• ベストアンサー

多国籍軍への参加

日本の多国籍軍への参加のことが問題になっているようですが。 多国籍軍とどういった係わり合いをすることが最も国益につながるのか疑問に思っています。 一切参加しないことがいいのか。今回のように武力行使はしないことを条件に参加するのがいいのか。あるいは普通に参加することがいいのか(この場合は改憲が必要になると思いますが)。 私の疑問を解消する上でのヒントを教えて下さい。 (今回のケースのみではなく将来のことも見据えた上での話です)

  • 政治
  • 回答数8
  • ありがとう数11

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

 第二次世界大戦の教訓は、国際社会の多数意見に従わないと国益を損なうことになる。国内利益の調整は明確な規範に従って実施することが重要で、下位の規範は上位の規範に従わせなければならない。  そこで、今回の事案について考えると国際社会の多数意見としては、イラクへの出兵に懐疑的な国の方が多かった。従って出るべきではないとう結論が出ます。また、現行憲法上も同盟軍であれば出兵できるなどと何処にも書いていないわけですから明かに違憲であると考えられます。 後余談ですが、小泉さんは多国籍軍の指揮命令系統に服さず日本単独で撤兵できるなどといっていますが、それでは日本単独で出兵しているといっているのと同じで日本は単独出兵できることになってしまいます。また、どんな戦争でも同じですが他国と戦争し占領する場合、まず補給が必要で、次に戦闘、最後に民政の順に必要となってくるのですがそれらは、戦争の目的達成のためには不可分であることを考えると民政や補給を戦闘と区別する理由はないし分けられると考えるほうがどうかしているように思われます。  個人的な意見としては、対外出兵できるのは、国連で大国の対立が無い程度に出兵の正義が明かでかつ決議が行われた場合に限られるように思われます、但し憲法を改正してから出ないと国際的な疑念を生みますので憲法を改正する必要はあると思います。

zaipews
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >対外出兵できるのは、国連で大国の対立が無い程度に出兵の正義が >明かでかつ決議が行われた場合に限られるように思われます、 >但し憲法を改正してから出ないと国際的な疑念を生みますので憲法を >改正する必要はあると思います。 出兵の正義が明らかで決議が行われた場合は改憲を条件に出兵できるということは、「国際紛争の解決の手段としての武力行使は認めない」というくだりは放棄した方がいいということですかね。

その他の回答 (7)

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.8

他国からは、うまく逃げたと評価されることはあっても非難されることはないということですかね。 その通りです。国同士の間で避難されることはありません。ベトナム戦争はフランスが最初なんですね。さっさと逃げましたね。その後アメリカが何故か巻き込まれて泥沼状態になりましたがアメリカはフランスを責めることはありませんでしたね。 なぜ日本以外の国は縛りをかけようとしないのか気になります。 よその国は憲法上の軍隊ですから当然縛りがあるのですね。今回のイラクへの参加は、米英を除くと韓国やその他の国も交戦を容認してはいませんね。 それからフランスもドイツもロシアも参加しなかったですね。むしろ、反対に回りましたね。一番イラクと利害関係があったからですね。つまり、軍隊を出すにせよ出さないにせよ国益の上でしかないのです。歴史的には、日本は、戦前に遠い空の下で関東軍が独走し泥沼の日中戦争に巻き込まれた苦い経験もありますしね。

zaipews
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >ベトナム戦争はフランスが最初なんですね。さっさと逃げましたね。 同じ多国籍軍の一員として活動している時に、防戦している人達を置き去りにして逃げてくるケースのことが知りたかったのですが、ベトナム戦争でフランスが撤退した時はそういう状況だったのでしょうか。当時フランスとアメリカは多国籍軍を編成していたのでしょうか。 >アメリカはフランスを責めることはありませんでしたね。 日本が何らかの理由でイラクから撤退するようなことがあったとしても、日米関係に問題は生じないということでしょうか。 >米英を除くと韓国やその他の国も交戦を容認してはいませんね。 韓国やその他の国は、交戦になりそうな状況の時はいつでも撤退できるように、独自の指揮権を保持して多国籍軍に参加するということでしょうか。 もしそうだとすると、それで軍としての統一性が維持できるのか気になりますが。

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.7

ふいに襲撃を受けて、他の国の兵士は応戦して劣勢な時に、日本人のみはさっさと逃げてくることも国益を考えればあってもいいということですかね。 こう場合は一般的に現場の指揮者の判断にまかすということで国益とは異なりますね。たとえこのような状態で自衛のための防戦を行って全滅したところで国益を損じることはありません。しかし政治家には大打撃でしょうね。政治家のリスクと国益は別のものです。 国益が何かをまずしっかり持つことが必要ですね。 例えば日本がイラクと戦うことが日本の国益であればそのようにしなければいけませんが、それはまったく無いですね。でも要請による統治の参加は国益になれこそ損なうことはありませんね。 例えば米国本土が攻撃されて、日本に要請があればこれは日米安保条約の条文のみでなく日本の国益を大きく損なうものとして出兵交戦はおかしくないですよね。同様に、韓国が北朝鮮と戦争をはじめた場合とか、台湾と中国が戦争を始め場合などは国益の問題になりますね。このような場合の多国籍軍への参加と交戦は当然あっておかしくないですね。これは即日本の問題に変わるからですね。でもはるか遠い国への参加には縛りがいりますね。そういう考えですね。 参考までに

zaipews
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >こう場合は一般的に現場の指揮者の判断にまかすということで >国益とは異なりますね。 >たとえこのような状態で自衛のための防戦を行って全滅したところで >国益を損じることはありません。 ということは、ふいに襲撃を受けて他国の兵士が防戦している状況で、自衛隊員だけが一目散に逃げてくることがあっても、国益を損ねることにはならないということですかね。他国からは、うまく逃げたと評価されることはあっても非難されることはないということですかね。 >このような場合の多国籍軍への参加と交戦は当然あっておかしくないですね。 >これは即日本の問題に変わるからですね。でもはるか遠い国への参加には >縛りがいりますね。 はるか遠い国での多国籍軍には参加はしても参戦はしない、というスタンスの国は、日本以外にもあるのでしょうか。もしないとするなら、なぜ日本以外の国は縛りをかけようとしないのか気になります。

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.6

[またイラク戦争のようなことが起こったら、後方支援のみで参加するということですかね。それですと、攻撃された時は日本だけ単独で逃げてくるケースもあり得るということでしょうか。] 最小のリスクで最大の国益ですから状況においては撤兵(逃げること)もありますね。恥ずかしいことではありません。常に勝てとはいわないまでも負けないことですね。ただ、これは師団とか軍団規模ということですよ。現在のような部隊規模であれば何が国益かは別の視点はありますね。つまり、派遣の規模によるということですね。 参考コメントが長くなりましたね。ごめん

zaipews
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >状況においては撤兵(逃げること)もありますね。恥ずかしいことでは >ありません。 ふいに襲撃を受けて、他の国の兵士は応戦して劣勢な時に、日本人のみはさっさと逃げてくることも国益を考えればあってもいいということですかね。 また、多国籍軍の一員として普通の国がするように普通に戦争に加わることは、国益を損ねるので、武力行使ということに関しては、普通の国になろうとしてはいけないということですかね。

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.5

[今後またイラク戦争のようなことが起こったら、日本は米英とともに参戦できるような体制にしておいた方がいいということですかね。] 海外では参加はすれども参戦せず、交戦せずというのが一番国益にも国民の利益にも合致していますね。 憲法改正時に日本の領土および領海以外での活動規定を盛り込めば良いということですね。現状の憲法には自衛隊自体の存在が記載されていません。記載が無いので国際法上の自衛権を土台にして省庁法としての自衛隊法が出来上がっているのですね。だから自衛隊を憲法に記載して国内外での活動規定をしないといけないんですね。日本人は条文には従うのですがいつでも変えられるような省庁法の範疇ではだめだということですね。 今のままですと参加に意義はあるのですが逆にずるずると巻き込まれる恐れがあるからですね。

zaipews
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >海外では参加はすれども参戦せず、交戦せずというのが一番国益にも >国民の利益にも合致していますね。 またイラク戦争のようなことが起こったら、後方支援のみで参加するということですかね。それですと、攻撃された時は日本だけ単独で逃げてくるケースもあり得るということでしょうか。 それとも、国連が承認がしていても、武力行使が目的の多国籍軍には一切係わらないということでしょうか。

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.4

追伸まで [今後は憲法を改正して、武力行使も可能な状態で多国籍軍に参加できた方が、より国益に合致するってことですかね。] 日本としては参加することで国益がでるのですね。 自衛隊は外の国から見ると軍隊(格好もそのようにみえますが)国内では名前の通り自衛隊ですから一般的に他国との交戦権ならびに占領統治権をもつ軍隊の扱いではなく自衛組織ですね。これはナショナルアーミというのですが本当の軍隊ではありませんね。国の警備員扱いといって差し支えないと思います。国の公務員をだしているという位置づけですね。警察官も毎日市民の安全を守って苦労しておられるのだから自衛隊もしっかり働けということなんです。これは日本的な 視点です。よその国から見れば格好もそれらしいのですから憲法を改正し自衛隊をまともな組織として定義し役割等も明記するのが普通の国家でしょうがそれさえもしてこなかったわけなんですね。それは今後の課題ですね。それから、国連予算の最大の出資国は日本と米国です。国連の権限などといっても日本と米国がお金を出さなければ破産してしまうのです。中国やロシアなんかは常任理事国とはいえ予算的には下のほうですね。つまり国連も夢のようなものではないということです。だから国が生き残るというのはそのつど多数の意見に左右されずに力のあるものを選択しなければいけないんですね。今はその選択が米英でよろしいのではないかということですね。

zaipews
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >憲法を改正し自衛隊をまともな組織として定義し役割等も明記するのが >普通の国家でしょうが >そのつど多数の意見に左右されずに力のあるものを選択しなければ >いけないんですね。今はその選択が米英でよろしいのではないかと >いうことですね。 今後またイラク戦争のようなことが起こったら、日本は米英とともに参戦できるような体制にしておいた方がいいということですかね。

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.2

参考程度に 多国籍軍への参加と国益の問題ですね。外交上の常識というのがあります。それは「遠交近攻」という言葉なんです。近くの国とは争いごとになるのでいつも遠くの国と仲良くしておくという意味なんです。日本の場合ですと近くの国というのは中国、韓国、北朝鮮、台湾、ロシアなんかですね。昔から国家間のトラブルの主なものは領土問題でしょう。だから国益を守るためには遠くの力のある国と仲良くするのですね。なぜかというと日本の損失が小さく国益が大きいからですね。かって日本の外務大臣がフランスの核実験に反対してデモ行動をとりましたがこれなんかは外交の基本を知らなかったんですね。中国の核実験には猛然と反対し、フランスには穏やかにというのが正しい行動なんですがまったく逆でしたね。今回の多国籍軍参加についてはG8での約束ですし、日本にとっては遠交ですから国益に合致していますね。自衛隊は憲法も改正しない中で長い間おままごとのように楽しくやってきたんですから遠い空の下で少々の危険な目にあっても良いですね。それが国益になりますから。

zaipews
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >自衛隊は憲法も改正しない中で長い間おままごとのように楽しくやって >きたんですから遠い空の下で少々の危険な目にあっても良いですね。 >それが国益になりますから。 今後は憲法を改正して、武力行使も可能な状態で多国籍軍に参加できた方が、より国益に合致するってことですかね。

  • buzz_buzz
  • ベストアンサー率29% (190/650)
回答No.1

まず、「軍」とついている以上、日本が参加するというのは屁理屈以外の何者でもありません。 また、「多国籍軍と言っても日本の指令下にある」と政府は説明していますが、そうであるならば 多国籍軍の下になんか入れないで、日本独自でどんどん人道復興援助活動を進めればいい話です。 結局、イラク国民の為に参加を決断したわけでも何でもなくて、小泉総理が外交ごっこでサービスしてしまった だけの話です。中身も何もありません。 また、改憲しなければ参加できない多国籍軍だとすると、それはすなわち軍事行使を積極的に行うことを 意味するわけで、憲法問題を除いたとしても、そんなに簡単に参加していいものではないと思います。

zaipews
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 ようするに多国籍軍というものには、現在も将来においても、一切参加しないことが国益につながるということですかね。

関連するQ&A

  • 自衛軍と戦争放棄

    私は一介の専業主婦です。最近の憲法改正議論には、息子を持つ身として切実に緊張感を持って関心を抱いています。 私自身はあまり知識を持っていません。お恥ずかしい事で、これから急いで色々なものを見て知識を深めなくては、と思っておりますが、質問をさせて下さい。 私は『自衛軍という軍隊を持つ』こと=自国を守る事、とは思えず、アメリカ軍の傘下に入る軍を持ち、戦争の準備をする事としか考えられません。 自衛軍という軍を持つ事を憲法で認めれば、いずれ徴兵制になり、韓国などのように民間人全てが対象になってくると思っています。今の自衛隊のように『なりたい人がなればよい』ということではないですよね? そして例え自国からの戦争をしなくても、例えばどこかの国が日本に対し何らかの武力を行使してきたら、応戦するのですよね?これは戦争とは言わないのでしょうか?そのとき徴兵されている一部の国民にとっては戦争状態になり、当然多数の犠牲者も出ると予想できます。 また、アメリカ軍の『正義』の名のもと、他国での戦闘に日本の自衛軍が加わる(国際支援という名のもと)こと…これもやはり一部の国民は外国へ出向き、武力を行使するという戦闘状態に巻き込まれます。これも戦争ではないのですか?国民全員が巻き込まれなくては戦争とは言わない? そもそも、戦争の定義とは何なのでしょう? 自衛だろうが何だろうが、軍を持つことを憲法で定めることは、戦争を永久に放棄するという条文とはハッキリ矛盾すると思うのですが、どうなのでしょうか? 個人的に息子がいるので、息子を戦争になど送り込みたくありません。自分としてはそういう個人的な感情もあり、自衛軍を持つことには大反対です。 改憲派の方のご意見が多くなろうかとは思いますが、出来れば分かりやすい言葉を使ってご説明いただけますとありがたく思います。識者の方々、どうぞご教示をお願い致します。

  • アメリカの警察や軍は

    アメリカで警察になるにはアメリカでの市民権が必要と本で見たのですが、以前テレビで日本人の米警察官の特集(現役)をやっていたのでどうやってなるのか疑問に思いました。 それと、アメリカ軍は多国籍の人間も入れるというのも聞きました、この辺はどうなのでしょうか? 上のどちらか、または両方に詳しい方がいたら教えてください。

  • 集団安全保障は9条違反?

    日本の安全保障問題について考えているときに疑問に思ったのですが、 国連の集団安全保障やPKOに参加する場合の、自衛隊の武器使用等や他国軍隊や民間人への 救援活動は憲法9条違反にならないでしょうか。 日本国憲法9条には「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と書いてあります。相手がゲリラや海賊、テロ組織などの場合は国家や準国家ではない、だから9条違反には当たらないという抜け道はあるでしょう。相手が国家やそれに準ずる勢力を自称していても国際社会で国家としての承認を受けていなければ国家とみなされず、従ってその勢力との交戦は国際紛争とは言えず合憲といえるのかもしれません。 ただ国連決議による国家に対する多国籍軍派遣に関しては明確に憲法違反になる気がします。たとえ後方支援であっても兵站の分野で間接的に武力行使に加担しているとも言えなくもなく、この辺もよく分かっておりません。 何分法律は専門外のため自分でも上述の認識が合っているのかどうか分かりません。 よろしければ専門的な観点からご意見が頂ければ幸いです。 宜しくお願い致します。

  • 1945年、終戦後にアメリカ軍へのテロ行為ってなかったの?

     アフガニスタンにせよ、イラクにせよ、近年のアメリカの統治下となっている地域は、けっこうあからさまに占領政策に失敗した感があり、テロがあいついでいますが、そこでふと疑問になりました。  1945年の終戦後、日本国内でアメリカ兵/アメリカ軍を狙ったテロの話というのをあまり聞きません。もちろん、ある程度存在していたとは思うのですが、ほとんど話題にのぼること自体ないなぁ、と。  そこで質問です。 (1)実際に、1945年の終戦後に日本国内で、アメリカ軍に対して行われた個人もしくは有志の集団による、テロ行為というのはどの程度存在したのでしょうか。 (2)全体的には、たぶん、イラクやアフガンなどと比べるとGHQは治安維持に結果的に成功したほうだと思うのですが、日本人のテロ行為がそれほど盛んにならなかった理由として、どのような点が挙げられると思われますか。 (3)前の質問と関連しますが、日本人のアメリカ軍へのテロ行為があった、ということがほとんど語られていない理由としてはどういった点が考えられるのでしょうか。(単にわたしが全く知らないだけ、とは思いづらいので、「語られていない」ということ自体に何か意味があるのかもな、と。) ※質問者は、とくに「テロ行為」についてネガティブな意味もポジティブな意味も込めるつもりはありません。テロの定義は困難であり、ポジティブに捉えれば武力行使を含む思想的/政治的運動であり、ネガティブに捉えれば正統性のない暴力の行使=犯罪ということになります。が、この言葉自体がきわめて政治的に使われるので難しいのです、が…とりあえず、「国家の意志決定と直接関連していない意志決定によって、個人あるいは有志の集団が思想的・政治動機を達成することを目的として暴力的手段を行使すること」とでもしておきます。便宜的な言葉として使っておきたいと思います。  ただ、ふと疑問に思っただけですので、お暇なときにでも教えていただければ。

  • 戦争について思うこと

    今回の戦争について一高校生の素朴な疑問です。 アメリカは紛れもなく、国際紛争の解決の手段として武力を用いているのだと思いますが。 これは日本国憲法の理念に反する行為ではないのでしょうか? 国益のためなら、自国の憲法で認めていないことでも支持して構わないということなのでしょうか?

  • 国連安保理決議は武力行使(戦争)を認めているのか

    18日の小泉総理インタビューで (官邸ホームページ→http://www.kantei.go.jp/) 「私(総理)は、今までの一連の国連決議、昨年11月の1441を初め、678、687、こういう決議において、武力行使の根拠と成り得ると理解しております。」とありますが、 1990.11.29採択の安保理決議678は、いわゆる湾岸「多国籍軍」のイラクへの武力行使を認めた決議であり、1991.4.3に採択された決議687は、湾岸戦争の停戦決議であります。 これらの安保理決議が現在も武力行使の根拠となり得る理由は何でしょうか。 また、決議1441は、国連憲章第7章 (国連憲章→http://www.lares.dti.ne.jp/~m-hisa/home/strategy/charter/japanese.html#7-42) 第41条〔非軍事的措置〕に基づくものであり、国連憲章第7章第41条〔非軍事的措置〕に定められる措置では、イラクに対する国連の働きかけが不充分であると認め、第42条〔軍事的措置〕を根拠として、新たな安保理決議に基づき軍事措置をとると決議して、初めて武力行使ができると考えます。 国連憲章第41条〔非軍事的措置〕の措置では、イラクに対して不充分であるとは、安保理で確認されていません。 にもかかわらず、新決議なしにイラクに対して武力攻撃を行えば、これは、国連憲章第7章第42条〔軍事的措置〕違反になると思いますが、それは誤った理解でしょうか。 10年以上前の湾岸戦争の武力容認決議が今も有効であるのであれば、新たな決議案など不要であると思いますが、 小泉首相の「…武力行使の根拠と成り得ると理解しております。」という、その根拠とは何でしょうか。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=499861 の追加質問です。よろしくお願いします。

  • 憲法9条について

    9条の問題点について皆さんの意見を聞かせてください。 1.自衛権について 「9条第2項にある戦力の不保持について、自衛のための武力行使は違憲である。」とする考えが一部の政党、学者の間でありますが、2項にある「前項の目的を達するために」という言葉があるように、第2項の内容の適用範囲には、自衛権(専守防衛)は含まれていないと考えるのが普通だと思います。(論理的思考能力を試される国語の問題とおくと) つまり、自衛のための武力行使についての合憲、違憲の判断は、議論の余地なしと考えています。他国から武力的侵害をうけた際、自国を守るための武力行使は当然ある。 2.改正論議について では、9条の問題点として ・2003年イラク戦争に伴う人道復興支援の際、如何なる理由であれ、自衛隊が海外で武力を行使することについて、(相手が自分に銃を向けてきたとき、また、味方の軍(オーストラリア軍等)が死にかけているときでさえ)武力公使ができないという問題。(海外での個別自衛権、集団的自衛権の問題) ・9条の文言そのものの解釈(国語の問題)よりも、それの時代背景や国際法等に影響されて論じている学者や政治家がいることで、9条議論の状況が攪乱に満ちていることについて、全員が理解できるように、簡潔に、明確にしたほうがよのではないかという問題。 3.自衛隊から自衛軍への名称変更について 英語で、自衛隊はSelf Defence Forceであり、米軍は、US Forceであることからも考えて、名称変更に意味があるのかという疑問。名称変更ではなく、他に何かやりたいことがあるのではないか。 以上が私個人的な考えなのですが、皆さんはこの3点について、どうお考えですか。 「この点がおかしい」や「論点自体がおかしい」等指摘していただけるとうれしいです。

  • NATOの集団的自衛権について

    センター試験の政経の演習をしていて、疑問に思ったので、質問します。 選択肢の一つに、 ・冷戦下でのNATO軍による武力行使は、域内域外ともに一度もなかった。 とあり、これは正しいとあります。ですが、NATOはコソヴォ紛争で空爆を行いました。NATOの加盟国以外の国には、軍事行動はしないのではないのですか?集団的自衛権と、どう関係しているんですか?

  • 憲法9条について

    改憲派と護憲派にわかれてますがが、 護憲派は何を守ろうとしてるのでしょうか? 私は、現憲法はアメリカが日本を滅ぼす為に、手も足も出させないように押しつけた憲法と認識していますが、、、。 護憲派の方は、何を守ろうとしてるのか解りません。 それぞれの、(改憲、護憲派の)考え方を教えていただけませんか? 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、 国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を 解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない(憲法9条) ↑ これって、他国から襲われたとき、日本は何も手を出せない、、ってことではないですか? せめて自分の国は自分で守ることが、本当ではないでしょうか? いくら同盟国のアメリカだって、いつまでも日本を守ってくれる、、 というのは、甘いと思うし一国の国として、自国も守れないようでは、、。一流の国ではないのでは? もし、すでに、この問題が既出でしたら、済みません。 穏やかな回答をお願いいたします。 回答が難しい場合お礼が書けないかもしれませんが、、。 鳩山内閣に「9条、9条!!」と叫んでる福島みずほ氏が入閣したので 疑問に思い質問してみました。

  • 『戦争にならない為の法案』は、正しいのか?

    安保法案の国会審議が始まって以来、このサイトでも様々な質問と回答がされています。 また、戦争法案と呼ばれる事の是非も質問になった事もありましたし、現実的に戦争にならない為に反対を叫ぶデモも起こっています。 私的には、せめて戦争加担法案とか日米安保条約手形法案、又は武力行使協力法案くらいなネーミングなら、まだ理解しやすいように思えるのですけどねぇ? そこで、第一の質問ですが、多くの国民は武力行使をしている地域を、全て戦争していると感じているのではないか?という事です。 戦争とは、主権国家が宣戦布告をした上で、戦闘が行われる事です。確かに内紛や紛争が引き金となって、その相反する利害関係により東西の大国の支援の下、大義名分はそれぞれですが代理戦争と言う形になる事が多い為、紛争イコール戦争と捉えられているのかも知れませんけど、とにかく武力行使イコール戦争と感じている国民が、非常に多いと思えるので、よろしくお願いいたします。 我が国は、自衛隊の武力行使に非常に強いバイアスをかけている訳ですが、非武装地帯の後方支援を持ってして、それが戦争であれ紛争であれ、我が国はそれらに参加している、又は加担している事になる訳ですが、国連憲章に依らない同盟国の要請により派遣(あくまで建前上、派兵ではありません)する事は、集団的自衛権の行使によって、同盟の実施として同盟の確認、強化になるが、それによって同盟敵国の敵国として、我が国が武力行使される当事国となる事、それらにによってテロや直接攻撃される事を、賛成者は覚悟されているのでしょうか?これが二つ目の質問です。併せて、後方支援をする事を、戦争に参加していると考えるか否か?武力行使さえしなければ、我が国の平和主義は守られていると思いますか? 字数の制限がありますから、もう一つだけ質問です。国際政治においては、自国の利益が最優先であり、アメリカは時に報復措置も軍事、経済において当たり前の事として実施して来ました。 オバマ大統領の日米安保条約のレッドライン概念も、対中国に関連した自国利益への伏線のように、私には感じられるのですけど、金は出しても血を流さない日本が、後方支援だけで本当に有事にアメリカが矢面に立って、血を流してくれると思いますか?これが、最後の質問です。 よろしくお願いいたします。