ゴム材料の降伏応力について

このQ&Aのポイント
  • ゴム材料には降伏応力がないとされていますが、0.2%耐力を用いて求めることができます。
  • ゴム材料の降伏応力は明確に定義されていませんが、0.2%耐力を参考にすることが一般的です。
  • ゴム材料の特性上、降伏応力を明確に定めることは難しいですが、0.2%耐力を使うことで代替的に評価することができます。
回答を見る
  • 締切済み

ゴム材料の降伏応力について

素人の意見で申し訳ありません。 ゴム材料は明確な降伏応力がないと思うのですが0.2%耐力を用いて求めても問題はないのでしょうか?

noname#230358
noname#230358
  • ゴム
  • 回答数2
  • ありがとう数1

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

他の回答者さんのアドバイス内容を基に、 ゴムや樹脂の材料特性を調査して、引張強度等のデーターと 関連用語をネット調査で取得して下さい。 そして、その関連用語を、またネットで用語検索してみて下さい。 他の回答者さんのアドバイス内容が、より判り易くなり、貴殿の 専用の資料ができます。 昔に比べて、今は調査し易くなりましたが、資料作りや蓄積が下手 になってきた様に感じます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

0.2%耐力は金属についての場合です。ゴム弾性は金属の場合と異なって 高分子鎖によって生じるので、金属と同様に扱うのは好ましくありません。 ゴムのヤング率は金属に比べ10^4倍以上小さく,強度比で約10倍程度の差が あります。弾性を示すフックの σ=Eε の式から ゴムのひずみは200倍 以上の差異を示すことになります。 すなわち ゴムに当てはめると σg×10=Eg×10^4・(0.002ε) であり,σg=Eg・(2・ε) となります。 したがってラフな話ではありますが,ゴムにおいて0.2%耐力に相当するのは 200%に相当します。実際にはゴム特性はばらつきが大きいので,100~200% 程度で考えるのが良いと思います。また温度に対しても敏感なので温度領域 も考慮しておくべきです。

参考URL:
http://www.sponge21.com/product/glossary/danse/ http://www.yrc.co.jp/mb-techno/use/01.html
noname#230358
質問者

お礼

詳細な情報ありがとうございます。参考にさせていただきます。

関連するQ&A

  • 降伏応力(トラスの設計)

    「その材料の降伏応力が120MPaのとき」変位が10mm以下になるようにトラス(均一部材)の断面積の最小値を求める。 というような設問があった場合、降伏応力を単純に、σ=Eε(E: ヤング率、ε: ひずみ)として計算してよいのか自信がないので、ご意見を伺いたいです。 この分野はあまり専門ではないのですが、私が少し勉強した限りでは 降伏応力(正確には単軸降伏応力)は、材料を測定して得られた値であり、σ=Eεという関係式はあくまで線形関係の近似であるため、この式を使ってよいかも少し自信がありません。 また、σ=Eεは1次元での話なので、複雑なトラス(2,3次元、圧縮や引っ張りの方向が軸方向と一致しているとは限らない)にこの式を使ってよいものか?という懸念もあります。 何冊か調べましたが、問題集には降伏応力が条件となっているトラスの計算が載っていないので、一般的に解く方法等ありましたら、合わせて教えていただきたいです。 宜しくお願いします。

  • 硬さと降伏応力(0.2耐力)

     鉄鋼材において、一般に硬さが硬い方が引張強度が高いと思われますが、引張強度が高いということは比例限度(降伏応力or0.2%耐力)も高くなると考えてよいのでしょうか?  ちなみにSPCCです。  宜しくお願いいたします。

  • 降伏応力、微小組成応力について

    降伏応力がわかると何が分かるのか(弾性域が終わって塑性変形が開始される応力、つまり物が変形し始める応力だと思っています。)、微小組成応力(特にこっち)が分かると何が分かるのかよくわからなくなってしまいました。物理的な意味が知りたいです。どなたか教えていただけると幸いです。 ※OKWAVEより補足:「技術の森(材料・素材)」についての質問です。

  • 金属材料のポアソン比と降伏応力について

    現在,ヘルツの接触理論を用いるために、S50C, NAK80, SKD61, A5052のポアソン比と圧縮降伏応力(0.2%耐力)の代表値を探しているのですが、みつかりません。ご存知の方がいらっしゃったら、教えていただけませんか。よろしくお願いします。

  • 亜鉛ダイカストの降伏応力について

    亜鉛ダイカスト製品が割れたクレームが発生しました。 3Dにて解析を行っているのですが、亜鉛ダイカスト(ZDC2) はその破壊様式が脆性破壊に似ていることから、0.2%耐力は 出ないものとなっており引張応力しか分かりません。 参考値でも構わないのですが、だいたい引張応力の何%の 値を降伏応力として考えたらよいでしょうか。

  • プラスチック材料の強度解析に関して

    表題の件について質問させてください。 プラスチックのような脆性材料の静的強度を解析する場合、延性材料の降伏点または耐力のような基準強さはどのように考えればよいのでしょうか? 調べたところ、引っ張り強さが基準となるとあります。 しかし、引っ張り強さは試料が破壊されるときの最大応力をいうわけですから、それをそのまま、基準として考えるのは難しいと思います。 引っ張り強さの約80%を延性材料の降伏応力に対応させて考えればよいと聞いたのですが、実際のところ、どうなのでしょうか? なにぶん素人ですので、詳しい知識をお持ちの方、よろしくお願いいたします。

  • 降伏応力について

    ビッカース硬度から降伏応力を求めることはできますか?求められるのであればその方法を教えてください。

  • 材料力学のやさしい問題がわかりません

    下記問題で不適切なのは②とのことで、私にも納得できます。が、私には⑤も不適切に思えます。なお、①、③、④が適切なのは納得できます。おわかりの方、ご意見ください。よろしくお願いいたします。 【問題】 等方性の金属材料の降伏に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。なお、それぞれの材料において単軸引張降伏応力は100MPaとし、ミーゼスの降伏条件に従うものとする。 ①この材料に、100MPaの単軸圧縮応力を付与したとき、降伏する。 ②この材料の板材に、板面内の互いに直行する方向に50MPaの引張応力と50MPaの圧縮応力を同時に付与したとき、降伏する。 ③この材料の薄肉パイプに、100MPaのせん断応力を付与してねじったとき、降伏する。 ④この材料の薄肉パイプに50MPaの引張応力と50MPaのせん断応力を同時に付与するとき、降伏する。 ⑤この材料を50MPaに加圧されている高圧容器内で、50MPaの引張応力を付与したとき、降伏する。

  • 降伏点 又は 0.2%耐力とはなんですか?

    降伏点 又は 0.2%耐力というものを教えて下さい。 SUSを使って圧力容器の設計をしようとして、許容引張応力とヤング率だけでいいと思っていましたが、どうも降伏点 又は 0.2%耐力というものも考慮しなければいけないと思ってきました。 どなたかご助言お願い致します。

  • 鉄鋼材料の降伏点

    炭素鋼、低合金鋼を頭に描いています。 1)多くの鉄鋼材料規格には室温での降伏点の最小値が規定されていますが、 上下の降伏点を持つ材料の場合、どちらが最小規定値のベースとなっているのでしょうか。JIS G3302溶融亜鉛メッキ鋼板では明確に上降伏点と書かれていますが、他の材料規格では説明が無いようです。 ひょっとして、説明は無いものの、上下降伏点があっても実際は0.2%耐力が規定されているのでしょうか。 2)また、200℃、300℃の高温になると、上下の区分は付きにくくなるのでしょうか。