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擬態は先か後か

raiden787の回答

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  • raiden787
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回答No.5

葉っぱそっくりに擬態する虫がどのように現れるかは、以下のように考えられています。 まずもとになる葉っぱが先に存在します。 次にたまたま葉っぱに少しだけ似てる虫が進化によって偶然現れます。 その虫の中でも個体差で葉っぱによく似ている個体とあまり似ていない個体が産まれます。そのうち、葉っぱによく似ている個体は生き延びて、あまり似てない個体は天敵に食べられて淘汰されます。 すると葉っぱによく似ている個体同士が子供を作るためにその子孫はますます葉っぱそっくりになっていきます。その子孫の中でも葉っぱによく似ている個体は生き延びて、あまり似てない個体は殺されてしまう、というのを何世代も繰り返した結果、その虫の種族はみんな葉っぱそっくりになる、というメカニズムであると考えられています。 つまり擬態する虫は擬態対象より後から現れたと言えます。

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