環境対応型のプラスチック用インサートについて

質問

表題について質問させて頂きます。
私は製品設計に携わる者ですが、近年環境対応が迫られていることはご周知の通り、当社でも今後の新機種については環境負荷物質（六価クロム、カドミウム、鉛などなど)について使用禁止、廃止の方向で進めていくことになりました。
そこで、(射出成形)プラスチック製品に使用しているインサート金具の成分を調査したところ、真鍮成分である亜鉛にカドミウムが多く含まれていることが分かりました。インサートの業者さんに聞いてみたところ、カドミウムレスでの真鍮インサートは現段階では難しいと回答が来ました（強度の問題とか、製造上の問題とか..色々あるらしく！？）。環境対応型のプラスチック用インサートについて皆様はどのように対応されているのか詳しい情報等頂きたく宜しくお願い致します。
　ここ最近ですと同じような問題に直面されている方が多数いらっしゃるかと思い、その他関連情報等合わせてご連絡のほど宜しくお願い致します。

上記補足ですが、真鍮のインサートナットを使わずに、別の材質（例えばSUSとかアルミとか）で対応しているなどでも結構です。またカドミウムレスでなく含有量（何％、もしくは何ppm）をある規定以下に抑えているなどでも結構です。情報宜しくお願い致します。

回答No.1

noname#230359

逆質問になりますが、真鍮インサート材は、通常のC2800等の黄銅板のことでしょうか？
当社でも、環境負荷物質削減に取り組んでいますが、本件聞いたことがありません。Ｃｄ量不純物の扱いで、対象外となることは無いですか？
また、Ｃｕにも不純物として、0.1％レベルのＰｂが含まれている可能性があります。（こちらは不純物扱いで対象外のはず）
ちなみに、大電流用でしたら、表面処理鋼板（クロムフリー）が各社から、販売されています。

補足

材質は、C3604のインサートナットです。確かに、鉛、カドミウムは不純物としてどうしても入ってしまうそうです。ただインサート業者さんに聞くと不純物でも0.1％レベルでは問題があり0.01％レベルの注文もあるそうです。各メーカーごとに規格が違うそうです。
あと板金系は当社でもすべて六価クロムレス処理鋼板を使用しています。