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濃度と吸光度の関係の問題です。
次の問題の解き方を教えてください。答えは(a)3mL(b)4.4ppmです。 銅メッキ廃液中の銅濃度を原子吸光法により定量するために、高純度の金属銅0.1000gをできるだけ少量の硝酸に溶解し、蒸留水で希釈して正確に1Lとして保存用標準溶液を調整した。その溶液を用いて銅の検量線作成用1.00、3.00、5.00、7.00ppm標準溶液を調整し、それぞれの吸光度およびメッキ廃液の吸光度を測定した結果を表1にまとめた。 a)3.00ppm検量線用標準溶液100 mLを調整するためには何 mLの保存用標準溶液を必要とするか計算してください。 b)銅濃度と吸光度の関係から、検量線を作成してください。 c)銅電気メッキ廃液の吸光度が0.113であった。廃液中の銅濃度を求めてください。
- xxusagi1
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- hg3
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No1です。 >ppmは銅濃度のことです。 そんなことは問題文を読めば分かります。 定義というのはそういうことではありません。 おそらく、質問者さんは、「ppm」が、百万分の1であるという事すら理解していないのではないでしょうか。 百万分の1といういうことは、100万gのうちの1gとか、100万mLのうちの1mLと言う意味です。 銅を0.1000g測り取ったのであれば、これを薄めて10万g(=100kg)の溶液を作ったのであれば、濃度は1質量ppmになります。 10万gでなく、1000g(=1kg)の溶液にしたのであれば、濃度は1質量ppmの100倍つまり100質量ppmです。 ところが、問題文では、薄めて1Lにしたとしか書いておらず、その重さが分かりません。よって質量ppmを求めることはできません。 同様に1mLを薄めて1000000mLにした時の濃度が1体積ppmになります。ところが問題文には、銅0.1000gの体積が書いていないので、体積ppmも求めることができません。(固体の場合は、体積ppmを使う事はめったにないですが。) だから、この問題文の情報だけでは、質量ppmも、体積ppmも求めることができません。本当は、問題文のなかで、ここをきちんと説明しないといけないのです。だから、ppmの定義についての補足説明がないか確認したのです。 しかし、その補足説明が全くないということなら、おそらく、1gを1000000mL(=1000L)に薄めた濃度をppmと表現しているのだと推測されます。そうであれば、0.1gを1Lに薄めれば、100ppmということになり、よって、保存用標準溶液の濃度は100ppmになります。 ここまでが、ppmの定義の話です。 ppmが何で、どういう定義かを分かっていれば、ここまでは簡単に分かるはずです。おそらく質問者さんは、ここが理解できていないから計算方法が分からないのだと思います。 で、保存用標準溶液の濃度が100ppmであることが分かれば、あとは簡単です。 100ppmの溶液を3mL取って、100mLに薄めれば濃度が、3ppmになりますね。だから、a)の答えは3mLになります。 もし、この計算も分からないようなら、小学校・中学校で習う濃度の計算の基礎を復習して下さい。
- phosphole
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ppmが濃度なことは誰でも分かります。 必要なのは、「どういう濃度なのか?」ということです。 濃度にもいろいろあることはご存知と思います。 (私もなんとなく想像は付いているのですが、質問者自身に正しいことを伝えてもらわないと困ります)
- hg3
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a)まず、ppmの意味は分かっていますか? この問題文には、ppmの定義が書かれていないので、その点について何か補足がありませんか? それが分からないと、問題が解けません。(常識で考えれば予想はできなくもないですが。) b)縦軸が吸光度、横軸が銅濃度のグラフを描いて、グラフから吸光度が0.113の時の濃度を求めて下さい。
お礼
回答ありがとうございます。この問題にppmの定義の補足説明はありませんでした。すみません。
補足
すみません! ppmは銅濃度のことです。
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