに、Sを貫く電気力線の総数は 正味、6-6=0本と計算されます このとき、S内に電気力線は全くないわけではないことはご理解されると思います S内に電気力線があるのでS内に電場も存在することになるのです (閉曲面の取り方によつてはS内のプラス電荷から湧き出し、S内のマイナス電荷に吸い込まれる電気力線が1本になったり、二本になつたり…しますが、やはりSを外から内へと貫く電気力線と内から外へ貫く電気力線は同数なので、トータルは0と言う事になります)

  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1339/2254)
回答No.4

+Qと-Qの間の電気力線を示した図上で、とり囲む球面の半径を変えた絵を描いてみました。 半径が小さければ、とり囲む球面を貫通する電気力線が存在することは この程度の簡略化した図でも明らかと思います。 >ある閉曲面の中に+Qの電気量と-Qの電気量を入れると、電気量の総和は0になりますが、電気力線の総本数は0本なのでしょうか。 とのご質問ですが、取り囲む球面を貫通する電気力線の絶対値の総和がゼロなのではなく、球面から外に出ていく電気力線と、球面から内に入る電気力線が等しく、極性を考慮した総和がゼロということを表しています。 取り囲む球面を、遠く離れた位置に想定すれば、出入りする電気力線は少なくなりますが、ゼロになる訳ではありません。

  • maskoto
  • ベストアンサー率52% (103/198)
回答No.3

テキストを読んで Φ=∮(s)E・ds (=(1/ε)Σqi) の意味を確認してみれば 電場とフラックスの関係を理解されると思いますよ…

  • hiro_1116
  • ベストアンサー率30% (2356/7634)
回答No.2

>特定の1点に着目して電場が存在してしまうというのは「ガウスの法則」に反するということにはならないのでしょうか。 ならないですね。プラスの電気力線が貫く場所と、マイナスの電気力緯線が貫く場所があっても、それらを塀曲面全部で合計したらプラマイゼロになると言っているだけですから。

  • hiro_1116
  • ベストアンサー率30% (2356/7634)
回答No.1

閉曲面を貫く電気力線の総和がプラスとマイナスで打ち消し合ってゼロになると言っているのであって、特定の1点に着目すれば電場が存在する場所もありますよ。

math1150
質問者

補足

返答していただきありがとうございます。 画像を貼り付けることを忘れていました。 特定の1点に着目して電場が存在してしまうというのは「ガウスの法則」に反するということにはならないのでしょうか。 「ガウスの法則」の性質を利用して電場を考える問題が解けなくなるような気がするのですが。

関連するQ&A

  • ガウスの法則について

    知恵袋にあった質問です。 回答お願いします。 高校物理の質問です。 http://firestorage.jp/download/caaf3102820744eec47d70ae54a9ab334f64d659 http://firestorage.jp/download/caaf3102820744eec47d70ae54a9ab334f64d659 例題54(3)(4)に関して質問です。 a<r<2aの電場を求める場合に関してなのですが、ガウスの法則より+Qcの電荷から4πkQ本電気力線が出て、-Qcの電荷には4πkQ本電気力線が入るため、a<r<2aの空間には8πkq本の電気力線が存在するような気がします。…※ そうしますと中心から距離rにおける電場は8πkQ/4πr^2となり、答えの二倍になってしまいます。 資料の(2)コンデンサー内の電気力線の項目の説明で、+Qcのコンデンサーからは一方の面からは2πkQ本電気力線が出て、-Qcのコンデンサーには一方の面には2πkQ本の電気力線が入り、コンデンサーの間には合計4πkQ本の電気力線があると考える考え方から例題の※の考え方はあっているような気がするのですが、間違っている点をご指摘いただけませんか。 丁寧な解説よろしくお願いします。

  • ガウスの法則 静電誘導

    教科書、参考書など手持ちの本を見たのですが、どうしても分からないです。 中空の導体球に、正電荷+Qを与えた時、中空導体球の内外の表面に分布する電荷q1と電荷q2を、以下の事柄を使って求めよ。 『静電誘導により、導体内部の電場は0である。』 『電荷保存則により、q1+q2=Qである。』 『ここでは、球の中心を中心とする半径rの球面上での電場は、その球面内の全電荷と等しい点電荷を球の中心に置いた場合の電場と一致する。』

  • ガウスの法則について・・・

    半径aの無限に長い円柱のなかに、電荷密度が ρ=3Q(a-r)/πa^3 の電荷が分布している。この円柱内外の静電場を求めよ。なお、Qは円柱の単位長さ当たりの電荷量、rは円柱の中心軸からの距離である。 です。。。 円柱外はわかるのですが、円柱内の静電場がわかりません。 僕は単位で計算するので、単位を付けて解説(回答)お願いいたします。 例えば、ガウスの法則では(V/m)=(V/m)にして電場Eを出しています。 積分などは大嫌いですが、仕方のないときは使ってください。

  • ガウスの法則

    物理の問題で、 半径aの球状物体に電荷Qを与えたところ、電荷が一様に分布した。 球の中心からの位置rでの電場と電位を求めよ。 っていう問題が出たのですが、これはどのように考えればいいのでしょうか? 球状物体が導体の場合は、 ガウスの法則から、円の表面積4πa^2に電場をかけたものが電荷/誘電率になる。 という方法でできるはわかるのですが、 この問題ではガウスの法則はどのように適用したらいいのでしょうか?

  • ガウスの法則の電場の求め方についての質問です

    問.半径aの級の中心に+Qの点電荷があり、点電荷を覆うように中心から半径aの球表面に一様な密度で負電荷が分布しており、その総量を-Qとする。このとき、球の中心からの距離をrとし、球の内外の電場をガウスの法則を用いて求めよ。 という問題で、r>aのとき-Qと+Qによって打ち消されE(r)=0になるのはわかるのですが、 r<aのときは「内部の正電荷のみ電場に関連する」 よって E(r) = Q/4πεr^2 とあります。 内部でも表面の電荷-Qが影響し2倍になるように感じるのですが違うのでしょうか。 どなたかよろしくお願いします。

  • 質問 物理 大学 ガウスの法則

    ガウスの法則を使って電場を求める問題で (半径aの球を囲む半径R(>a)の球殻) 内側に、+Qの電荷をもつ半径aの球、 外側に、-Qの電荷をもつ半径R(厚さは無視できる)の球殻 のようになっているときの電場E(r)を ガウスの法則を使って求める解説をお願いします。

  • 教えてください

    大学受験を控える高校生でして、次のような問題に遭遇いたしました。 ガウスの法則に関する問題のようなのですが解き方がわかりません。 誘電率をεとする。 1.空間内に閉曲面を考える。電気力線が閉曲面の中から外に出てゆくとき+1本、外  から中に入ってくるとき-1本、電気力線が閉曲面を貫いたと約束する。閉曲面を 貫く電気力線の総本数Nは、その中にある電荷の総和Qだけできまること(つまり 閉曲面の外にある電荷分布は関係しないこと)を示し、その関係を求めよ。 2.a.半径Rの球面上に総量Qの電荷が一様に分布しているとする。球の中心Oに関し   て球対称であるから、電荷の強さEは中心Oからの距離rだけで決まる。Eをrの   関数として求めよ。 b.半径Rの球の内部に総量Qの電荷が一様に分布している場合について、a.と同様   にEをrの関数として求めよ。 3.十分広い平面上に電荷が一様に分布していて、その面密度(単位面積あたりの電  気量)をσとする。周りの空間の電界の強さを求めよ。

  • ガウスの法則について

    ガウスの法則で結果として電界の強さEと球面上での単位面積当たりの電気力線の総数が一致するということは分かるのですが その過程(なぜそう言えるのか)という部分が分かりません。 電荷との距離が近ければ近いほどEが大きくなって、それに比例して電気力線の密度も増すということは何となく直感的に理解できるのですが・・・。 前提として、電場の強さがEとなっている所には、電場の方向に垂直な断面を通る電気力線を1m^2あたりE本の割合で引く という部分が理解できてないのが原因だと思ってるんですが、もう少し噛み砕いて教えてください。

  • ガウスの法則

    問) 半径が a と b の二つの同心の球殻がある(厚さは無視できる). 外の球殻は正の電荷+Q, 内側の球は負の電荷-Qをもつ. (+-Qは総電荷であり電荷密度ではない) 1.(r>a)での電界E(r)をガウスの法則を用いて求めよ. 2.(b<r<a)での電界E(r)をガウスの法則を用いて求めよ. という問題があります. 自分なりの答えを下に書きます. 1.(r>a)では+-が打ち消しあうので E(r) = 0. 2.(b<r<a)では 電場の強さは |E(r)| = Q/(4πεr^{2}) で方向は球の法線ベクトルの反対方向. 上のような答えになると思うのですが あってますか? 答えがないので困っています.

  • ガウスの法則について

    中が一様な電荷密度の球形電荷(球半径A)と、同じく中が一様な電荷密度の円柱状電荷(円の側面の半径A)がありまして、 球形電荷の中心からの半径をR、円柱状電荷の円の側面の中心からの距離をRとしたときに、 A<Rの時は、R離れたところの電場は、球形ならRの2乗に、円柱状ならRに、それぞれ反比例しますよね? ただ、A>Rの時は、球形も円柱状も同じように、Rに比例してしまうのは何故なんでしょうか?? 自分的には、A>Rでは、Rが大きくなると、R内部の電荷も増えて、結果電場も増えるからだと思いましたが、どうもしっくりきません。 よろしくおねがいします。