経済の本でわからないことがありました・・・

質問

経済の本を読んでいて、わからないことがありました。本に

「あなたは友達に100万円貸しました。
友達は来年利子を含めて200万円返す約束をした。しかしここでインフレが起きて、物価が一気に100倍になったとしたらどうなるでしょうか？ 物価が100倍だから来年の200万円は今年でいうと2万円の価値しかなくなってしまいます。せっかく100万円貸したのに、返してもらうお金は2万円の価値しかない、こんな状態になったら誰もお金を貸さなくなります。これは困ります。」

ということが書いてあったんですが、
「物価が100倍だから来年の200万円は今年でいうと2万円の価値しかなくなります。」
というところがよくわかりません。
なぜ2万円の価値しかなくなるのでしょうか・・・

回答No.3

gatenten

物の価格は競りで決まっています。オークションですね。

食品であれば業者が早朝に毎日市場で競りで買い付けて、それがスーパーなどの店頭に並べられて販売され、私達の手元に食品が流れてきます。

仮に私の収入が2倍になると同時に、世の中の人全員の収入が2倍になったとします。そうすると市場での商品落札価格も2倍になり、店頭に並ぶ食品価格も2倍になる、という話です。
お金はただの紙でそれ自体には価値はありませんので、お金の総量が増えれば、それに共なって物価も高騰することになるのです。