• 締切済み

宇宙論についていくつか教えてください

1 宇宙の膨張速度は高速を超えていると言われますが、これはアインシュタインの相対性理論の破綻を意味しないのですか?しないとすればなぜでしょうか。 2 宇宙は4次元的に膨張している、つまり空間的にだけでなく時間軸方向にも膨張しているために、これを我々は時間の経過として認識している。これは正しいですか? 3 時間を加えた4つの次元が等価でない理由は何ですか?

みんなの回答

  • Nakay702
  • ベストアンサー率80% (9721/12092)
回答No.2

不十分、あるいは間違いがあるかも知れませんが、以下のとおりお答えします。 >1 宇宙の膨張速度は高速を超えていると言われますが、これはアインシュタインの相対性理論の破綻を意味しないのですか?しないとすればなぜでしょうか。 ⇒宇宙の膨張で光速を超えて広がるのは銀河や天体ではありません。「宇宙の泡構造」と言われる構造の大部分を占めるボイド(ほとんど何もない冷えた空間)の部分が広がるのです。質量を持つ物体が光速を超えて吹っ飛ぶわけではありません。 >2 宇宙は4次元的に膨張している、つまり空間的にだけでなく時間軸方向にも膨張しているために、これを我々は時間の経過として認識している。これは正しいですか? ⇒宇宙が空間的にだけでなく時間軸方向にも膨張しているとは考えにくいです。高速で飛ぶ天体があるとすれば、むしろその天体は、進行方向に縮み(ローレンツ収縮)、時間が遅れるとされますね。 >3 時間を加えた4つの次元が等価でない理由は何ですか? ⇒空間を構成する3つの方向軸(x, y, z)と時間を直接つないで4次元と考えると不思議ですが、おそらく、「まず空間と時間とが2項対立し、そのうちの空間の下位に3つの方向軸が付随している」、というのが実態ではないかと思います。少なくともそう解釈すれば、何となく納得できそうに思いますが、いかがでしょうか。

  • head1192
  • ベストアンサー率20% (159/779)
回答No.1

1. 時空は物質ではない。 相対論で述べているのは 「質量のある物質は光速度未満で運動し、質量のない物質は光速度で運動する」 どちらも物質を対象とした記述であり、入れ物である時空には言及していない。 2. 不明。 実証できていないので正しいか正しくないか分からない。 3. これも仮説の段階を抜けていない。 今有力なのは「熱力学第二法則」すなわちエントロピー増大の法則の存在である。 物質の変化に不可逆過程があることが、時間の経過を一方通行にしている。 もしこの法則がなければ物質はどちらの方向にも変化することができ、人間も年齢を巻き戻すことが可能になる。 すなわち時間の方向がなくなる。 空間にはこのような制約がない。 もちろんまだ実証はされていない。

関連するQ&A

  • 宇宙の膨張について?

    最近の天文学では宇宙は加速的に膨張してると本で読みました。 ので、簡単な質問ですがよろしくお願いします。 宇宙の膨張とは宇宙全体が膨張してるのでしょうか?(雑誌などでは宇宙が膨張しそれぞれの(銀河系や星がとうざかるとありました) それとも、断面的な時間の流れでそれぞれの空間が膨張してるのでしょうか? 例えば、離れたA銀河とB銀がとで考えると、同じ時間でそれぞれの銀河が3次元で10センチ膨張すれば、A銀河とB銀河の相対的距離はそれぞれの空間が膨張しても変わらないのでは? 光の速度(1次元)=空間の膨張(3次元の相乗値)が同じであれば、アインシュタインの言う様に普遍なものになるのでは? ただ光が強い重力のもとで影響を受けるのは、その空間が宇宙の膨張速度より違う為ではないでしょうか? アインシュタインが言う様に光の速度はどこからみても普遍なものであるとした考えの中には宇宙の膨張が含まれているのでしょうか? こういう考えはおそらく哲学的な考えるもの以下なものだと思いますが、いまいち宇宙の膨張、光の普遍速度、空間、時間概念のつながりが私には理解できません。 それと、πを使っての公式には意味がないのでは?πは無限な数字であり、πをもちいた公式自体が解をださないものでは?

  • 宇宙は本当は何次元なのですか?

    前後左右上下それぞれの方向の座標軸に時間軸を加えて4次元。 人類にはどう頑張っても体感できるのはここまでなんでしょうか? 超弦理論(超紐理論?)は相対性理論も量子力学の理論も包含する今のところ宇宙を表現するためには最も懐の深い理論なのだそうですが、この理論が成立するには、この宇宙が10次元であるという前提条件があるのだそうです。 それ故に宇宙は10次元なのだろうと考えられていましたが、最近は11次元説もあるようです。 結局、宇宙は何次元なのでしょう? 数学の世界ではn次元ベクトル空間なんていうものも定義できてしまうようですが、数学的に表現できる世界は、本当は実世界にも全て存在するものなのでしょうか? 虚数で表現されるような世界も、人間が体感できないだけであって、実在するものなのでしょうか?

  • 光の速度を超える宇宙

    宇宙はものすごい速さで広がっているといいます。 そして、この世界では、光速が一番早いですよね。 そして、宇宙が広がる速度は、地球から遠ざかるほど速くなります。 だから、どんどん遠くなると、光の速度を超えますよね。 そう考えると、光の速度を超えることはできないというのは、 予測に過ぎないという結果にならないでしょうか? まぁ、インフレーション理論によれば、宇宙の膨張は 光のスピードを超えて加速していくわけですけど、 光より早く遠ざかる物体という運動は、 相対論とは矛盾しないということになりますけど。 物体は周りを取り巻く空間に対し相対的に静止していて、 光より早く膨張するようになるのは、空間そのものですが、 光の速度を超えたということは、これからの日本は、 「宇宙の膨張が一番はやい」という科学になるのでしょうか?

  • 宇宙の膨張と相対論と矛盾している?

    宇宙の膨張は一般相対性理論から導き出される結果のようで、観測でも実証されているようですが、一つ疑問点があります。 宇宙の物質は全体的な膨張により、遠くの天体ほど高速で遠ざかっており、その(遠ざかる)速度が光速を超えてしまうところは、地球からは絶対観測できない─宇宙の地平線と呼ぶ─らしいのですが、これはあらゆる物質は光速を超えられないはずの一般相対論と矛盾してはいませんか? 何か間違っているのでしょうか?諸賢のご意見お待ちします。

  • 宇宙の広さと年齢

    以下の点については凡そ認められていると認識しています。 ●宇宙の年齢は137億年。 ●宇宙の広さについて、半径は460億光年。 ●宇宙は今も膨張を加速しつつあり、地球から見たその端の膨張速度は高速の2.5倍。 ●3次元宇宙が閉じているので、宇宙の端までの間に反対側が入っていると言う事は理論的には考えられるが、実際には460億光年のまだ先まで空間が存在し「反転」する事は無い。 従って、次の様な疑問が生じます。 ●ビックバン当時の最古の宇宙は137億光年先に在る筈だが、その先の300億光年の距離空間には何も見えていない筈なので、何故その数字や膨張速度までが判るのか。 ●137億光年×2.5は342億光年で460億光年より短いので、宇宙の膨張速度は光速の2.5倍より大きな時があったのではないか。 以上、算数的な疑問ではありますが、判る方教えて頂けませんか。

  • 宇宙空間の広がり方

    天文学の全くの素人ですが教えて下さい。 20年ほど前に読んだ天文学の本に、この宇宙空間は「3次元空間が4次元方向に広がっている」と説明されていました(カールセーガン博士のTV番組「コスモス」にも同じ説明がありました)。この「3次元空間が4次元方向に広がっている」という考え方は、膨張する風船の表面が「2次元空間が3次元方向に広がっている」のと同様であるというもので、よくわかりやすいものでした。 この考え方からは以下のようなことがとてもわかりやすく理解できました。例えば、 ・「この宇宙空間は果てはないが有限である」(風船の表面に果てはないが有限である)、 ・「ずっと真っ直ぐ進んでいくとやがて同じ地点(自分の背中)に戻ってくる」(風船の表面を真っ直ぐ進んでいくと円を描いて戻ってくる)、 ・「宇宙の中心はあるが、その中心点はこの宇宙空間にはない」(膨張する風船の中心は風船内にあるが、風船の表面上にはない) しかし、最近の天文学の本を見ると、この「3次元空間が4次元方向に膨張している」という説明を全く見ることがありません。最新の天文学ではこのような考え方は否定されているのでしょうか。 どうぞよろしくお願いします。

  • ハッブル宇宙望遠鏡の事を考えていて、3つの疑問が浮かびました。まずはそ

    ハッブル宇宙望遠鏡の事を考えていて、3つの疑問が浮かびました。まずはその前提として、ハッブルはかなり初期の宇宙(120億年程前)の姿を映した、という事になっていますよね。 (1)その撮影をする際、近くに邪魔な星が無い方向ならどこでも過去の宇宙が見えるのは何故でしょう。その星と地球の間の空間が膨張している状況でも、相対的な光の速度は一定なわけですから、仮に地球(のある座標)がビッグバン直後に宇宙の中心付近にあったとしても、当時周辺にあった"できたての小さな宇宙"が放った光がどの方向からでも120億年以上かけて到達するというのはある種の矛盾した現象ではないですか?  つまり、空間の伸縮で光の速度が一定であることを証明しようと考える場合に「空間の方向軸」と「長い時間軸」を考慮すると矛盾が生じませんか?(その光が絶対に地球に到達しないか、宇宙の初期段階で追い抜かれてしまうか、一定の方向にだけ到達するか、のいずれかになるような・・・) (2)逆に、上記の状況が可能なほど歪んだ膨張の仕方を仮定した場合に(それ自体がかなり不自然のような気がしますが)今度は過去のある一瞬の光だけが見えているのが不思議ではないですか?つまり、長い時間軸の光が同時に到達してしまいせんか? (3)それらを総括して、長い長い宇宙の膨張の歴史を考える場合に「空間(の中でも方向)」「時間」「光」の概念はどのように考えれば良いのでしょうか? 気になって眠れません。どうか、素人にも分かりやすいよう説明していただけませんか。

  • ビッグバン宇宙論はやはり変である ー その2

       前回の質問「ビッグバン宇宙論はやはり変である」の問題点を整理し直し、ここに再掲することにしました。(哲学の問題であるとも、物理の問題であるとも考えられるので両カテに投げます。) ビッグバン宇宙論は大まかに2段のプロセスからなると考えられる。 第1段: 無から米粒ほどの小さなモノが生まれた。 第2段: 米粒ほどの小さなモノが膨張して全宇宙が生まれた。 第1段、 無から米粒ほどの小さなモノが生まれた。 つまりこれは無から有が生まれることを意味し、通常の論理思考を完全に逸脱するものである。 おそらく一部を除いて地球上の全人類が否定するのではないかと推察できるもので、全くの問題外と断言できよー。 しかしビッグバン宇宙論は無が有を生むこのプロセスの仕組みについては何一つ語っていないのであるから究明のしよーがない。 第2段、米粒ほどの小さなモノが膨張して全宇宙が生まれた。 これは天体観測と計算によって導かれる宇宙の膨張、ビッグバンがあったと語っている部分である。 宇宙は137億年前に米粒ほどの小さなモノが膨張して生まれたと主張する。 しかしこれについても肝心な部分は何も語っていないのである。 第1段が科学でないのは明らかである。 第2段もその多くが語られていないのであるからやはり科学ではないと断言できるのではないか。 その根拠として、第2段について順番に見ていきたい。 1.宇宙の形状について 宇宙の形状については、球形なのか、円錐形、立方体なのか・・・何も語っていない。 はたまた3次元空間なのか、平面的なのかさえ定かでない。 多次元空間とか異次元空間なるものが登場する場合もある。 つまり宇宙の形状はその次元さえ定まっていないのであるから、その形など語れる訳はないのである。 2.宇宙の大きさについて 宇宙の形状が定まらず大きさが定まる訳はないのであるが、なぜか宇宙の大きさは137億光年であると計算される。 あまりに不思議である。 3.宇宙の壁について 宇宙は137億光年の大きさをもつ有限空間であるとするが、その宇宙の壁については何も語っていない。 宇宙の壁がどのよーなものか、壁の外は何なのか全く語っていない。   4.宇宙の中心について これについては宇宙空間のある1点が宇宙の中心として存在するとする場合や、宇宙空間の任意の点が宇宙の中心であるとする場合がある。 いずれにしても宇宙の中心についてはっきりしたことは何も語っていない。 5.膨張について その膨張とはある1点を中心とした同心球体状膨張を意味するのか、それ以外の膨張なのか何1つ語っていない。 宇宙の中心が何なのか語れないのであるから、その膨張がどのよーなものなのかについても語れる訳がないのである。 6.膨張速度について 宇宙の果てでは空間は光速ほどの勢いで膨張しているとゆー。 しかし我々の周りの空間がどの程度の勢いで膨張しているのか示していない。 はたまた我々人間は膨張しているのかしていないのか示していない。 空間の膨張と物質の膨張に違いが有るのかどーかも示していない。 これらについて何も明らかにしていないのである。 7.空間的対称性について 宇宙の果てでは空間は光速ほどの勢いで膨張しているとゆー。 またその宇宙の果てから地球を眺めるとやはり宇宙の果であるともゆー。 しからば地球も宇宙の果てなのであるから、光速ほどの勢いで膨張していることになろー。 すると地球も月も太陽も光速ほどの勢いで膨張していることになるのか。 我々人間に対しても光速ほどの勢いで何かが起こっていることになるのか。 果たして我々人間は光速ほどの勢いで移動していることになるのか。 これらについて何も語っていないのである。 質問者の考え方は以下の通りである。 まず第1段が間違っていれば、それを前提とする第2段は必ず矛盾を生む。 これは原因と結果の法則から必ずそーなる。 これが第2段が行き詰まる原因であると結論します。 もしビッグバン宇宙論は科学であると考える人がいたら、上記の問題に回答頂けないだろーか。    

  • 宇宙のはての定義とは?

    始めまして、 宇宙の果ての定義とは何ですか? WEBや本(初心者向け)の本などを読みますと宇宙(私たちの存在する)の果ては、観測できる範囲、つまり空間が光速以下で膨張している所までと定義されている事が多いのですが、例えば私たちが居る地球から観測(光速以下で空間が膨張している)範囲を宇宙の大きさそ定義したとして、そこから先は観測出来ないのでそこを宇宙の果てとしているようです。 仮にこの定義上の宇宙の果て(地球から見て光速以上で膨張している場所)に瞬時に移動して、そこからさらに遠くを観測した際にさらに空間が広がっていたいた際は認識が変わる(間違い)だった事になるのではないでしょうか?。 そうしますと宇宙の果てや大きさは光速が不変な以上永遠に分らないような気がするのですが何故宇宙の大きさが定義できるのでしょうか?。 ビックバン後10マイナス35乗秒などの時間はどこの時間軸での表現なのでしょうか?。相対性理論では時間は不変な物では無い扱いだと思います。(例えば今の私たちの時間の感覚?)での時間なのでしょうか?、それともプランク時間と言うものの時間の単位から割り出した時間なのでしょうか?。 例として宇宙の果ての解として4次元空間に広がった3次元の球面なので果ては無い、との解が出ていますがこれは3次元空間に広がった2次元(地球の表面)を考えれば納得は出来ます。地球上(表面)に果てはありませんので一週すれば元の場所に戻るだけで果てはありません。無理やり果てとするなら自分の真後ろが果てになるのも分ります。 このような条件下(光速より速く移動できない、時間の定義があいまい)な条件で宇宙の大きさを例えば150億光年とどうして定義出来るのかが解りません。(光速が不変なら宇宙全体の時間の流れ?が均一とも思えない)。 素人考えではありますが宜しくお願いいたします。

  • 宇宙の半径の求め方

    宇宙の半径の求め方は単に 宇宙年齢(単位:年)に光年を付けただけで求めているようですが、 (* 宇宙年齢の求め方はまた、別にありますが) この根拠を与えるのが相対性理論の光速不変の原理だと思います。 これは、空間の膨張を加味しても成り立つことなのでしょうか?