• ベストアンサー

英国のEU離脱について

EU離脱を決断した英国は暴走するグローバル市場をいち早く見抜いていたため決断したのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1312/2665)
回答No.4

違います。Brexitの国民投票を後押ししたのは難民移民問題が主なポイントです。EUでは域内の人の移動と就業の自由が認められています。大陸の旧東欧系の労働者や中東、アフリカからの移民がイギリスにも制約なしに流れ込んできて、イギリス人の仕事を奪ったりテロの温床が広がることを恐れたのです。ただ国民投票時には時の首相や与党の主要メンバーもまさかBrexitが可決するとは思っていなくて、だからこそ国民投票に踏み切ったので、そもそも政権や政治家の先読みとか意思によるものでもありません。 ちなみに今イギリスでは来年の離脱に向けてEU側とほとんど条件面で合意できないままの「Blind Brexit」になるんじゃ無いかと毎日大きなニュースになっています。このままだとEUからの農作物が高騰したり、輸出品に高い関税をかけられたりEU在住のイギリス人の権利が守れなかったり、と後になって不利益になることが出てきそうです。国際企業はすでにロンドンからパリなどに拠点を移し始めていて、経済的には影響が出始めています。国民投票のやり直しの運動も高まっていて予断を許しません。ただ国民投票やり直しは現政権の不信任に他ならないので起こったとしたらただ事じゃ無いです。

その他の回答 (3)

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1441/3514)
回答No.3

>EU離脱を決断した英国は暴走するグローバル市場をいち早く見抜いていたため決断したのでしょうか? そのような「先見の明」があったわけではないでしょう。EU離脱の直接のきっかけとなった国民投票は、保守党のキャメロン政権が党内や国民の間に根強い離脱派の不満に対するいわば「ガス抜き」のために実施したものだからで、英国内外ともに投票前には「国民投票では残留を選択するだろう」と予測されていたからです。 それがいわば「瓢箪から駒」で「離脱派の勝利」となったのは、離脱派の選挙キャンペーンが巧妙で、国民の中にあったEUに対する不満をうまく利用できたからです。逆に言うとEU残留派は、「EUに加盟していることによる利点」を国民に納得させることができなかったということになります。 EU離脱交渉が期限内にまとまるかどうかはまだわからず、時間切れで「合意なき離脱」になるのではないかという悲観的な見方も依然消えていません。先日も日本のパナソニックが、イギリスのEU離脱でヨーロッパ本社をイギリスからオランダに移転させるというニュースがありました。イギリスは離脱後も外国企業に残ってもらうため法人税を引き下げる方針ですが、これが日本政府から「租税回避地の利用」とみなされることを懸念したと伝えられています。 イギリスがEU離脱の対策として「外国企業のために良かれ」と考えて実施しようとしている政策が、かえって外国企業のイギリス離れにつながったという皮肉な結果ですので、問題は単純ではありません。イギリスのEU離脱が具体的にどうなるのか、EU離脱でイギリス経済がどうなるのか、まだ明確に見えてきていません。

  • KoalaGold
  • ベストアンサー率20% (2539/12475)
回答No.2

プールのある裕福な家庭が庶民の街に存在し、貧しい家庭もあります。それが町民会で各家庭の門戸を開きましょう、誰でも庭に出入りできるようにしましょう、台所も開放しましょうとして芝生は共同の場所にしてしまった状態。 貧者は富裕層の家に入りびたり、ゴミを置いていきます。いる限り食物も食べて行きます。お互いにルールを決めて共存しましょうというのがどう見ても一方的に不利益を被っていると怒りを感じる市民が増えてきたのです。 富裕家庭も貧者を税金抜きで雇える長所がありますが、天秤にかけた場合不利益のが多いと思われて討論が上がっていました。 感情的には難民とイスラム教に紛れたテロリストによる事件と殺戮の繰り返しです。異教徒の増加で女性が入れない危険地域も増えました。スウェーデンでも婦女暴行が急激に増加しています。この門戸開放はやめよう、自国民を守ろうという動きは各国で起きています。 イギリスはユーロ貨幣も通貨として認めなかったくらい当初から半信半疑でした。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2700/13647)
回答No.1

いろいろ見方はありますが、EUを事実上牛耳っているドイツに対する抵抗感、不信感でしょう。ヨーロッパは歴史的にイギリスとドイツの覇権争いが繰り返されてきました。第一次大戦、第二次大戦はそれが原因で起きました。現在EUというグローバル市場はもはやドイツの草刈り場になっています。利益はすべてドイツが吸い上げています。近いうちにイギリスのように離脱する国が増えてくるでしょう。つまりグローバル化の極地であるEUは破綻したのです。

関連するQ&A

  • EUを離脱した英国は

    EUを離脱した英国は、たぶん中国と 組むのでしょうね?

  • 英国が離脱したEUって、要するにドイツの勢力圏

    英国がEUから離脱しそうですが、 英国が離脱したEUって、要するに「ドイツの勢力圏」ということ なのではないでしょうか。

  • 英国は本当にEUから離脱しますか

    国民投票の結果は僅差で離脱派が勝ちました。しかし、これから2年間離脱交渉をしなければなりません。EU側は、英国に譲歩しすぎるとEUの国々が次々離脱する可能性があり、厳しい条件を英国に突きつけるでしょう。離脱交渉は10年に及ぶ可能性もあると言う人もいます。その間世論も変わるでしょう。未来が見えない英国から次々外国企業が出て行く可能性もあります。2017年の英国の経済成長率はマイナス0.8%に落ちるとIMFも予測しています。不景気の訪れに世論も替わり、残留派が多数を占めるようになり、国民投票を再度行い、残留を決定するという可能性は無いですか。

  • 英国のEU離脱をどう予想しますか

    こんにちは! EU(欧州連合)の離脱をめぐる英国の国民投票が23日に行われますが,その結果をどう予想しますか。

  • EU加盟国で、英国次いで離脱の可能性がある国は?

    英国で、国民投票により「EU離脱」支持派が勝利しましたが、他のEU加盟国で離脱の可能性がある国は、どの国になるのでしょうか? また、その理由もわかれば、教えて下さい。

  • EUは英国を追い出して「第三帝国」になるの

    国民投票には法的拘束力はないというのに 独仏がやたらと英国にEU離脱をせかすのは、もしかしてだけど、 英国を追い出すとともに政治統合して「第三帝国」をもくろんでいるのでしょうか? 立憲君主制の英国がいると障害になりますし。 英国の残留派が残りたいと騒いでいるだけで、 EU側は誰もひきとめてませんよね。

  • 英国の「合意なき離脱」

    英国のEU離脱期限の3月末が迫ってきましたが、英国議会が離脱案を承認しません。 英首相はこのまま期限内の離脱を強行したいようですが、反対も多い。 「合意なき離脱」をすると原則何がダメなのか、簡略に教えてください。

  • 英国のEU離脱 賛成!反対?

    英国のEU離脱、 貴方は 賛成ですか 反対ですか 関係ない ですか。 以下は、やや専門的。 賛成の方、 ソフト離脱・・・関税同盟に残るなど係わりを持つ ハード離脱・・・新たにカナダ方式FTA(プラスα)の関係とする 合意なき離脱 の何を望みますか。 (関税同盟の場合、自国で他の国との経済連携は出来ません。行うのは同盟です。  合意なき離脱は机上論ではないでしょうか。    一部で騒動が起こるでしょうが(アイルランド国境など)、大半は「ルールが    ないなら今までどおりとしましょう」と生活を続けるのではないでしょうか。  私はカナダ方式でよいと思います。そしてTPP11に入るのです。そうすると    太平洋&大西洋TPPに発展する契機になるのではないでしょうか。  注:英国保守党離脱派はカナダ方式の大幅拡張を要求していますが    EUは「よいとこどり」を否定しています。    認めたら大半が出て行っちゃうと。)

  • 【祝:英国】EU離脱ですって【英連邦53か国】

    英国の騒ぎの国民投票がEU離脱で決まりました(現時点までのBBC予測)。インディペンデンスデーだそうです。 おめでたいですよね? 1、 めでたい。 2、 めでたくない。 3、 分からない。 ちなみに私は離脱支持派でしたので喜んでます。 直前の世論調査では僅差で残留派が勝ってましたが、これが功を奏し残留派の投票率が伸びなかった模様で、しかも南東部を中心に豪雨となって投票意志の強い離脱派に有利に転がり、思った以上の差で離脱派が勝ちました。 海外領土をふんだんに今も持ち、なおかつ旧植民地を中心として53か国もの英連邦ですから、離脱による短期的弊害はあるものの中長期的にはEU離脱は英国の利益を増進するとの見方があります。 ■ 英EU離脱で「英連邦」が超巨大経済圏として出現する http://diamond.jp/articles/-/93364 自国海外領土のタックスヘイブンに隠し資産を所持するキャメロン首相が残留派なのが笑えます。 英国進出の日本企業も隠し金をちょっとばかり引き出してEU内に移転すればOKでしょう。

  • 英国のEU離脱の行方

    イギリス議会はメイ首相の協定案の再否決の中、 EU離脱の再延期を行っている。 サイドから見ると イギリス議会は迷走状態で利害主張ばかりでまとめる気が あるのだろうかと疑ってしまう。 再度の国民投票の機運も 出てきているが、今の状態でやればEU残留派が勝つかも知れないが 離脱派もかなりの割合になる可能性アリでまた、議会混乱になる。 そもそもの問題はキャメロン首相が国民投票のやり方に問題が ある気がします。 誤りは国民投票の実地自体ではなく、英国の 将来を決める重大な投票結果を過半数で決める事です。こんな 場合は三分の二以上の賛成にすべきだったのではないでしょうか? 過半数では賛否が、ほぼ均衡!・・・スムーズな協定案議決が 出来ないのは当然だから。