JB7とB7について

このQ&Aのポイント
  • 下請けボルトメーカーとのやりとりに困っている新人品質保証部員がオーダーしたB7ボルトにJB7と刻印されていたため、返品し再納入した経緯を報告し、上司からはJISとASTMの違いが問題の可能性があるとの指摘を受け、ボルトメーカーに確認するもASTMとJISのテスト方法や製造工程が異なるかは分からずに困っている。
  • ボルトメーカーからはJISを満たしているテストをしているため問題はないと回答があり、現時点では詳しい理由や改善策が分からずにいる。
  • 質問者は英語が苦手でASTMを理解するのが難しいが、まずはJISとASTMのテスト方法の違いを調べたいと考えている。
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JB7とB7について

初めまして、御世話になります。 主題の件につきまして、色々とインターネットで検索していますが、分からないのでご質問させていただきます。 私は中小企業の品質保証部の新米であります。 その中で、下請けボルトメーカーとのやりとりに困っていますので、色々ご教授いただけましたら幸いであります。 先日、あるオーダーにてASTM材の「B7」のボルトをメーカーへ注文しました。 そして納入されたボルトには「JB7」と刻印がされていました。 これでは、受け入れできませんので返品し再納入にて受け入れました。 そして、ミス原因と再発防止策をメーカーへ提出するようにいい、提出してもらいました。 そして、ミス原因が 「製造したボルトはミルシート上、B7とJB7の両方の素材範囲と機械的性質を満たしていることから、いつものJB7と刻印してしまいました。」 とのお返事でした。 その内容を上司へ報告すると、 「ASTMとJISではテストピースの取りかたや位置、試験方法も違う可能性があるのではないか?」 と、指摘を受けました。 ボルトメーカーに確認すると、「JISを満たしているテストをして、ミルシートがASTMに適合しているから問題無い」とのお返事でした。 (ASTMに適合しているとは言ってませんでした。) 本来であれば、ボルトメーカーが説明しなければならないのですが、取り引き等の問題もあり、こちらからメーカーへ強くは言えません。 せめて、JISとASTMのテストピースの取りかたや試験が違っていれば、理由をつけて改善を促せれるのですが、私は英語が弱く、ASTMを読んでも解釈がよく分かりません。 *また、JISとASTMでは製造工程も違うかと思われますが、まずは試験方法の相違を調べたく思っています。 どうか、御存じの方はお知恵を貸していただきたくお願い申し上げます。 JIS(一部抜粋)(G4108-2009) 試験片の取り方 JIS G0404 のA類によって採取する。 試験片 引っ張り試験はJIS Z 2201の10号試験片とする。 シャルピー衝撃試験片はJIS Z 2242のVノッチ試験片とする。 ASTM(一部抜粋)(A370-08a-2004) Charpy Impact Testing A Charpy V-notch impact test is a dynamic test in which a notched specimen is struck and broken by a single blow in a specially designed testing machine. 私の見るところが合っているかも少し不安ですが、上記範囲程度で相違があればご教授の程、よろしくお願い致します。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

直接ご質問にお答えできるほど知識がなく申し訳ないのですが、今まで僕が協力会社と付き合ってきた経験が御社の今後の進め方を検討する一助になれば、と思い投稿させていただきます。 結局のところ、 「JB7であればB7を満たしている」 かどうかが争点だと思います。 ボルトメーカーは「JB7はちゃんと満たしている」と明言しているのですし、想像するに、「JB7を満たしているからいいでしょ?」という態度のように見えます。 では満たしているかどうかどんな項目をチェックすればいいかはやはりASTM規格でB7およびJB7を比較するしかないと思います。 >>僕ならどうするか>> ボルトメーカーさんにB7、JB7のASTM規格書を出してもらい、できればメーカーさんに相違点を説明してもらう。 (規格書のコピーは渡してくれると思いますが…) 最悪ご自分で確認するしかないですが、規定されているのは、おそらく 組成、機械的性質およびその試験法の規格、製造法 ぐらいだと思います。同じ単語や規格Noが並んでいるかどうか見ればいいはずです。 もし違う点があれば、それはメーカーさんに説明してもらうべきです。つきあいがあって言いづらいかもしれませんが、説明は受注側の義務です。 後半の試験方法については、まずご質問内の文面はシャルピー試験でVノッチ試験片というところまでは同じのようです。 ただ、僕も知識がなく試験装置、試験片形状、試験法および評価法があっているかわかりません。 >>僕ならどうするか>> ASTM B7規格の試験内容がJISと同じなのかこれもメーカーさんに聞きます。(メーカーがJISでいいと判断した理由を聞きます) 事前にJISを読んでおいて、何が規定されているか押さえておくと話がスムーズになると思います。 メーカーさんには 「うちが説明できないと、うちが返品をくらう。(その結果、結局作り直しをお願いすることになる。費用もうちが100%持ち出しにはならない)そのためには『JB7でいい』もしくは『JB7の方が高級なんです』とうちが説明できるように協力してほしい」 という言い方で行けば、しぶしぶでも資料の提供に応じてくれることでしょう。 ※()内はそのまま言わないでください。御社とメーカーさんとの関係が分からないので、ヘタすると相手が開き直り、手を引かれる可能性があります。 最後に、御社の受注先に説明するのはボルトメーカーでなく御社です。下請けさんから直接説明させることはまずしません。それはそのメーカーに発注した責任は御社にあるからです。 ですから、自分で説明するならどうか、という目でメーカーさんの話をチェックしてください。

noname#230358
質問者

お礼

>旗盛 丈溜様 アドバイスありがとうございます。 JISもASTMもボルトの規格書は当社にありますので、もう一度B7の規格を読みなおし、その後にメーカーに再度聞き直したいと思います。 (ある程度の知識を頭に入れておかないと説明されても理解できませんので) やはり、ボルトの事はボルトメーカーに聞くのが一番ということですね。 新米を言い訳にするつもりはありませんが、やはり勉強範囲が広いだけにマルチに対応が難しくて、ネットにてご質問させていただきました。 余談ですが、当社の取引先は基本的に公共事業が殆どですのでコストや性能より、指示通りのモノを納める事が重要だそうです。 例え、安くて性能の良いボルトが出てきてもそれはNGだそうです。 これから色々勉強していきます。 旗盛様の「私ならどうするか」を自分の環境においてみて、いただいたアドバイスを役に立てたいと思います。 色々とありがとうございました。

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