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アドラー心理学とフロイト

ある本に、アドラー心理学とフロイトの考えが正反対とも言える記述がありました。 フロイトの方が一般的に受け入れやすいものですが、アドラーの方は生きやすさを求めたものみたいでした。その手の本に書いてました。 この手の本を読んだとき、一体、どちらの思想を主体にすればいいのでしょうか? どちらも一理あるので、適当に参考にする程度にとどめるものでしょうか? あまり入り込みすぎるとかえって支障をきたしそうです。

noname#229157
noname#229157

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回答No.2

どうしても学説は「そのひと」が考えたものですので そのひとの生まれた時代、地域の文化、受けた教育などに 影響されます。残念ですが学問は「真理」には達しません。 フロイト、ユング、アドラー、それぞれすぐれた 心理学者ですが、学説には当然「突っ込みどころ」が あります。 質問者さんはなぜ心理学に興味を持ったのでしょう? 心について知りたい、悩みが解決できるのでは、 生きる指針をさがしている、いろいろあると思います。 大切なのは質問者さんの抱える「不安」が軽減される ことです。キーワードは「不安」です。 「いま・ここ」に生きて何も不安のないはずの人間が その想像力で明日や未来や人間関係やお金のことに 不安を感じます。人生の「正解」を探してしまいます。 アドラーは、「自分」(これも自分とは何か、と 考えると「自分」なんてあるのかな、となりますが) で、自分の見方で世の中が形成されると説きます。 その通り。しかしその「自分」に自信が持てなかったりします。 「どちらも一理あるので」確かにその通りです。 「適当に参考にする程度」ここがあなた次第です。 「こんな考えもあるのかあ」ではなんにもなりません。 「アドラーのここは取り入れよう」と実際に自分の 一部とする覚悟がないと自分は変わりません。 心理学は自分をよりよい方向に変えるためのヒントです。 質問者さんが自分のためのヒントに気づいて不安を 軽減し、よりよい毎日を過ごされますように。

noname#229157
質問者

お礼

学問は絶対的じゃないんですね。 科学分野だと自然界の真理を見出せそうですが、 文系学問はそうはいかないのですね。 本は読まないにしても学生の頃にも興味はありましたが、 この度は心理学に興味を持ったと言うよりは、生き方に関する書籍のなかで アドラーの考えを紹介していたのです。 すると、フロイトの話が出てきて、アプローチの違いに驚きました。 精神医学の分野で確か、フロイトの考えは貢献していた話を聞いたように思います。 なのにそれを否定的に記述してアドラーの思想を書いてある書籍だったので、 迷ってしまいました。 「こんな考えもあるのかあ」ではなんにもなりません。 「アドラーのここは取り入れよう」と実際に自分の 一部とする覚悟がないと自分は変わりません。 意識して実行しないと、本を読んだだけではそれで終わりですね。 ありがたいお言葉をありがとうございます。 そして、温かいお言葉ありがとうございます。 ご回答も大変参考になりました。

その他の回答 (1)

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10495/33005)
回答No.1

経済学と心理学は科学ではない(と思う)ので、「俺的にどの派の考えが一番しっくりくる」というのを信じるしかないでしょうね。 あくまで個人的見解ですが、フロイト派はなんでもかんでも性欲につなげすぎ、ユング派はお前らの手にかかると世の中の人全員頭がおかしいってことになる、アドラーは「そりゃ心理学じゃなくて、生き方講座だね」です。※個人の感想です どれもこれも正しい部分と、間違っている部分があるということですね。 これも個人的見解ですが、心理学はやがて大脳生理学に合体というか、吸収されていくことになると思います。昔ね、博物学という学問があったのです。ところが学問が細分化されて今はもう博物学なんていう大雑把な学問はなくなってしまいました。心理学も博物学のように経済の心理、脳科学の心理というふうに細分化されていくんじゃないかな。

noname#229157
質問者

お礼

お詳しいのですね。 「どれもこれも正しい部分と、間違っている部分があるということですね。」と言う一文で、そういう見方がいいのかなと思えました。 学問も消えたりするのですね。 ありがとうございました。

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