自転車にも車にも乗れません

質問

28歳なのですが、今まで乗る機会がなく、恥ずかしながら、自転車にも車の免許もありません。やはりおかしいでしょうか、、？
自転車のいい練習方法など教えてください。あと28歳で自動車学校に通うとかありでしょうか？

回答No.9

take-on3

全く以て恥ずかしい事ではありません。

自転車の練習方法。

近年幼い子供達が三輪車では無く自転車のような乗り物に乗っているのをご存知でしょうか？
自転車の元祖と同じ構造の乗り物で、跨がって足で地面を蹴って進みます。
要は自転車やオートバイ型の乗り物に対しバランスを取る練習なんです。
大人用の物は多分手に入らないので自転車を使います。

シートを下げて両方の爪先で地面を蹴れる高さにします。
恐ければ足の裏ベタ着きでも構いません。
可能であればペダルを外します。無理ならペダルを避けるようにして下さい。
紐か何かでフレームに固定しておくと良いです。
この状態で暫く遊んで下さい。足で蹴らないと進まないという事は
いつでも足が着けるという事ですし、手元にはブレーキもありますので安心して励んで下さい。
数分でも何日でも構いませんのでバランスを取る自信がついたらペダルに足を載せるステップに移ります。
紐で固定している場合には固定を外しましょう。
ペダルに足を載せてもまだ漕がないで下さい。今までと同じように足で蹴って進み
漕がずにペダルに載せるだけ。つまり足が補助してくれない状態を長く保つ練習です。
無論危なかったり恐かったり停まる時にはいつでも足を着きましょう。
スタートは片足をペダルに載せもう片足で地面を蹴ります。
速度の維持や加速の際には片足で続けます。両足使うとペダルが空転しますので。
停まる時には両足でも構いません。

自信がついたらいよいよ漕ぎます。その前にシートを少し上げましょう。
停まっている時に自転車をやや斜めにして片足はペダルに載せ
お尻はシートに座り無理の無い爪先立ちになる位が理想ですが、
初心の人や女性なら先程の例と同じポジションで足の裏ベタ着きでも構いません。
何故シートの位置を上げるかというとペダルとシートの距離を適切にする為です。
ペダルが上支点に来た時にシートの位置が低いと踏み込みに力が入らず自転車の動きが安定せず危険です。
女性の自転車は結構この危ない状態の物が多いです。

準備が出来たらペダル載せの練習の時のように地面に着いている足で蹴り出しペダルに足を載せます。
ではペダルを踏んでみましょう。踏む事に意識を奪われるとふらつきます。歩くのと同じように意識せずにやってみましょう。
最初は恐くて速度を出せないと思いますが、自転車は速度が高いほど安定する乗り物です。
速度が遅いほうが難しいのです。馴れてきたら速度を上げてみて下さい。

練習している間にブレーキには馴れますから、後はスタートのバリエーションです。
自転車に乗ってない状態から自転車に乗る方法も色々覚えて行ける事でしょう。

練習には所謂ママチャリが向いていると思います。
スポーツ車のようなフレームの上の部分が無いので
足を着いたり急遽降りたりする場面で恐怖感が少ないです。
(スポーツ車に乗り慣れている人にとっては変わり無い。)
それに借り易いですしね。
自動車には普通に教習所という物がありますので
手取り足取り教えてもらえます。

そして、自転車でも自動車でも自動二輪車でも共通して上達するコツがあります。
「進行方向の遠くを見る事。」
乗り物というのは最初は恐くてつい近くを見てしまいがちですが、
自分の立ち位置の確認なのか周囲との相関関係の把握なのかはわかりませんが、
近くに意識が向いているとフラフラしてしまいますし、見ている方向に車体が向かってしまいます。
無論遠く進行方向だけで無く近くの周囲や手元足元も注意確認は必要です。
が、馴れてくれば自然に身に付きます。先ずは遠く進行方向を見て
思った方向にスムーズに進めるようになる事が先決です。