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遺伝子CD1枚の情報 人は多様性が多すぎるが?

遺伝子は CD1枚に収まる情報量 でも人間は多様性がある。 環境によっても違う どうして、ほとんど同じ遺伝子なのに 人間は、姿形から能力まで全然違うのですか? ヒトゲノムのほうが大事なのですか? 遺伝子に詳しい人、簡単に教えてください

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  • jing0708
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回答No.1

単純な遺伝情報量は1GB程度ですが、タンパク質の立体構造なども含めると極めて複雑な情報量になります。例えば、ある遺伝形質で構成アミノ酸は同種であっても、配列が異なれば立体構造が異なり別のものができます。しかし、その差は遺伝配列を情報量に変換した時には影響の出ないものにしかなりません(例えば アルギニン-アルギニン-ヒスチジン とアルギニン-ヒスチジン-アルギニン の情報量は同じ。しかし立体構造は異なる) そして、人間と言わず生物の体内ではこの組立をさまざまな種類で行いますし、遺伝子のスイッチを行うことも多くあります(例えば免疫グロブリンはクラススイッチを行い多様性を維持している。しかし、クラススイッチはゲノム配列を見た段階では少ない情報しか抽出できず(1つの配列を何通りにも変化させるため)、情報量は反映されない) 人間の遺伝子はほとんど同じである理由は、見た目の形質というのは遺伝情報として大して大きな要因ではないからです。基本的に体内を構成している臓器や分泌物の情報の量が圧倒的で、形質が占める割合は極めて少ないのです。 また、成長の過程が違えば遺伝子配列が同一でも全く異なる形質になります。 例えば遺伝配列が完璧に同じであるはずの近交系実験動物でさえ、同一環境下で飼育しても微妙な餌の量の差が影響して体重変動には誤差が生じます。大体±10%程度の差が生じます(気圧、温度、湿度、照明などは同一条件であっても) これは小さな誤差の積み重ね(使用しているゲージのわずかな大きさの差、餌の大きさのわずかな差、水を入れる容器のわずかな差などが積み重ね)が原因です。人間の場合は飼育環境も違えば遺伝子も違う。ならこれだけ差があって当然なのです。 遺伝子は単純な情報量だけでは測れません。あくまでも生化学的な側面と生理学的な側面を理解した上で遺伝学や遺伝子工学を学んで、その上で判断できるものですので、その辺をお勉強なさるとよろしいかと思いますよ。

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