IPS方式横電界とは?

このQ&Aのポイント
  • IPS方式横電界とは、片方の基板内において横方向に電界を加える方式です。
  • IPS方式は、液晶の配向がガラス基板に平行なホモジニアス配向であり、液晶分子が回転することで複屈折が生じます。
  • 上下の基板に電極を付設すると、横電界はおこせないため、下基板に電極を付設しているのです。
回答を見る
  • ベストアンサー

IPS方式横電界について

IPSモードは櫛歯電極を用い,片方の基板内において横方向に電界を加える方式。 IPS方式がTNやVAと異なる点は,電界が (上下基板間ではなく,片方の基板に平行に印加される点である。) その結果として液晶分子が起き上がったり倒れたりするのではなく基板面内で回転する。 液晶の配向はガラス基板に平行なホモジニアス配向であ り,片側の偏光板の偏光軸と液晶の分子軸方向を合わせる。 (下基板に付設した電極間に電圧を印加する) と,液晶分子はガ ラス面内で電界方向に回転し,複屈折が生じる。 この()の所が疑問なんですけど 上下の基板に電極を付設すると横電界はおこせないというのはわかります。 <上下の基板がある中でどのような意図があって下基板に電極を付設しているのでしょうか? <この文の説明では下基板に電極を付設してるがこれが逆に下基板ではなく上基板に付設すると複屈折は生じないのか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • shintaro-2
  • ベストアンサー率36% (2266/6244)
回答No.1

> <上下の基板がある中でどのような意図があって下基板に電極を付設しているのでしょうか? > <この文の説明では下基板に電極を付設してるがこれが逆に下基板ではなく上基板に付設すると複屈折は生じないのか? もちろん上基板のみに電極を設けても、機能はするのですが、 上基板に電極を設けた場合は、 液晶→電極となります。 透明電極とは言っても、多少光は減衰します。 また、櫛形電極であるが故に、電極の在る部分と無い部分とが存在し その分、表示画像に影響があります。 どちらでも可能で、下側に配置した方が明らかに影響が少ないのに、 わざわざ上側に電極を配置すると思いますか?

関連するQ&A

  • IPS方式のメリットである高視野角について(1)

    縦方向電界により液晶分子は基板面に垂直な方向に立ち上がるがこの場合、見る方向により特性が変わるため視野角依存性が発生する。 それに対して横電界モードでは一方の基板上に形成した電極により、基板面に平行な電界を印加することで、棒状の液晶分子を基板面にほぼ平行な状態のままスイッチングできるため、視野角依存性の問題が解決できると考えた。 実際に液晶分子は長さと数ナノメータの有機物質であり、10種類を超える複数の分子の混合系であるために分子が見えるわけではないが、 ※ここからが疑問なんですが (光学的な性質は棒状に見えるかどうかということと光学的性質が一致する) そのため、IPSモードではどの方向から見ても棒状に見えるため、見る方向によらず同じ画像が表示できる。 この()の部分がいまいちわかりません。 <光学的な性質とは? <縦電界では一致しないために見る方向によっては棒状に見えないなので高視野角ではないといった認識でいいのでしょうか?

  • IPS液晶ディスプレイ

    <液晶分子は平行配向基板上にあり、帯状電極(櫛歯電極)と45度なすように配向させている。 これは事実ですか? <電圧をかけた時、電圧の方向に向く液晶を用いる場合 帯状電極と垂直に配向変化を起こす <電圧をかけた時、電圧と垂直方向を向く液晶を用いる場合 帯状電極と水平に配向変化を起こす これは事実ですか?

  • IPS方式の液晶分子の動きについての疑問点(2)

    電界無印加時の液晶配向と櫛歯電極の関係でどの角度にも回転可能と諸本に書かれていたのですがこれは本当のことなんでしょうか? またこれが本当なら無印加時の液晶配向と櫛歯電極の関係とは一体? この辺を詳しく知りたいと思っています。 どうか教えて下さい。

  • IPS方式の液晶分子の動きについての疑問点(1)

    書籍なのではIPS方式の液晶分子は横電界により45°回転することにより複屈折をおこし光を通すとありますがどうして45°回転するんでしょう? (横電界を発生させることによってなぜ液晶分子は45°回転するのか?) この答えは誘電率異方性、櫛歯電極などが関係していると思われますがいまいち私の中で納得できないでいます。 この疑問にお答えできる方どなたかいませんか?

  • 電極間の電界の強さについて

    こんにちは。電極間の電界の強さについてお聞きしたいことがあり質問さしていただきました。 今まで電磁気の問題では2枚の平面電極の大きさを考えずに、電極間に働く電界の強さを求めていました。ですが、平面電極が無限に広い場合は注意する必要があると先生は言ったもののやり方は教えてくれませんでした。 普段どおり、電界Eの大きさの関係より E=電圧V÷2枚の平面電極間の距離L で求めてはいけないのでしょうか? 例題 空気中に無限に広い平面電極2枚がL=5.0【mm】離れて平行に置かれています。この両端に25【V】の電圧が印加されているとき電極間の空間の電界強度を求めてください。 稚拙な文章で申し訳ありませんが、回答宜しくお願いします。

  • 液晶の複屈折について

    液晶の複屈折について勉強しています。全方位光が液晶分子を通過する際、液晶分子の長軸と短軸の屈折率が異なるため透過光は常光と異常光に分かれますよね。ここまでは理解しました。 では、長軸あるいは短軸のどちらか一方に平行な直線偏光が分子を通過する際はどうなるのでしょうか。この場合も常光と異常光に分かれるのでしょうか。それとも、長軸に平行な直線偏光が入った場合は異常光のみが出て、短軸に平行な直線偏光が入った場合は常光のみが出るのでしょうか。 答えの分かる方がおりましたらお願い致します。

  • IPS,TNの閾値電圧について

    添付している図の記号についてなんですけど 𝐸_th :液晶の閾値電界強度 𝑙 :電極間ギャップ 𝑑 :セルギャップ 𝐾 :弾性定数 𝜀0 :真空の誘電率 ∆𝜀 :誘電率異方性 とまではわかっているんですが 疑問はここからです。 (1):𝑉_th^IPS   𝑉_th^TNこれらはなにを表しているんでしょう? (2):𝐸_th^IPSの部分の^IPSとはどういう意味なんでしょう?   ^2といったのと同じような意味なんでしょうか? (3): √(𝐾_IPS/(𝜀_0 |∆𝜀| )) 𝐾_IPS,|∆𝜀| この二つの意味とは? (4):√((𝐾_1+(𝐾_3-2𝐾_2 )/4)/(𝜀_0 ∆𝜀)) K_1の意味とは 以上です、疑問がおおくなりましたが知っている方教えてください。

  • 液晶ディスプレイの原理について

     液晶テレビやパソコンのモニターの原理は、光が配向膜に並べられた液晶分子の向きしだいで偏光板を通るか決まるという、大体の構造は分かるのですが、もう少し詳しく教えてください。  液晶層に電圧をかけると光が通らないそうですが、そのときは画面に何も映らない、つまりテレビの電源を切った状態ですか?   配向膜と偏光板は前と後ろで垂直の関係になっているので電圧が0で光を通す際はどの方向にも同じ強度の光が当たるということですか?  しかしこの光が通る場合と通らない場合は液晶分子がそろう両極端な例で、本当は電圧の調節で場所により液晶分子の向きはバラバラになりそれにより光の強度がピクセルごとに異なることでカラーフィルタに当たった時に異なる色を表現できるのですか?

  • 液晶の変調について

    今液晶についてすこし勉強しているのですが垂直配向液晶が分かりにくいので教えていただけないでしょうか? 電圧がオフの時には液晶分子が基盤に対して垂直なので例えばs波が入ると液晶の影響を受けずにそのままs波が通過するのはわかるのですが、 電圧がオンになった時液晶分子が基盤に対して水平になります。その時s波がp波に変調される理由がわかりません。垂直だった液晶が水平になれば偏光が90度回転すると考えているのですが、それによって偏光が90度回転する(s波がp波に)理由がわからないので教えていただけないでしょうか??

  • 絶縁体中にある電極間の電界について

    はじめまして.現在下図のようなモデルにおける電極中心間の電気力線を式で表し,絶縁体1と絶縁体2の境界面を抜けるy方向の電界強度を求めたいと考えています. 変数は絶縁体1の厚さT,電極幅a,電極間隔b,絶縁体2の比誘電率ε2です. また,各変数の範囲はa,b=0~5mm,T=0~5mm,ε2=1~10,与える電圧は0~3000V,電極厚さは0.02mm,絶縁体2の厚さは5mmです. 特に,厚さTが大きくなると絶縁体1・2の境界面に届く電気力線は小さくなっていくと思うのですが,そこをどのようにあらわせば良いかが悩んでいます. 是非よろしくお願いいたします. _________________ __________________絶縁対2(ε2)                  絶縁体1(ε=30)                          厚さT     電極幅a____←b→ ____    _ _ |電極+|   |電極-|__      //////絶縁体基板///////