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活性化エネルギーを求めたい

psa291の回答

  • psa291
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回答No.3

>1/Tの値が大きくなればなるほど、抵抗値のlnが大きくなっていました。 質問者さんは、質問時に添付した表のデーターを使っているのですよね。 0℃=273K の時   抵抗値 0.504 1/T=0.003663  ln抵抗値=ln0.504=-0.685 10℃=283K    抵抗値 0.534 1/T=0.003534  ln抵抗値=ln0.534=-0.627 40℃=313K    抵抗値 0.607 1/T=0.003195  ln抵抗値=ln0.607=-0.499 1/Tが0.003663→0.003195と小さくなると ln抵抗値は-0.685→-0.499と大きくなっていますよ。 逆に1/Tが大きくなるとln抵抗値は小さくなるので、傾きは負ですよね。 アレニウスプロットは、化学反応だけでなく種々、色々な現象に応用ができますから、粘度の温度依存性のようにプロットの傾きが正になるものもあります。 つまり、温度が高いほど起きにくい。 粘度は、流動への抵抗なので、温度が高いほど流動への抵抗が小さくなる。 つまり流れやすくなる。 温度の上昇によって増加する(例えば反応速度)は、傾きが負になります。 式中のEaが負になるか正になるかで対応します。 温度上昇によって増加する現象ならば、式中のEaの前にマイナス符号をつける。=通常のアレニウス式 粘度のように温度上昇により低下する現象ならば、式中のEaの前にマイナスをつけず正にする。=アンドレードの式 活性化エネルギーそのものが負になることはありません。 求められる活性化エネルギーは常に正の値です。

MARs_Ls
質問者

補足

何度も回答頂きありがとうございます。 私の添付した写真のせいで解答者さんに誤解を招いてしまったみたいなので、補足させて頂きます。 0℃で0.504、10℃で0.534…(Ω)となっているのは、「抵抗器」ではなく「コイル」で抵抗器と同条件の下測定した値です。 今回私が求めたいのは、あくまで「抵抗器」の活性化エネルギーなので、抵抗器の温度変化による抵抗値と電圧の値だけを記録したものを抜き出すと 0℃ 21.7kΩ -1.047mV 10℃ 13.0kΩ -0.610mV 20℃ 8.25kΩ  0.197mV 30℃ 5.50kΩ  0.229mV 40℃ 4.01kΩ  0.655mV 50℃ 2.85kΩ  1.090mV 60℃ 2.12kΩ  1.524mV 70℃ 1405Ω  1.965mV 80℃ 1108Ω  2.362mV 70℃ 1480Ω  1.854mV 60℃ 2.16kΩ  1.461mV 50℃ 3.08kΩ  1.009mV 40℃ 4.38kΩ  0.533mV 30℃ 5.88kΩ  0.132mV 20℃ 7.50kΩ -0.219mV 10℃ 10.5kΩ -0.661mV 0℃ 15.4kΩ -1.005mV となりました。 この場合、1/Tが大きくなる(Tが小さくなる)と、R(抵抗器が示した抵抗値)の値は大きくなっていますよね?これだと、lnRの値もそれに従って大きくなり、回答者さんの提案通りにグラフを書くとその傾きが正になってしまうんです。 自分が今まで学んできたアレニウスプロットは、全てグラフにした時の傾きがマイナスとなるようなデータでした。 今回それが通用しない状況で、疑問に思ったため質問させて頂いております。 何度も何度も恐縮ですが、ご解答頂けると幸いです。

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