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偏光顕微鏡の原理

偏光顕微鏡(クロスニコル状態)で透明な試料を観察すると色づいて見えるのですが、その理由がよく分かりません。膜厚にムラがあると屈折率が異なるからと本には書いてあったのですが、屈折率が異なるとどうして色が変化するのでしょうか?

  • 化学
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みんなの回答

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.2

こんにちは。 その説明何か変な気がしますが・・・? 直行ニコルでは、光源側の偏光子と接眼側の偏光子を偏光面が直角になるように配置してあります。 当然、通常は両偏光子が直行しているので光が通らず、何も見えない状態になります。 (実際には完全に偏光成分だけにはできないので、かなり暗くなるというのが正しいでしょう) 両偏光子の間に斜めの屈折面があると斜め方向に光が屈折されますので、偏光成分に角度の異なる成分が発生します。 その中の、接眼側偏光子と同じ偏光面に近い成分が接眼側偏光子を通過して見えるようになるわけです。 光の波長で屈折率が微妙に変るので、綺麗に色づいて見えます。 また、屈折率が大きい程、屈折面が光軸に対して傾いている程、通過できる成分が大きく発生するので明るく見えます。

  • 12m24
  • ベストアンサー率23% (193/817)
回答No.1

 顕微鏡のことは存じませんが、膜厚にムラがあるとのくだりから・・・  おそらく原理はシャボン玉が色づいて見えるのと同じことかと思います。  このことはニュートンリングなどで説明するといいのですが、ちょうど良さそうな資料がありましたので、見てみてください

参考URL:
http://asaitou-web.hp.infoseek.co.jp/r2001/0806/

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