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【地球の酸素量】地球の酸素量が現在は全大気中の成分

【地球の酸素量】地球の酸素量が現在は全大気中の成分が20%で、それが18%になると人間は死ぬと聞きましたが本当ですか? 今より2%酸素量が減ると人間は死んでしまうのか教えてください。

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  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.2

 死にません。  一般的な乾燥空気の酸素濃度は20.9%ですから、それが18%まで減るという事は18÷20.9≒0.861倍にまで薄くなるという事になります。  処で標高0mで気圧がちょうど1気圧であった場合、その上空2000mにおける気圧は約0.795気圧になります。  つまり、高度2000mでは空気が0.795倍に薄くなっているという事であり、空気に含まれている酸素もまた0.795倍に薄まっている事になります。  これは1気圧の空気の中の酸素濃度が16.6%になったのと同じ状態です。  日本国内だけでも標高が2000mを超える山は300以上ありますが、富士山を始めとするこれらの山々に(酸素マスク 無しで)登山した人が全員酸欠で死んでしまう等という話は聞いた事がありません。  又、ジェット旅客機は機体の耐圧性能の関係で、高空を飛ぶ際には機内の気圧を地上と同じに保つ事は出来ないため、成層圏の様な高空を飛ぶ際には機内の気圧は0.8気圧程度にまで低下します。  しかし、ジェット旅客機に乗った人が、事故も起きていないのに全員が酸欠で死んでしまうでしょうか?  一時的に低い気圧に曝される様な例ばかりではありません。  ボリビアにあるエル・アルトという都市は標高4150mの場所にありますし、ボリビアの首都ラパスの標高は3593mです。  他にもボリビアのポトシ(4067m)、メキシコの首都であるメキシコ市(2240m)、チベットのラサ(3650m)、ペルーのクスコ(3400m)、エクアドルの首都であるキト(2850m)、等々、標高2000mを超えた所にある都市は幾つもあります。  これらの都市に暮らしている人々は、酸素分圧が0.0166気圧未満の空気しか吸えないというのに、酸欠になる事も無く暮らしています。  従って、もしも空気の酸素濃度が18%に低下したとしても、その変化が余程急激に起きたのでもない限りは、大半の人間は適応して生き残る事が出来ると思われます。

sonicmaster
質問者

お礼

みなさん回答ありがとうございます

その他の回答 (1)

  • trytobe
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回答No.1

いや、酸素欠乏等防止規則において、「酸素欠乏」とは、. 「空気中の酸素の濃度が18%未満である状態」をいうだけで、18%のレベルでは酸素不足で失神をして、自力で動けなくなることはありえますが、確実に死ぬとは言い切れません。 確実に脳をはじめとした全身の細胞に酸素供給が不足するには15~16%くらいまで下がらないと、酸素不足による壊死や脳梗塞による麻痺や昏睡までで、生き残れる人は少なからずいらっしゃるでしょう。 酸素欠乏症等防止規則 - 安全衛生情報センター 酸素欠乏症等防止規則 第二章 一般的防止措置(第三条-第十七条) http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-35-2-0.htm 『(換気) 第五条 事業者は、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合は、当該作業を行う場所の空気中の酸素 の濃度を十八パーセント以上(第二種酸素欠乏危険作業に係る場所にあつては、空気中の酸素の濃度を 十八パーセント以上、かつ、硫化水素の濃度を百万分の十以下)に保つように換気しなければならない。 ただし、爆発、酸化等を防止するため換気することができない場合又は作業の性質上換気することが著 しく困難な場合は、この限りでない。 (2項略)』

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