カップリング選定時の周辺はめあいについて

このQ&Aのポイント
  • カップリング選定時に重要なのは、伝達トルクや回転速度などの要素を考慮して適切なカップリングを選ぶことです。
  • 具体的には、汎用モーター(フランジ型)の出力軸シャフトと従動側シャフトの接続を考えます。
  • 従動側シャフトはハウジングに深溝玉軸受を取り付け、ハウジングをモーターのフランジと接続させます。この場合、カップリングの駆動側・従動側の2箇所とハウジングとの3箇所でめあいが発生します。
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カップリング選定時の周辺はめあいについて

伝達トルク・回転速度からあるカップリングを 選定しました。 ミスアライメントε=0.38mmです。 汎用モーター(フランジ型)出力軸シャフトと 従動側シャフトと接続を考えています。 従動側シャフトはハウジングに深溝玉軸受2個を 取り付け支持させます。 ハウジングはモーターのフランジと接続させます。 この場合はめあい箇所が上記3箇所と カップリングの駆動側・従動側の2箇所、計5箇所 発生します。 カップリングのミスアライメントより この5箇所の各はめあいの最大値と最小値の差の 合計が小さければ妥当と判断すれば宜しいので しょうか? ご回答お願いします。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

>この調整機構ですがどのような機器を参考に すれば良いかお教え頂ければ幸です。  PL/2さん,おはようございます。  参考になる機器は,カップリングを使用する回転機械です。メーカにある取扱説明書に書いてあると思います。説明しやすいサイトを見つけることができなかったので,図がないので,うまく説明できるかどうか自信ありませんが,とにかく書いてみます。  調整機構の要点は,駆動側の軸と従動側の軸双方の心をいかに簡単に合わすことができるかです。重量があると大変な作業になるので,簡単に心を出すために,調整機構があります。  調整機構は,モータ側または従動側のどちらかに設けます。モータが脚付きの場合には,モータに設けるのが一般的です。脚付きのモータで重量がある場合,そのためのタップ穴がついているからです。しかし,今回は,モータ取付がフランジ形なので,立方向に設置すると思いますので,従動側のハウジングに調整機構を設けたほうがいいと思います。モータが汎用品なので,モータの交換が必要な場合,手を加えたものであればその都度その調整機構を設ける必要が生じるからです。その詳細を次に書きます。 ? 従動側のハウジングのインローとモータフランジのインローのすき間は軸直角方向に,12mm(従動側のはめあい公差の最大値より大きく)動くことができるようにする。 ? 従動側のハウジングのモータに取り付けるフランジ外周に4個所,モータフランジ外周を押すことができる調整金具をボルト締めまたは溶接で取り付ける。 ? この調整金具は,モータフランジ箇所にモータを軸直角方向に押すためのタップ穴を1箇所設けておく。タップ穴はMねじ(15kWモータならばM10程度,大きいほうが調整は容易)。 ? カップリングを取り付けた従動側ハウジングを固定して,カップリングを取り付けたモータをハウジングのインローにはめた状態で,カップリングの心を見る。 ? 心がずれていたら,?の調整金具にボルトを取り付けて,モータのフランジを押しながら両者の心を出す。 ? 両者に心ずれでなく倒れがあれば,従動側のハウジングフランジとモータフランジの間にシムを入れて修正する。 以上ですが,判りにくいですね!?

noname#230358
質問者

お礼

おはようございます。yukioさん、 ご回答ありがとうございました。 丁寧な記述で良く分かります。 おかげさまで設計が進みます。 これからも宜しくお願いします。 ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

>私が「最大値と最小値の差」と表現したのは 穴側の最大値と軸側の最小値の差の意味です。 お答え頂きました「最大値」とは私の解釈とは 異なりますか? PL/2さんの解釈と同じです。 「穴側の最大値と軸側の最小値の差=最大値」,「穴側の最小値と軸側の最大値の差=最小値」,と解釈しておりました。 失礼しました。

noname#230358
質問者

お礼

こんばんは。yukioさん、再度のコメント ありがとうございました。私ももう少し 丁寧に記述すべきでした。こちらこそ 失礼致しました。 これが最後の質問になるかと思いますが お答え頂ければ幸です。 >組み込み後,出力軸シャフト又は従動側 >シャフトを微調整できるような調整機構を >設けるのが一般的です。 やはりyukioさんがおっしゃる通り、図面上で 各部のはめあい隙間はカップリングの ミスアライメント内で収まりませんでした。 この調整機構ですがどのような機器を参考に すれば良いかお教え頂ければ幸です。 宜しくお願い申し上げます。 失礼致します。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

 出力軸シャフト,従動側シャフト,ハウジング及びカップリングなどを全て組み上げた状態において,   出力軸シャフトと従動側シャフトのミスアライメント<カップリングの許容ミスアライメント であれば,問題ありません。  事前に製作図で確認するには,5箇所の各はめあいの「最大値と最小値の差」ではなく,「最大値」で検討する必要があると思います。ただし,このように図面で確認すると,カップリングの許容ミスアライメント値以内にするのは,困難なことが多いので,組み込み後,出力軸シャフト又は従動側シャフトを微調整できるような調整機構を設けるのが一般的です。

noname#230358
質問者

お礼

yukioさん、おはようございます。 当サイトを使用するのが初めてで、「お礼の方法」が 分からず、遅くなりまして済みません。 ご回答、大変ありがとうございました。 分からない部分があり、よろしければ再度 コメント頂ければ幸いです。 >「最大値と最小値の差」ではなく, >「最大値」で検討する必要 私が「最大値と最小値の差」と表現したのは 穴側の最大値と軸側の最小値の差の意味です。 お答え頂きました「最大値」とは私の解釈とは 異なりますか? 宜しくお願い致します。 失礼いたします。

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