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bigseaの回答

  • bigsea
  • ベストアンサー率50% (4/8)
回答No.3

はじめに、申し訳ありません。余談です。 野副先生のヒノキチオールの構造決定、とてもすばらしいですよね。ぼくは、それらの文献読んでる時は、わくわくしながら読んでいました。僕の考えでは、この研究がすごく面白く思えたのは、今のように機器分析が発展していなかったからだと思いました。だから、時間は相当かかりましたが、いろんな仮説を立て、いろんな実験をして、予想外の結果を得て、そして、それから又、新しい仮説をたてる、ということを繰り返して、トロポロンの7員環構造にたどり着いたのだと思います。僕にとっては、その一連の流れが、まるでドラマのような感じでした。 現代においては、状況は変わり、スペクトルによる分析が主流となっています。そのためか、化学とあらゆる有機化合物に関する知識を知らなくても、構造決定ができ、論文を書ける時代になりました。 考え方にもよると思いますが、私は、前の時代のほうが化学者にとっては、良い時代だったのだと思います。 ついでに、機器分析が発展した現代においても、天然物の構造決定における誤りは存在します(しかも、驚くほど単純な間違い)。原因は、スペクトルは読めても、それから推定される化合物の性質などを予想することができないからだと思います。 以上、感想文でした。

wood302
質問者

お礼

なるほど。 現在の研究成果も何十年後にはそのような感想を持たれるでしょうかね。 後の時代の後輩達にうらやましがられるような研究をしたいものです。 ご回答していただいたみな様,有り難うございました。

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