100W程度の熱量と金属(アルミ)板の放熱量の実際

このQ&Aのポイント
  • AC電源からニクロム線を使って熱量を取り、アルミ板を50°もしくは120°付近に安定させたいと思っています。温度監視は面倒なので、なるべく安価に「飽和制御」はどうかと思いました。
  • このアルミ板が例えば室温15°で、狙いの温度に飽和制御できるには、どの程度負荷が必要なのでしょうか。経験的なアタリや、アタリの付け方など、アドヴァイスがありましたらお願いします!
  • 金属に対して、飽和の熱量とか考えた事がなく、そもそも100W(100オーム)の熱量ってアルミに対して、具体的にイメージが湧きません。(アルミはA5083Pです)手持ちには全部で480オーム分の線がありますが、20Wですよね?ハンダごてだって、その位はあるので、最初から20Wで装置を作るより、アタリを付けてから作業したいのです。
回答を見る
  • ベストアンサー

100W程度の熱量と金属(アルミ)板の放熱量の実際

50cm×50cm×3mmのアルミ板があります。 AC電源からニクロム線を使って熱量を取り、 アルミ板を50°もしくは120°付近に安定させたいと思っています。 温度監視は面倒なので、なるべく安価に「飽和制御」はどうかと思いました。 http://okwave.jp/qa/q8968330.html (ここでこの言葉を覚えました^^;) このアルミ板が例えば室温15°で、狙いの温度に飽和制御できるには、 どの程度負荷が必要なのでしょうか。 経験的なアタリや、アタリの付け方など、アドヴァイスがありましたらお願いします! 金属に対して、飽和の熱量とか考えた事がなく、そもそも100W(100オーム)の熱量って アルミに対して、具体的にイメージが湧きません。(アルミはA5083Pです) 手持ちには全部で480オーム分の線がありますが、20Wですよね?ハンダごてだって、 その位はあるので、最初から20Wで装置を作るより、アタリを付けてから作業したいのです。

  • ferra
  • お礼率70% (627/886)
  • 科学
  • 回答数4
  • ありがとう数6

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.4

50×50×3 のアルミ板は、無風の自由空間に縦に置いたとき、だいたい 15℃/W くらいの熱抵抗があります。 これは環境などによって相当ばらつく値ですので注意が必要です。 周囲温度15℃の雰囲気中で 50℃もしくは 120℃に昇温したいのであれば、温度の上昇分はそれぞれ 35℃、105℃です。1Wあたり15℃温度上昇するのですから、35℃上昇して50℃にするには35 / 15=2.3W 、 105℃上昇して120℃にするには 105 / 15 = 7W で足りることになります。 100Vのヒータを使うなら、それぞれ 4.3kΩ、1.4kΩ ですから、お手持ちのニクロム線ではパワーが出過ぎです。 上記の計算はあくまで理想モデルでの計算です。発熱源とアルミ板とのつなぎ方や、上昇気流の起こり方、アルミ板の表面状態、熱がこもるかどうかなどで相当な誤差がでます。 相当大きな温度誤差があっても良い場合以外は、やはり温度制御は面倒がらずにきちんとやった方が良いですよ。

ferra
質問者

お礼

「15℃/W くらいの熱抵抗」凄い! こういう計算は初めて知りました。判りやすいです。 実際の実行法はさておき、アタリをつける上で、これ以上ない目安です。 金属の放熱を考えること全般に役立ちそうです。 ありがとうございました。 (熱抵抗が、周囲の温度雰囲気や維持する為のW数との関連がよくわかりませんので、調べてみます!)

その他の回答 (3)

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率26% (1858/7094)
回答No.3

安定温度制御とはそんなに簡単なことではありません。 室温や人が通ったり息が掛かるなどで風が吹くかどうかで温度は大きく変わります。 簡単に温度を一定に保ちたい場合は、簡単なことですからサーモスタットでも使ってください。 http://sakaguchi-dennetsu.co.jp/lineup/ondo/thermostat/tlth.html これが無理であればトライアック調光器600円で温度計を見ながら、電流調整して安定するようボリューム位置を調整し風が吹かないように対策をするなら一応使えると思う。 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00098/ 断熱材の上で上昇気流が起きない横置きの状態で時間を掛けるなら30Wで120度も可能と思う。 問題はニクロム線の熱を効率良くアルミ板に伝えなければ熱は空気中に逃げますから、その構造も必要な電力に大きく影響します。

ferra
質問者

お礼

飽和制御で熱の均衡を考えるにしても、アルミ板が熱くなるまでの時間が長くなってしまう、という事に気がつきました^^; サーミスタ買えば、温度監視基板は元々持っているので、DC12VからAC100Vをソリッドステートリレーで、やってみようと思います。 トライアック調光器というのがあるんですね!とても勉強になりました。 30Wでも120℃というアタリ、参考にしてみます。 ただニクロム線が30Mと長く、50cm×50cmの板の裏に貼付ける作業も大変だという事に気がつきました。5Mくらいで480オームであれば手軽なのですが。。 普通の抵抗も熱を出していますよね。だったらそもそもニクロム線使わなくても良いのでは?熱という事でニクロム線を思いついたのですが、では、ニクロム線と普通の抵抗ハイブリッドだと、アルミ板の裏に配置する長さをコントロールできるのでしょうか? 素人故に、トンチンカンですね^^;

ferra
質問者

補足

お礼コメントの関連で、SSRを12Vでリレーする場合は、こういう物で良いのでしょうか?http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00210/ (元々DC12Vのヒーターを駆動させる基板からの線なのですが、それをリレー制御信号としても、良いのでしょうか?DC12Vで大きなヒーターを駆動させると、DC12Vの電源の容量が不足気味なのを心配して、今回ACでのヒーターを検討しているのです。。)

  • sirasak
  • ベストアンサー率27% (347/1281)
回答No.2

 100W程度の熱量とは白熱電球100Wの温度を測れば見当できるのでは? 測ったことはないけど触ればやけどするので100度以上になっていませんか? セメント抵抗でも規定の電力を加えると熱くなって触れなくなります。 50cm×50cm×3mmアルミ板は伝導が良いけど放熱量は小さいはず。  ある温度で発熱分と放熱分が安定して飽和制御になるはず。 アルミ板が例えば室温15°で、狙いの温度に飽和制御できるには、 空気動きによる放熱で風があると良く冷えるはず、 アルミ板の伝導放熱は十分にある、 熱線での放射放熱は面積分で小さいと思うけど、 無風なのか、どのように固定するかの条件を一定させないと分からないのでは? アルミは安価で非常に熱伝導が良いので放熱に使われますが、 面積が大きく無いと空中への放熱は小さい。 480オーム分の線で20Wですが、20Wハンダごてと同じ熱量だから最初から20Wで装置を作るより、半田こてにアルミ板をつければ見当できると思います。  面白い実験をされるのですね。 研究熱心ですばらしいと思います。 頑張って下さい。

ferra
質問者

お礼

>半田こてにアルミ板をつければ見当できると思います。 たしかに、そのとおりですね。 ちょっと考えてみます。

  • ImprezaSTi
  • ベストアンサー率26% (534/1995)
回答No.1

電気屋です。 申し訳ありませんが、私なら、幾ら安いからと言ってそんなことはしません。非常に怖いのです。要するに、相手さん任せの制御のため、ヘタすると火事になるかも知れないためです。測温しないと、火事になっても分からないのです。常時、目視での監視が必要です。それであれば、安い測温体を貼り付ける温度計があるので、それを見ながら電源を調整します。

ferra
質問者

お礼

確かにその通りです。恐いです。 既存の監視用サーモ回路があるので、あとは交流用のソリッドステートリレーを使った方法も考えてみます。 というのは、飽和制御で熱の均衡を考えるにしても、アルミ板が熱くなるまでの時間が長くなってしまう、という事に気がつきました^^; 出来るだけ20Wとかの低い電力で、危なくないようにしようと考えたのですが、少なくとも100Wとかの高い電力を使わないと、目的の温度までの待ち時間が長くなってしまい、実用的にはこの方法は便利ではないですね。 くれぐれも危険の無いように、再考したいと思います。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 風速による放熱量

    アルミニウムの板を加熱しながら屋外に設置する場合、 風速・外気温・加熱容量・アルミ板の温度の関係を計算できないものでしょうか。 (例、外気温0℃、発熱量10W、アルミ板面積100cm2、厚さ10mm等、計算が簡単な 条件でOKです。) 風については、無風の場合でも結構です。 どのように考えれば良いのかが、わかりません。アドバイスいただけませんか。 宜しくお願い致します。

  • 排気ダクトの放熱量計算

    皆様より御教授いただきたいと思います。 1mのφ100のアルミダクトが表面温度80℃で室内にあり室内温度は20℃です。 無風の室内でなく0.5m/sほどの風速があります。 この時のアルミダクトからの放熱量はどのように計算したらいいでしょうか? 過去投稿から検索してみると Q=α×S×(?T)   Q:熱量(W)   α:熱伝達率(W/m2・K)   S:表面積(m2)   ?T:温度差(K) 上記の式が挙げられておりますがこの式に当てはめて計算するものなのでしょうか? お手数ですが、御教授いただけると幸いですのでよろしく御願い致します。

  •  はんだごての選び方

     はんだごての選び方  カテ違いかも知れませんが、お邪魔します。  はんだごてを購入しようと思っています。  主な使用目的は、簡単な電気製品の修理(基盤の配線剥がれ等)  特に 子供のおもちゃが多いですね。  おもちゃといっても、最近のものは結構精密で 電子制御だらけのものもあります。  迷っているのは、ワット数です。  ICや、LSIなど 超精密で 温度に弱い物は 20Wまで ですよね。  私の使用目的からして、はたして 20Wにするべきか、30~40Wにするべきか  悩んでいます。    ご教授を宜しく御願い致します。

  • ヒーター用ニクロム線

    いつか買ったヒーター用ニクロム線ですが、 300W用なのか、600W用なのかわかりません。 抵抗を測ると、100オーム?(200のレンジにて)ありました。 何ワットのものなのでしょうか? また別のニクロム線(http://elpadirect.com/item/2017.html)で 夏や冬120°ぐらいまで加熱できる鉄板を作りたいと思っています。 どういう風に作って行けば良いのでしょうか?温度監視せず、 ある程度固定温度で運用したいのですが、120°位で安定する事は難しいのででょうか。 単純な構造で、コストもかけたくありません。 抵抗は初めて測るので、正しいかわかりませんが、 2000レンジだと380オームの余り物の線も持っています。 今私の言っている、抵抗と発熱とかの関係は意味のないものですか? ちなみに商用電源で行ないます。

  • 教えてください><

    (1)100V用600Wのニクロム線がある。このニクロム線の長さをもとの1/2に切断して使用するとき、ニクロム線の消費電力は何ワットか。 答え 200W (2)20度の水2kgの温度を90度まで上昇させたい。500Wの電熱器を使用すると何分かかるか。ただし、1kgの水の温度上昇させるのに4.2Jが必要であり、電熱器の発生熱量の80%が、有効に水に供給されるものとする。 答え 24.5分 何度か計算したのですが(1)は300W、(2)は15.68分にしかなりません。 どなたか解き方を教えてください。

  • 半田ごての温度コントロール

    60Wの半田ごてを使っています。 温度を下げて使いたいのですが、手持ちのスピードコントローラーSM-20Aがあったので、やってみました。 温度は下がりましたが、半田ごてから「ジィージィー」と音がします。 スピードコントローラーの説明にはブラシモーター専用になっています。 このまま使っても大丈夫でしょうか? 詳しい方、どうぞよろしくお願いします。

  • フローアップ不足のハンダ修正について

    鉛フリー噴流ハンダを行った後、 フローアップ不足が発生した場所を、半田コテで修正しよう思い、300W、150Wのコテを使ってみました。 温度は350度です。 結果は効果がえられませんでした。 コテだけでは効果が得られなかったので、 プリヒートも行って試しましたが、それでも効果が得られませんでした。 何か良い方法があれば教えて下さい。

  • 半田ごての温度とパターン剥がれ

    半田ごてを購入しましたが, ユニバーサル基板のパターンが高確率で剥がれます. どなたか, 原因・対処方法等のアドバイスをお願いできますでしょうか. 詳細は以下のようになります. --- 先日, 20Wの半田ごてを購入しました. 目的は, ユニバーサル基板へ部品(抵抗, ソケット, LEDなど)をハンダ付けするためです. 半田ごてはHAKKO DASHの20Wタイプ(No.N453), 使用する半田は鉛入りのものを購入しました. なお, こて先は3Cと呼ばれるものです. 試しにユニバーサル基板上にリード線をハンダ付けしたところ, パターンがすぐに剥がれてきてしまいます. その時のつけ方は, 半田ごてをパターンの上に1~2秒乗せ, その後半田をこて先とパターンの間のあたりに差し込もうとしました. パターンの上にこて先を乗せる時間が長すぎることによりパターンの温度が上がりすぎているのかと思い, 乗せる時間を限りなくゼロに近づけるくらいに急げば, パターンは剥がれずに半田を流しこむことが出来ます. 何度か試しているうちに気づいたのは, こて先をパターンに載せた途端, "ジューッ"というような音が聞こえる点です. 以前別な半田ごてを使用した際には1~2秒パターン上にこて先を乗せても問題ありませんでした. しかし, その時の半田ごてが何ワットだったのか等の仕様は覚えておらず, また, 現在知ることが出来ない状況です(所持しておりません). 以上の事実から温度が高すぎるのが原因かと予想しています. しかし, 20Wの下といえば15Wのものですし, 15Wの物を新たに購入したとして, パターン剥がれを防げるのかという点も気になります. ユニバーサル基板へのハンダ付けは通常どれくらいの温度の半田ごてを使用して行なうものなのでしょうか. 以下, さらに詳細です. --- ・3C型のこて先を扱うのは初めてなので不慣れです(こて先の角度等が悪いのでしょうか). ・ON/OFFスイッチ付きのテーブルタップに半田ごてのプラグのみを差し込んで使っています. ・温度が高すぎることが原因の場合, 温度調節機能がついた半田ごてを購入する以外の方法はあるでしょうか. ・半田ごては下記ページ内のNo.N453です. http://www.hakko.com/japan/products/hakko_dash_set.html ・半田ごての注意書きシールに"こて先とその周辺部は300℃以上になります"と書いてあります. ・こて先温度の測定器を持っていないため, パターン剥がれを起こすときの実際の温度は不明です. ・半田は以下のものです(HAKKO FS402-02). http://ec.hakko.com/goodsdetail.php?goodsid=028721 ・ハンダ付けしようとしているユニバーサル基板は以下のものです(2.54mmピッチ, 片面ガラス, めっき仕上げ). http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00518/ --- 思いつく限りのこちらの情報は書いたつもりですが, 記載漏れ等ございましたらご指摘願います. よろしくお願いします.

  • 半田ごて

    40Wとか30Wとかありますが、これは温度と考えていいのでしょうか? というのは、ステンレス用の半田がなかなか溶けないのです。 半田ごてなんかどれも一緒だと思い一番安いのでいいと買いました。 100Wを超えるものもあります。 Wを調整できるのもあります。 Wが大きいものが使い易いのですか? それともプロが使えばいいけど、素人には無理があるのでしょうか? 多量の半田が溶けてしまうのでしょうか? となると、調整できるものがいいのでしょうか? 私の能力もわからないと思うので、どれぐらいの物を買えばいいかわからないと思いますがよろしくお願いします。 今持ってるのは40Wです。

  • プリント基板に実装されている部品の半田温度

    プリント基板に実装された部品(金属皮膜抵抗2-3W)ですが、半田付け部分で約70度の熱が発生しています。これって良いのでしょうか~?また、プリント板を制御盤に入れた場合は盤内温度はどの位がBESTなのでしょうか?制御盤自体も55度の雰囲気温度です・・・。色々な条件があると思いますがよろしくお願いします。