アルミ材の酸化皮膜について
- アルミ(A5052)に放電で下穴加工するとワイヤーが断線する現象が発生する理由について質問です。
- 前任者によると、アルミに放電で穴をあけると酸化皮膜ができてしまうためとのことです。
- アルミ酸化皮膜は溶融点が高いためにワイヤー加工ができない現象だと考えていいのでしょうか?
- ベストアンサー
アルミ材の酸化皮膜について
以前、アルミ(A5052)に放電で下穴加工を行った所、ワイヤー加工の際にワイヤーが下穴の所で断線してしまい加工にならなかった経験があります。 ワイヤ加工機の担当になったばかりだったので前任者に質問した所「アルミに放電で穴をあけると酸化皮膜が出来るからだ」との事でした。 そこで質問なのですが上記の様な現象は 『アルミ酸化皮膜は溶融点が高い為』だと考えて良いのでしょうか? 自分で調べてそう思ったのですが本当にそうなのか聞ける人がいない為、お忙しいとは思いますが回答よろしくお願いします。
- ワイヤーカット
- 回答数1
- ありがとう数1
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
下記サイトにこんな件があります ●陽極酸化 アルミ二ウムは活性な金属の為、酸素との結合力が強く大気中に放置しただけでも約20オングストロームの薄い酸化皮膜によって表面ガ覆われることにより、ある程度の耐食性を保つ事ができる。 更に強固な皮膜を得る為に、アルミニウムを陽極とした電気化学的手法(アルミ二ウムの表面に活性な酸素が発生し、これとアルミ二ウムが反応して酸化アルミニウムとなり、しだいに成長していく)で人工的に酸化膜を生成させる。 これがワイヤー放電で起きてます。 『大気中で放置』なら、まだよいのですが、水中で+の電圧を掛けるので不充分なアルマイト処理をしていることになります。これは基本的に絶縁被膜で放電加工が通用しません。 極性を逆にしても加工速度が出ません。油中加工なら大丈夫です。メーカ推奨の条件でやるしかないのですが、断線は起きやすいです。
関連するQ&A
- アルミの酸化皮膜について
始めまして 先達者の方々に質問させて頂きます。 首記の通りアルミの酸化皮膜についてですが、 形成時の温度により、 (1)ハイドラルジライト (2)バイヤライト (3)ベーマイト が形成されると文献により知りました。 これらの特徴を教えて下さい。(色、形成温度、構造式等) またこれらが発生したときにどの様な分析で見分けられるのでしょうか? 以上 宜しくおねがいします。 ※文献等ご紹介頂けると助かります。
- 締切済み
- 科学
- 酸化アルミの粉は電気を通しますか?
輸送機の試験をしております。 アルミのダイキャスト製品が、いろいろなモードで走行後に磨耗して粉となり電気部品に積もる現象が出てしまいました。 このときアルミの磨耗粉は酸化アルミ(絶縁物?)となっていると思われますが、この粉によってショートする可能性は考えられますか? 表面が絶縁物になっており、問題ないと思われるのですが、アルミが良導電性なので心配です。 12Vの低圧から500Vの高圧までへの影響についてご意見を頂けませんか? 純アルミは非常に酸化しやすく、ナトリウムのようにすぐに表面が酸化されて酸化アルミ(Al2O3?)の皮膜が表面を覆うのではないでしょうか?? アルミ無垢が空気中で存在できるのでしょうか?
- 締切済み
- 金属
- このフライパンの酸化皮膜は成功?失敗?
以前質問した内容なのですが、再度質問させていただきます。 鉄フライパンを購入し酸化皮膜を作ってみたのですが、できているのかいないのか、いまいち勝手がわかりません。 まだらで油が固まっているようになっている所は成功でしょうか?(写真右下) なだらかになってるところが成功でしょうか?(写真左上側) 中央付近の円くやや赤い部分は、酸化皮膜でしょうか? 黒い部分は酸化皮膜?焦げ? 4日ほど使用後に乾燥させてから油を塗り込んでみて、そこからよくわらからず4日程使っていません。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 食器・キッチン用品
- 鉄フライパン 酸化皮膜は炭素皮膜?
鉄フライパン 酸化皮膜は炭素皮膜? リバーライトの鉄製フライパンを使っています。 http://www.furaipan.com/shouhin/burando/brand12.shtml 世間でいわれている鉄のフライパンの手入れ方法は、洗剤を使わず熱いうちにお湯で洗い、油を落としきらないようにするというものですよね。 そうして使っていくことで、上記の銀色のフライパンも黒くなっていくんだそうです。 その黒くなった鍋肌を酸化皮膜と呼んでいるようです。 ただ、こちらで質問させていただいているうちに、プロの料理人はそんな使い方をせず、使用後は冷ましてから洗剤を使って油を徹底的に落とし、熱して水気を飛ばしてからしまうという話を聞きました。 http://www.cityfujisawa.ne.jp/~hamayuux/cook/tyuuka@nabe/body.html こちらのサイトでも油を残して黒くしていったものは炭化した油膜であると書かれています。酸化皮膜はすぐに落ちてしまうものとも。 世間で信じられてる酸化皮膜というのは、もしかして炭化油膜なのでしょうか? 炭化油膜を作ることでテフロン加工の物のような使い方ができるらしく、こびりつきにくくもなるんだそうです。 しかし熱伝導率が悪くて鉄の良さを引き出せないとのこと。 僕は上記のアドバイスを元に、使用後は冷まして洗剤を使ってしっかりと洗い、白っぽくなるまでフライパンを熱した後、冷ましてからしまっています。 そのせいか一向に黒くならず、使用時に炭化した油膜が縁の方で黒くなっているぐらいです。 使っている時に黒っぽくはなるものの、洗った後に熱することで白っぽくなるんですよね。 世間では鉄のフライパンでは強火調理がもてはやされていますが、これって炭素皮膜で熱伝導率が悪くなっているからこそではないかと考えるようになりました。 うちでは強火で調理すると食材が焦げてしまいます。下手なだけだろうと思ってたんですが、これって炭素皮膜がない状態だからではないかと。 ですが、上記に挙げたサイトでは酸化皮膜も黒いとあったので、どうなのかがいまいち分からないでいます。 使っている時は黒っぽくなるので、これが酸化皮膜? 世間で認識されている黒いフライパンは炭素皮膜? うちの今のフライパンでは中火での調理で炒飯も作れてしまいますが、世間でいうように炭素皮膜で黒いフライパンを作って、強火でガンガンいく方が良いのでしょうか? お店でプロの人が使ってる中華鍋とかは黒いんですよね・・・。 あれは物凄く強い火力だから、あえて炭素皮膜で熱伝導率を悪くしてるのかな? いろいろ疑問が絶えません。 僕のようにしっかりと洗う手入れ方法で、黒いフライパンになった人っているのでしょうか?
- ベストアンサー
- その他(料理・飲食・グルメ)
- ワイヤ-放電加工でのアルミ不具合
現在外注先にて、簡単な形状をアルミA5052(300*100*20)にワイヤ-で加工してもらっています。ところがワイヤ-が頻繁に切れてすごく時間がかかるという連絡がありました。「アルミの加工はもうやらない」と言っていました。アルミのワイヤ-放電加工では何故ワイヤ-が頻繁に切れるのでしょうか?この外注先は金型屋さんで焼き入れ部品をワイヤ-カットしていますので、腕は悪くないと思います。なにか対処方法はないでしょうか?
- 締切済み
- ワイヤーカット
- 卓上用細穴放電加工機
ワイヤ下穴の開け忘れ時に使用できる、卓上用の細穴放電加工機はないでしょうか? タップ除去装置は知っているのですが、パイプ電極を使用できる卓上細穴放電加工機を教えて頂きたいのですが?
- 締切済み
- その他(機械加工)
- アルミに穴あけ加工なのですが
少々お力添えいただきたいのです。 アルミ2017の板厚10にφ3の+0-0.006に深さ7+0.1の 穴240箇所の加工がありまして、リーマー加工にしようかと思いました が下穴が貫通出来ないのでどのようにしたらよいものかと困ってしまいました。 どなたかご教授お願いできませんでしょうか?
- 締切済み
- 切削
- アルミの腐食について
アルミの腐食について教えて下さい。 弊社ではアルミの押し出しのパイプをアルマイト処理後、 曲げ、穴あけ等の加工を行い、最後に焼付け塗装を行っています。 用途は農機具なので、肥料や農薬が付着することがあります。 とあるお客様より、アルマイトは酸化皮膜だから、埃、泥などが付着すると 腐食するのではと指摘を受けました。 アルミは鉄に比べると腐食に強いと聞き、 軽量、加工性、外観等の面から、アルミを採用したのですが 鉄にメッキや塗装をした場合と比べ、どちらが 耐食性にすぐれているのでしょうか。 よろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 金属
- アルミダイカストの腐食について
当社で扱うアルミダイカスト製品「材質:ADC-12」の表面および取外しネジ部に白色粉末「アルミの酸化現象」が認められ困っています。 製品の設置場所は塩害地区ではなく、また製品表面は特に陽極酸化や化学皮膜処理を実施していません。 応急対策、恒久対策をご教示下さい。
- ベストアンサー
- その他(表面処理技術)
お礼
回答ありがとうございます。 アルマイト処理とは驚きました。 謎が解け、また非常に勉強になりました。