九電の余剰電力を関電が買う方法は?

このQ&Aのポイント
  • 日本のグリッドはくし型で、南北に大容量の系統線が通っている。
  • 九州を含むくし型グリッドが存在する。
  • 九州と関西は太いくし型グリッドによって大容量の電力移動が可能。
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九電の余剰電力を関電が買う方法は?

あくまで技術的な問題として捉えて下さい。つまり事業とか政治は無関係です。メガソーラの普及で再エネ受付ストップとなっています。関西は消費地で原発が止まっていますから電力は不足気味です。余っている九州の再エネを購入できなかというのが質問の動機です。もちろん東北・北海道からの購入も考えられます。 1.日本のグリッドはくし型とも言われています。これは南北に大容量の系統線が通っているという  理解でよろしいでしょうか。 2.このくし型グリッドは九州、北海道も含めてそう呼ばれているのでしょうか。(本州ー北海道は細いことは知っています) 3.九州と関西はこの太いくし型グリッドによって大容量の電力移動が相互に可能なのでしょうか。 4.送電ロスは1000kmあたり5%以下ではないでしょうか。間違っている場合何%以下なら意味がありますか。 5.夜間は電力使用量は一般に低いため太い電力線は容量的に余裕のある状態であるというのは正しい認識でしょうか。 6. この夜間に余裕のある電力線を用いて九州の発電所の電力を関西に運ぶことは可能でしょうか。 7.関西も夜の電力は余剰ですが巨大な揚水発電が関西地区にあれば送られた電力を夜蓄積して次の日の昼間に使うことが可能になるでしょうか。 8.この方法で原発が停止している関西で九州の発電所の電力を時間遅れで用いて慢性的な電力不足を解消できないでしょうか。 この議論はどこかに決定的な間違いがありますか。私は素人で良く解りませんが途中の変電所に少し工夫を加えれば可能な気がします。具体的な工夫はわかりません。もちろん必要ないかもしれません。平易に素人向きにご回答頂ければ幸いです。 小学生並みの質問と言われそうですがよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.3

No2です。 電力会社は株式会社であり、利益を追求する私企業の側面があるため、電力系統の運用も技術面だけでなく、経済的な要素も重視されます。  他社への電力融通でも利益を確保できる単価が設定されます。 したがって、各電力会社は単価の高い融通ではなく、自社設備で電力をまかなおうととし、融通をあえて増やそうとはしません。 したがって、連携点が増えるということはあまりないと思います。 特に、周波数変換が必要となる、東京電力-中部電力間などや直流送電が必要な北海道-東北電力間は連携設備の設備投資は消極的にならざるを得ません。

yyz1974
質問者

お礼

ご回答、合理的なお考えをご紹介頂きありがとうございました。参考にしたいと思います。

その他の回答 (2)

  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.2

日本の電力系統は基本的に電力会社毎に運用されており、電力会社間で接続する連携点は限られています。 電力会社間での電力融通したときの電力単価はその時の状況によって変わってきます。夏場のピーク時はどこの電力会社も発電単価の高い火力などを稼働させますので、単価は高くなりますし、夜間はどこも発電に余裕があるので、よほど安い単価にしないと、他社には買ってもらえません。 ですから、基本的に自社内で発電をやりくりし、どうしても足りないときは背に腹は代えられないので、高い単価で融通を受けるというのが実態です。 そういう意味で余剰電力というものはありません。 日本の電力会社は縦に長い日本列島にそれぞれ、順番に並んでいる形となっていますので、串型とよばれています。 しかし、各電力会社内では送電線がくし形になっているわけではありません。 基幹送電線をループ状にしているところもあります。

yyz1974
質問者

補足

適格なご回答ありがとうございました。 >どうしても足りないときは背に腹は代えられないので、高い単価で融通を受けるというのが実態です。 これは融通するほうからすれば余剰ではありませんが稼働していない設備を動かして相手に高値で売ってあげるということなのでしょうか。だとすれば立派な商売ですね。つまり連携点を通して技術的に可能であるということを言われていると理解いたしました。 >各電力会社内では送電線がくし形になっているわけではありません。 基幹送電線をループ状にしているところもあります。 この話は各電力会社内ではすでにインターネットのようにネットワーク化が始まっていると言うことですね。たまたま電力会社間の連携点が今はまだ少ないということがわかりました。互いに相互融通が必要になれば連携点が増えることもなんとなくですが想定できます。 今は電力線容量を太くする検討をしているようです。でもすぐにできないでしょう。バッテリー(蓄電池)と夜間の電力輸送で少しはメガソーラなど再エネの有効利用ができそうだと思いますがお考えをお聞かせ願いませんか。その答えを頂いて質問を打ち切ります。ありがとうございました。

  • edo_edo
  • ベストアンサー率21% (237/1117)
回答No.1

九電と関電を直接結べないので買えない 途中の中国電を経由する必要がある 経由するとお金を払わなければいけない 電気が高くなる だから、中電から買う ←今、ここ

yyz1974
質問者

補足

簡潔なお答えありがとうございました。中国電力からなら買えるということですね。 逆にお金を払えば中国を経由して買えるなら中国電力もお金が入るから高くても良いなら OKということですね。よく理解できました。 たとえば中国電力には余裕がなく九州に余っているときはお金を中電に支払って関電は最悪の停電を避けられると思ってよいですか。中国電力も送電設備もフルに使え合理的だと思います。日本全体で考えれば電力の有効利用になるのではないでしょうか。私は夜間に中電の電力線を技術的に通せるかお聞きしたかったのです。もう一度だけよろしくお願いします。

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