• ベストアンサー

現代の家は「さすまた」で壊すことは可能?

江戸時代だと、消化方法があまり確率しておらず火が燃え移らないために、 「さすまた」で家を倒壊させて燃え広がらせなくする方法をとっていたらしいです。 そこで質問なんですが、現代の家を「さすまた」だけで壊すことは可能なのでしょうか? 分かる方がいらっしゃったら教えてください。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • teppou
  • ベストアンサー率46% (356/766)
回答No.11

 江戸時代の町火消しの道具に「さすまた」があったのは間違いないようですが、家屋の取り壊しに使っていたのではないと推測しています。  東京に現在残る戦前からの町並みは、車も通れないような路地が網の目のように走っていて、江戸時代もこのようであったかと思います。(もっとも現在残る最も古い街並みでも関東大震災以後のもののようですが。)  そういう町で火災が起きると、その路地に家が焼け崩れて消火の妨げになるので、燃え広がりつつある家屋を「さすまた」で支えたり、燃えている側に押し倒したりする用途の使った物だと推測しています。  50年くらい前まは、重機というものは大きな物が多く数も現在に比べれは相当少なかったので、街中の木造民家の解体はとび職の人が人力で行っていました。  まず瓦とその下に敷いてある赤土を下ろし、屋根の下材を剥いでから、梁より上の部分を解体してゆきます。  次に板張りの外壁を剥がし、内部の土壁を掛けやという木製の大ハンマーで打ち抜き、土壁落とします。  小さな民家なら、ここまで早ければ二日です。  残りは、柱と梁ばかりになりますので、丁寧にやるときには、位置の高い横材を柱から上に抜き、柱を抜いてゆきますが、古材を再利用しない場合で、周りに空間がある場合には柱の上部にロープをかけて、少し離れた場所から家をねじるように数人で引きながら、要所の柱をかけやで叩きます。  そうすると、バリバリと音を立てて傾いてきます。そういうことを数か所繰り返すと、ぺちゃんこのはなりませんが、うんと低くなって、あとは、かけやとバールなどを使って解体してゆきます。  かなり大雑把な説明ですが、およそ以上のようなやり方で、木造家屋の解体はできますので、江戸時代の民家や長屋などは大人数でかかれば、鳶口、かけや、かなてこ、綱、等を使って一時間ほどでつぶすことは可能と思います。  「さすまた」は、家屋の解体にはあまり役に立たなかったろうと思いますが、江戸時代の破壊消防とは、こうであったろうかという、多少の経験者の推測です。

その他の回答 (10)

  • y-k-m
  • ベストアンサー率36% (362/990)
回答No.10

戦前の貧乏長屋?とか戦後のバラックは 江戸時代の長屋と そう変わらなかったので、トビクチくらいで壊せたかも知れません。 その後は大地震が起きるたび建築基準法が改正され、耐震性が上がったので 確認申請に通った建物は人力では解体不能でしょう。

  • nijjin
  • ベストアンサー率26% (4704/17424)
回答No.9

現代の家をさすまただけで壊すには、重機に専用のさすまたでも取り付けない限り不可能です。 それでも、木造などの家に限られるでしょう。 江戸時代は火事に備え柱も細く、数人がかりで壊せるような家になっていました。 そこで使われたさすまたは防犯用の一人で使うようなさすまただけではなく数人がかりで使う専門の大きなものもあったようです。 また、さすまただけで壊すことは無く、柱を切ったり壁を壊したりして倒しやすいようにしています。 切った柱を倒したりするのにさすまたが使われたようです。

  • nsan007
  • ベストアンサー率30% (941/3104)
回答No.8

江戸時代の建物は基礎が有りません。延べ石をついて固めて、その上に土台や柱を乗せるだけです。瓦などの重量で動く事か無いとの考えです。 壁の間には竹を組んで土塗壁が在るだけです。 金具も釘も使用せず、ほぞという穴を掘って差し込んで止めるだけです。 従ってかけやでつた壁を落としさすまたやロープなどで柱を押したり引いたりすれば簡単に倒れます。 最近の建物は土壁はありませんが、筋違いと言って斜め材をしっかりと金物で停めています。 基礎のコンクリートにアンカーボルトなどでしっかりと留めていますし、柱を押したり引いたりしても倒れる事は有りません。 骨組みだけで地震にも対応させていますし、ボードや構造用合板などを張っていますから、びくともしないと思います。 更に現在は昔の火消人のような権限は有りませんので、勝手に他人の家を潰すなんて出来ませんから、放水なとで炎焼を防ぎます。

  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2800/7250)
回答No.7

江戸時代であろうがなんであろうが、さすまたで家を壊そうとするならそれは気がふれているといわれたでしょうね。 暴れるやつがいる場合、U字の金具があるものでクビ筋を抑え、刀を持っている手をふりまわしてもこちらにけががでないようにおさえて、他の人間がこいつの刃物を取り上げたり押さえつける、それがさすまたです。U字型のおおきな金具がある棒なんですけど、これでどうやって家を壊すというんですか。 現代でも不可能だし、江戸時代でも不可能です。 そもそも壊せると思いますか。 やるんだったらツルハシとか鎚じゃないですか。

  • W-164
  • ベストアンサー率30% (382/1272)
回答No.6

さすまたの実物を見たことありますか? 対象物を受け止めるため、先端に「U」の字のような横棒が付いていますが、全体としてはただの「棒」です。 人の力で「押す」以上の力を掛けることは出来ません。 つまり、「人の力で押して壊れる」程度の家なら壊すことが出来るでしょうが、 仮にも、普通に雨風を受けても壊れないレベルの「家」は、そう簡単には壊れません。 江戸時代の家でも、「さすまた」で壊せるような(ホームレスの掘っ立て小屋のような)家は、そう多くは無かったと思います。

  • meitoku
  • ベストアンサー率22% (2258/10048)
回答No.5

昔の家は柱で建っており壁は薄い板や障子で仕切られていました。 柱を引けばすべてが崩れ落ちます。 現代に家は外壁・内壁・断熱材・柱と梁は金属ボルトで補強されています。 昔の様な道具だけでは直ぐに壊れません。

  • bunjii
  • ベストアンサー率43% (3589/8248)
回答No.4

>「さすまた」で家を倒壊させて燃え広がらせなくする方法をとっていたらしいです。 嘘です。 さすまたは戦闘用の武器で相手を抑え込むことや近付かないようにするためのものです。 打ち壊しの道具としては鳶口やかけやです。 鳶口は引っ掛けて手前へ倒すために使います。 かけやか木ハンマーの大きなものですから叩いて壊すために使います。 さすまたを使うとすれば鳶口で引っ張ると危険なときに押すために使えるかも知れません。

回答No.3

Q、現代の家は「さすまた」で壊すことは可能? A、我が家は、そんなもんでは絶対に壊れません。短時間では・・・ >この家は、建てるのは簡単だが壊すのは至難なんだよね。 >解体屋泣かせってのこは、この家のことだよ。 (我が家の建築に関わった職人さんの話) 月曜日:一階が完成 火曜日:二階が完成 水曜日:屋根が完成 木曜日:内部工事が完了  デッカイトラックで運ばれてきた一階、二階、屋根を接着剤他で接合しただけの我が家。25年前の話。今では、工期も4日から1、2日に短縮されているそうです。また、内部の大工工事なんてのは、もはや不要の完成形で工場を出荷されています。まあ、チャチな作りと言えばチャチな作り。でも、何層もの合板からなる壁は、ちょっとやそっとでは壊せません。柱なんて一本もありませんから、壊す対象は壁。ビフォーアフターでやっているように、鳶口で引っ張ればドサッと壊れるなんてことはないでしょう。  もちろん、何日も何ヶ月もかかってチョビチョビといぇり続ければ、いつかはドサッといくでしょう。が、一両日では簡単できないのが我が家だと信じています。やってみなきゃー分かりませんが・・・

noname#233863
noname#233863
回答No.2

さすまたで家屋を壊していたなんて聞いたことがありませんけど。 そんなことをするには強度が全く足りません。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10479/32958)
回答No.1

昔の家でもさすまただけでは壊せないですよ。壊すためのメインになるのは鳶口です。現代でいうならバールとピッケルみたいなものですね。

関連するQ&A

  • 昔よりも現代が一番!!!

    旅行も行けないコロナ禍の閉塞感、だったらタイムトラベルでもしたいなとつい現実逃避しちゃいます。 私は江戸時代の江戸が大好きで、もちろん現代のような便利な機器はなく不便ですが、冷蔵庫やスーパーが無くとも棒手振りが長屋まで新鮮な食材を売りに来てくれるし、交通機関が無くとも歩くのは苦にならないし、携帯が無いから逐一仕事を急かされることもなく、SNSが無くとも人同士のふれあいや絆があり、叶うことなら江戸で生きたい思ってたのですが、友人のこの一言で断念しました。「冬めっちゃ寒いよ?」。夏の暑さは現代ほどじゃないにしても、冬の寒さは火鉢や綿入れじゃどうにもならん!家の中の水まで氷るんじゃ寒ガーリーな私はとても耐えられない! あとは、宦官のフリして中国皇帝の後宮で楽しく暮らすとか、身分差の無い縄文時代の暖かい九州で気ままに暮らすとか、ゴールドラッシュのアメリカで一攫千金とか夢見ちゃうんですが、昔の現実を突きつけて私の目を覚まさせてください! どの時代どの国でも結構です。「昔よりも現代が一番!!!」という趣旨で、具体的な事例を挙げていただければと思います。

  • 「かご」は現代の乗り物で言うと何?

    江戸時代の「かご」は現代の乗り物で言うと何に相当しますか。主な利用者、運賃などを考慮してください。

  • もしも○○が現代を生きていたら…?

    さっき質問したばかりですが、 しかも、内容が似ています…苦笑 説明が難しいのですが、 たとえば… 三本の矢で有名な『毛利元就』が現代を生きていたらの場合↓ 高校野球の監督になって、部員達に言う 『いいか?お前らが一人だったら、このバットのように折れてしまう』 ばきっ 『しかし、お前らが束になれば…』 束にしたバットを折ろうとするが… 『ほらっ!!折れないだろう??』 『はい!監督!!』 …分かりにくい説明ですみません>< とにかく、こんな感じにレポートにするのが宿題なんです… 希望する時代の人物は、鎌倉~江戸時代後期までです。 本当に分かりにくい説明で、すみません><

  • 現代語訳?

    江戸時代以前の文章を現代語にするのは「現代語訳」っていいます(?)けど、明治から昭和20年くらいまでの「旧かな旧漢字」「歴史的仮名遣い」で書かれた文章を常用漢字で現代仮名遣いにしたり、平成の中高生でも読みやすくするのも「現代語訳」って言いますか?

  • 江戸と現代の文化について教えてください!!

    ・歌舞伎文化と日本人の美 ・江戸時代の演劇文化と現代との関係 について調べているのですが、なかなか参考文献やURLなどが見つからなくて困っています。 アドバイスや何でも良いので、少しでも知っていることがあれば、ぜひ教えてください! どうかよろしくお願いします!!!

  • 現代人にとって栄養不足は有り得ないのか

    ある質問で現代社会において栄養分が不足することは、 相当偏った生活されている人でもあり得ないと聞きました。 江戸時代までは栄養が不足していましたが、 現代人にとっては無問題だといいます。 私としてはとても不思議な感じの回答に映りました。 例えば3食ともカップラーメンで1年続ける。 まあ、こんな生活では破綻すると思いますが、 思いっきり偏らせてみました。 本題ですが、まずは冒頭の文章が正しいのでしょうか。 もし、正しいのであれば、どの位までなら許容範囲でしょうか。

  • 上智の経済の現代文

    現代文で、江戸時代あたりに書かれた 古文と現代文が合体したうな文体のものがでるのですが どういう対策をすればいいか教えてほしいです。 舞姫という作品とおなじような文体です。 塾の先生は上智対策の講座を受けるしかないといいますが できれば参考書などで済ませたいです。 経験者の方や詳しい方はぜひ回答お願いします。

  • 江戸時代と現代についての質問です;;

    ”江戸時代と現代の比較”について、今取り組んでいるのですが、 わからない項目がいくつかあるので、教えてください(><;) (1)ごみ処理の方法の比較 (2)法律の比較 (3)生活水準の比較 (4)住民感情(ごみに対するもの)の比較

  • 現代人がタイムスリップしたら何時代まで言葉通じるか

    100年前に書かれた書物を読んでも、何が書いてあるかちんぷんかんぷんです。 まったく理解できません。そこで素朴に思ったのですが、現代人(20~60才くらい)がタイムスリップしたら何時代まで言葉での会話が通じるでしょうか? 例えば、江戸時代、徳川吉宗あたりの時代にタイムスリップしたら現代人は何%くらい会話が成立するでしょうか?

  • 江戸時代ごろは「家」や「部屋」を何と呼んでいたのでしょうか・・・?知っているかたおられましたら教えてください。