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新型コロナウイルス感染症ワクチンの予防有効性は?

最近になり、少し気になることがあります。すでに感染しているひとは、ワクチン接種に意味があるのでしょうか?たとえば、無症状保菌感染者などです。 あと、大腸菌で改変プラスミドを導入して短いタンパク質断片を合成できるまでは知っているのですが、 今回、血流から人間の細胞にメッセンジャーRNAを高分子ミセルからエンドサイトーシスでぶち込んで細胞内でペプチド断片を翻訳から正確な高次構造に発現し、細胞外に放出までワンセットで成功できる科学技術はないと思いました。 イギリス、ロシアなどのアデノウィルスをベクターとして用いるケースの場合は、おそらくアデノウィルスの表面に抗原を形成させる技術があるのかと考えましたが、そうでしょうか? 抗原をもつ変異種なアデノウィルスを培養して血管にぶち込んで抗体をつくるのか、それとも、アデノウィルスを血管にぶち込んで細胞内に感染さえてから増殖させて、なんらかの方法で抗原をつくるのか、どのテレビでもなにも詳しく説明がないので分かりませんでした。 インフルエンザのワクチンでは、インフルエンザの前年度の変異株からニワトリの卵を利用して培養すると聞きました。 しかし、今回は、詳細不明な最前線の科学技術を用いる最終局面だと思ます。 いま、ロシア人(オックスフォード大学のイギリス人も)は、なにをしているのでしょうか?

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  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2482/6031)
回答No.2

今回、血流から人間の細胞にメッセンジャーRNAを高分子ミセルからエンドサイトーシスでぶち込んで細胞内でペプチド断片を翻訳から正確な高次構造に発現し、細胞外に放出までワンセットで成功できる科学技術はないと思いました。 あります。というか,普通の発現ベクターでやってますし,それで毎日山ほど論文も出ています。 イギリス、ロシアなどのアデノウィルスをベクターとして用いるケースの場合は、おそらくアデノウィルスの表面に抗原を形成させる技術があるのかと考えましたが、そうでしょうか? アデノはタイターを間違わなければ,ゲノムに入り込むことがないので安全でかつ広範囲に増えて広がってくれるので使っています。 アデノは死亡例もあるので,使う事に許可を出す国が現状では限られていますが,これも細胞にmRNAやDNAをエンドサイトーシス経路で導入したのを原理は同じです。mRNAを核内で作らせて,その後それを翻訳し高次構造をとらせるだけです。何にも難しいことなどありません。 抗原をもつ変異種なアデノウィルスを培養して血管にぶち込んで抗体をつくるのか、それとも、アデノウィルスを血管にぶち込んで細胞内に感染さえてから増殖させて、なんらかの方法で抗原をつくるのか、どのテレビでもなにも詳しく説明がないので分かりませんでした。 原理はあるていどわかっていますが,素人に説明するのはblack boxに上手く行くように仕組みをつくってほりこんで完成品ができるということを説明しても分からないので,または分かっている振りをしてもちゃんと説明しても,そんな技術は無いとか言う人もいるので,説明しないだけ。教科書を読めば普通に書いてあることです。 インフルエンザのワクチンでは、インフルエンザの前年度の変異株からニワトリの卵を利用して培養すると聞きました。 アレルギーがでる人がいるから卵は使わなくなったんじゃ無かったかな。もう何十年も前のことでしょう。 しかし、今回は、詳細不明な最前線の科学技術を用いる最終局面だと思ます。いま、ロシア人(オックスフォード大学のイギリス人も)は、なにをしているのでしょうか? そこに疑うべきミステリーはありません。 単純な異所的なタンパク質の発現だけです。

  • cse_ri3
  • ベストアンサー率25% (165/640)
回答No.1

とりあえず、わかる箇所だけ。 コロナの抗体については、感染後数か月すると大幅に減少する事例が報告されています。 参考:https://jp.wsj.com/articles/SB11385694663004604302004586531752817214700 ですので、ワクチンを打ってもその効果が一生続くわけではなく、最短の場合数か月しか有効でないことが、考えられます。 しかし、これって、インフルエンザワクチンと同じですよね。 まあ、インフルエンザの場合、冬季を前に一年に一度打てばよいのですが、コロナの場合は通年ですから、季節毎に打つことになるのかと思います。 内科医とワクチン製造会社が、儲かって仕方ないですね。(苦笑)

kapyo456
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。しかし、今、日本をふくめ世界中のひとが知りたいのは、分子生物学的な論点から、抗原をどう作成しているのかで、それを誰も公表していないのが問題の焦点となります。ワクチンの抗体価の持続期間の問題でなく、おそらく、人類最後の手段として、最近の研究、試験段階の方法を利用するのかもしれませんが、テレビや新聞で報道しているのは、どう考えても遺伝子コードからつくられたペプチドの抗原が原理不明のまま発現はできたものでその抗体ができた可能性はありますが、病原体となるウイルス本体を認識させるのに不可能だと考えました。

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