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現在あまり使われていない手法

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お礼率 100% (3/3)

全く興味本位の抽象的な質問で恐縮です。

化学(特に有機合成,構造決定の分野)で,以前はよく使用されていた方法だけど,現在は分光学やその他の学問分野の発展によってあまり使用されなくなった実験手法としてどんなものがあるかいろいろ教えて下さい。
(できればその方法をどの様に使用されたのか,その経験談)


また,もう忘れられているけど有用な方法(または方法論)としてはこんなものもあるなどの情報についてもご存じの方がおられたらお願いします。

たとえば,オゾン酸化やアルカリ溶融,以前質問にでていた有機概念図等・・・
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質問者が選んだベストアンサー

  • 回答No.1
レベル4

ベストアンサー率 33% (1/3)

貴方のご質問なるほどと思います。私も昔、ずっと以前の文獻を見て、どうしてこんな複雑な化合物の構造を決められたのか、現在と違い分析器械のなかった時代によくぞと思ったものでした。私昔少しばかり有機分析の分野(脂質)に携わったもので、さしたる経験談もありませんが、若干言います。まず昔は混合物からの分離に苦労しています。脂質の場合ですと現在はクロマトグラフィーですが、昔はすべて溶媒法によったものです。ですからものにもよりますがなかなか純粋にとることが困難でした。でも、例えは比較的楽にとれるレシチンの場合、1800年代にはその構造の大凡が判っていたそうですから、先人の技量、苦労には感嘆するばかりです。そんな分離方法でしたから(そればかりではありませんが)、間違った発表をされた脂質学者が昔おられました。どうぞご慎重に。
お礼コメント
wood302

お礼率 100% (3/3)

早速のご回答,有り難うございます。
私も,野副先生のヒノキチオールの構造決定についての文献を拝見したときは,驚きました。
しかしその前には,真島先生のウルシオールの研究などがあると思うと,先達の苦労には感嘆いたします。
 クロマト法のなっかた頃は,結晶化させるまでいろいろな誘導体にして分析されていたようですが,その手法・技術を身につけるまでは相当な実験量を積まないとできないことだと推察します。
その先達の労苦があってこそ今の我々の化学があるんだなーと若輩ながら思っております。

確かに昔の論文(今でも?)には間違ったものがありますね。
でもそれは今だから気がつくことなんでしょうけど。
いずれにしても,実験・研究については慎重にやります。
投稿日時 - 2001-06-22 22:30:37
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その他の回答 (全2件)

  • 回答No.2
レベル9

ベストアンサー率 52% (39/74)

最近は行われなくなった有機化合物構造決定のための分析法というと UVスペクトル(Silversteinの本からもついになくなった) ORDスペクトル(旋光分散:同じ情報が得られるCDにとってかわられた) オフレゾナンスデカップリング13C-NMR  (DEPTスペクトルを測定するのが普通) なんていうものがあります。 オゾン酸化とかアルカリ融解とかは多分工業規模ではかなり行われていますよ。 ...続きを読む
最近は行われなくなった有機化合物構造決定のための分析法というと
UVスペクトル(Silversteinの本からもついになくなった)
ORDスペクトル(旋光分散:同じ情報が得られるCDにとってかわられた)
オフレゾナンスデカップリング13C-NMR
 (DEPTスペクトルを測定するのが普通)
なんていうものがあります。

オゾン酸化とかアルカリ融解とかは多分工業規模ではかなり行われていますよ。
工業規模で使えるような代替法も無いでしょうし。
お礼コメント
wood302

お礼率 100% (3/3)

ご回答有り難うございます。

ついに,UVスペクトルも・・・
(私どもの研究室では時々使用するのですが)

たしかに13C-NMRではDEPTを測定しますね。

そもそも,NMRの登場ということ自体が有機分析にとって大きな革命だったのでしょうね。
構造決定に果たしたNMRの役割は大きいでしょうが,それとともにいろいろな技術が使われなくなったということで・・・。

オゾン酸化等については確かに工業的規模では行われていますし,研究もされています。例としてはまずかったです。

ところで,Longifoleneさんはテルペンの研究をしておられるんでしょうか?
私,過去にLongifolene(セスキテルペンの)を扱ったことがあるのでふと思ったのですが。
投稿日時 - 2001-06-22 23:13:51


  • 回答No.3
レベル9

ベストアンサー率 50% (4/8)

はじめに、申し訳ありません。余談です。 野副先生のヒノキチオールの構造決定、とてもすばらしいですよね。ぼくは、それらの文献読んでる時は、わくわくしながら読んでいました。僕の考えでは、この研究がすごく面白く思えたのは、今のように機器分析が発展していなかったからだと思いました。だから、時間は相当かかりましたが、いろんな仮説を立て、いろんな実験をして、予想外の結果を得て、そして、それから又、新しい仮説をた ...続きを読む
はじめに、申し訳ありません。余談です。

野副先生のヒノキチオールの構造決定、とてもすばらしいですよね。ぼくは、それらの文献読んでる時は、わくわくしながら読んでいました。僕の考えでは、この研究がすごく面白く思えたのは、今のように機器分析が発展していなかったからだと思いました。だから、時間は相当かかりましたが、いろんな仮説を立て、いろんな実験をして、予想外の結果を得て、そして、それから又、新しい仮説をたてる、ということを繰り返して、トロポロンの7員環構造にたどり着いたのだと思います。僕にとっては、その一連の流れが、まるでドラマのような感じでした。

現代においては、状況は変わり、スペクトルによる分析が主流となっています。そのためか、化学とあらゆる有機化合物に関する知識を知らなくても、構造決定ができ、論文を書ける時代になりました。

考え方にもよると思いますが、私は、前の時代のほうが化学者にとっては、良い時代だったのだと思います。

ついでに、機器分析が発展した現代においても、天然物の構造決定における誤りは存在します(しかも、驚くほど単純な間違い)。原因は、スペクトルは読めても、それから推定される化合物の性質などを予想することができないからだと思います。

以上、感想文でした。
お礼コメント
wood302

お礼率 100% (3/3)

なるほど。

現在の研究成果も何十年後にはそのような感想を持たれるでしょうかね。
後の時代の後輩達にうらやましがられるような研究をしたいものです。

ご回答していただいたみな様,有り難うございました。
投稿日時 - 2001-06-28 03:25:33
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