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高気圧、低気圧の上空の様子

   高気圧、低気圧の上空の様子について教えて下さい。 高気圧では下降気流が生まれ地上で外に向かって時計回りの渦を作って吹き出すそうですが、上空でも渦を作っているのでしょうか。また下降気流は時計回りの渦を巻きつつ下降するのでしょうか。 反対に低気圧では反時計回りの渦を作って中心に向かって吹き込み上昇気流が生まれるそうですが、上空でも渦を作っているのでしょうか。また上昇気流は反時計回りの渦を巻きつつ上昇するのでしょうか。   また衛星画像でよく見る台風の渦ですが、あれは地表の様子ですか上空の様子ですか。     

  • 地学
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回答No.4

『高気圧では下降気流が生まれ地上で外に向かって時計回りの渦を作って吹き出すそうですが』 この解釈は、大陸性の高気圧については当て嵌まります。温暖な海洋性高気圧内部では、大規模な対流による上昇気流も起きています。その対流の上限が「圏界面」です。夏期の対流圏は、亜熱帯地域で1万8千メートル以上にも達しますが、それより上空は「熱圏」に近づくため、対流は生じません。海洋性高気圧の上部では、極地方へ向かう気流が対流圏沿いに流れ、冷却されて大陸へ向かって下降します。これが大陸性高気圧です。 梅雨期にはインド洋東部で上昇した気流が、オホーツク海付近で下降して、オホーツク海高気圧を形成しますが、梅雨明けと共に太平洋高気圧に吸収されます。 この様な流れを「大気の大循環」と呼びます。 対流による上昇気流は、強弱に拘わらず反時計渦巻きです。海洋高気圧は主として太陽熱を受けて形成されますから、大気膨張の結果に過ぎません。膨張すれば、地上では時計回りに吹き出すことになります。 低気圧には上限があります。際限なく上昇を続けることはなく、周囲とのバランスが取れた高さの位置から、逆に高気圧を形成しているのが普通です。 上昇気流も下降気流も、地球自転の影響を受けて右回りの力が働きます。その結果、低気圧では反時計回りに吹き込む渦と成り、高気圧では時計回りに吹き出す渦となるのです。 衛星画像に見る渦巻きは、雲の上端の動きを表しています。台風の目には雲が出来無いため、まるで穴が空いたように地上または海面が映し出されます。

  • manno1966
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回答No.3

> 高々1000メートル以下の地上付近の様子を映したものなのですね。 それは違います。 ひまわりで見る衛星画像は、雲の上部を写したものですから、低気圧等だと高度5000メートルから8000メートル程度の高さですね。 そのくらいの上空の風(偏西風やジェット気流)は、この季節時速100キロ~300キロ程度の風です。 でも、低気圧等の雲はその速度では動いていませんよね。 つまり、風の動きと雲の動きが同一ではないのです。 雲の動きは雲頂の高度帯ではなくもっと下の高度帯の風の動きに支配されているのです。 混同してませんか?

  • manno1966
  • ベストアンサー率37% (1085/2875)
回答No.2

訂正 > 5000メートルから10000メートルくらいの高度では、 ゼロが一つ多かったです。 5000メートルだと渦の形は無いです。 「500メートルから1000メートルくらいの高度では」に訂正します。

sugaku2012
質問者

お礼

ありがとうがざいました。    >「500メートルから1000メートルくらいの高度では」に訂正します。 ということは、衛星画像でよく見かける台風の渦は、高々1000メートル以下の地上付近の様子を映したものなのですね。    

  • manno1966
  • ベストアンサー率37% (1085/2875)
回答No.1

> 上空でも渦を作っているのでしょうか。 どれくらいの高度を「上空」と定義するかですね。 日本の上空は偏西風が吹いているので、高気圧や低気圧があっても、基本的に西よりの風で、東に吹くのは極めて稀なので、渦の形は無いです。 5000メートルから10000メートルくらいの高度では、まだ渦の形が有りますね。

sugaku2012
質問者

お礼

  >日本の上空は偏西風が吹いているので、高気圧や低気圧があっても、基本的に西よりの風で、東に吹くのは極めて稀なので、渦の形は無いです。 ということは地上付近が高気圧であろうと低気圧であろうと関係なく、1000メートルより上では風はほぼ一様な偏西風だけってことですね。 またこれより飛行機は巡航しているときは通常1000メートル以上の高度を飛んでいるので、地上付近の気象の変動は影響しないと考えてよいのですね。 だいぶスッキリしてきました。    ありがとうがざいました。  

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