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北海道の再生可能エネルギーを東京で使う方法

北海道の再生可能エネルギーのポテンシャルは400万kWとかそれ以上とか言われています。 しかし津軽海峡の伝送容量が小さく(90万kW)あまり送れないと聞いています。そこでこうすれば送れるのではないかと考えました。 1.北海道のメガソーラや風力発電の電気を一旦とりあえずNAS電池に蓄えます。 2.夜間あまり系統に電力が流れていない時間帯を利用して東京近辺まで送電します。   ちょうど夜の空いている高速道路をトラックでぶっ飛ばすようなものです。 3.東京近辺に大きなNAS電池を設置して、送電されてきた電力を蓄えます。 4.東京の昼間のピーク電力を東京近辺のNAS電池を放電させて乗り切ります。 5.このプロセスは結局北海道や東北の再エネ電力を東京で使えることになり   火力発電の燃料の削減に効果があります。 この方策を採用すれば電力会社はメガソーラなどの再エネ購入を継続することが できます。そして輸入燃料の削減を進めることができます。 結果として温室効果ガス削減に繋がります。また発電所が夜間は概略止まっているので系統の逆潮流が問題になることもほとんどありません。なぜ電力会社はFITに基づく買取制度を急に止めるなんてことを決心したのでしょうか。比較的簡単に対策が打てると思うのですが間違っていますか。もっとも再エネを作る人たちがFITに甘えてコストダウンする努力を怠ってることも一因だとは思いますが。

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  • gyong
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回答No.5

夏の変動対応ですか。東電の場合、すくなくても20GW(2,000万kW)程度の変動がありますので、20GWのNAS電池を北海道と関東地方の両方に設備する必要があります。 現在実用化されているNAS電池は最大でも2MWすなわち2,000kWですから、1万倍の差があります。これだけの量のNAS電池の投資は天文学的な数字になります。たぶん揚水発電の方が安くなると思います。 ですから、再生可能エネルギーの発電量4GW(400万kW)でNAS電池の充放電で対応するには容量が足らなすぎます。 また、北海道と本州を結ぶ送電網は最大0.6GW(60万kW)ですから、とても足りません。 電力の大消費地の地価の高い場所にメガソーラーをバンバン作って地産地消するのが最も理にかなっています。 実はギガワットクラスの原発を都心部に設置するのが地産地消になり一番よいはずなのですがなぜそうしなかったのか不思議です(笑)。

yyz1974
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。核心を突いたコメントの感謝します。

yyz1974
質問者

補足

ユーモアあふれる解答をありがとうございます。 NAS電池といえども首都圏の変動を吸収する蓄電には難しいということがわかりました。 私の原案提案はNAS電池の本来の使い方ではないということがわかりました。しかし全部の変動を再エネで保障しなくても良いのではありませんか。そうするとご指摘のように揚水発電が浮かびあがりますが、これも日本には作る場所がもうとても難しいと聞いています。 北海道はせっかく再エネリッチなのに距離の問題で使えないのが実態ですね。 しかしgyongさんの記述を逆読みすると足りないけれども60万KWあるということが 書いてあります。これは津軽海峡のボトルネックですか。ここに逆に投資をすれば東京まで 夜間に運ぶ方法はあるということでしょうか。東京までの送電途中の変電所をうまくコントロールすれば夜間は遅れるということでしょうか。(変電所の技術革新は必要ですか) >電力の大消費地の地価の高い場所にメガソーラーをバンバン作って地産地消するのが最も理にかなっています これは再エネ利用に対する批判的分析ですが正しいご意見だと私も思います。 >実はギガワットクラスの原発を都心部に設置するのが地産地消になり一番よいはずなのですがなぜそうしなかったのか不思議です(笑)。 これも原発の安全性に対する痛烈な批判的ご意見ですが同じように思っておられる方は多くおられるように思います。やはりリスクがあるのです。生物の発展の歴史を語るようですが超長期的に見ればこのプロセスも一度は通る必要があるかもしれません。 で結論ですが揚水発電がいいという結論、私も同じ考えです。揚水発電の新しい技術に期待します。揚水発電は夜間の蓄電技術です。その意味では夜間の送電技術のブレークスルーがあってもいいのではと思います。既存のグリッドを使って再エネを明日使う場所へ移動しておく技術はできない物でしょうかというのが私の質問です。冷静で前向きなお答えを期待いたします。

その他の回答 (6)

  • gyong
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回答No.7

No.5の補足についてコメントしますね。 津軽海峡を結ぶ電線(北本連系設備)は60万kWですが、青函トンネルに30万kW送電線を増設して90万kWにする計画があるようです。 これだけは足りないので第2青函トンネルを建設して送電線を増強します。これと並行して函館~札幌間、青森~仙台間に500kV送電線を敷設します。 風力発電所に適した道北から札幌の間の送電線は貧弱(今の容量では電線が発熱して燃えてしまう)なので、ここも送電線を増強します。 このように北海道の再生可能エネルギーを活用するには送電線の敷設に莫大な費用がかかります。電力会社だけで解決できるものではなく、国民の税金が必要ですから投資効果を見極めないといけません。 たしか、SBエナジーも北海道の送電網の貧弱さを知って再生可能エネルギーの開発トーンが小さくなったようなことをテレビでやってました。いずれにせよ政府の後押しがないとできません。

参考URL:
http://www.power-academy.jp/electronics/report/rep00900.html
  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.6

NAS電池をはじめ蓄電池は応答性が高いですが、コストがかかります。 非常用電源などの様にコストより停電防止を優先するような用途では有効ですが、系統レベル(数十万kW以上)では実現性がありません。 系統レベルの規模で蓄電するものとして実用化されているのは揚水発電くらいです。 ちなみに北海道で初の純揚水発電となる京極発電所1号機(20万kW)が10月1日に運用開始されました。 2号機も2015年12月運開予定です。 本来は泊原発を有効利用する目的でしたが、新エネ発電の出力変動を吸収するためにも有効だと思われます。 http://www.hepco.co.jp/info/2014/1189738_1635.html

  • foomufoomu
  • ベストアンサー率36% (1018/2761)
回答No.4

まず、考えなければならないのは、長距離輸送にかかるエネルギーです。 電線で送る場合でも、長くなるほど電線での損失が増えます。ましてやガソリン使ってトラックで送るなど、問題外です。 つぎに、わざわざ再生可能エネルギーを使う必要があるのか? です。 再生可能エネルギーは、すべて、エネルギー効率が悪いので、ちょっとでも損失が大きいと、マイナス収支=その設備の製造、建設、維持にかかるエネルギーのほうが、得られるエネルギーより大きくなります。 たとえば、家庭用の太陽光発電の場合、勾配屋根の上に直接載せると、約3年間の発電で設備を作るエネルギーを取り返せるが、水平な屋根の上に鉄骨の架台を作って乗せるとエネルギーを取り返すのに10年以上かかるといわれています。そんなシビアな収支計算の上に成り立っているのが、再生可能エネルギーなのです。 また、太陽光発電の場合、北海道は光が弱いことも考慮する必要があるでしょう。じつのところ大した違いではないのですが、シビアな収支計算には影響してきます。 太陽光発電は、まとまって置く必要はないので、各家庭の屋根を使うのが、一番現実的ではないでしょうか。 高速道路のフェンスの上に細長くソーラーパネルを置くだけで、近隣都市の電力をまかなえるという計算もあるそうです。

回答No.3

 昨日の時点で記述しておけば良かったかもしれませんが、スマートグリッド送電網構想があります。 >情報伝送なら交換機がうまく機能しています。それに対応する技術がないということなのでしょうか。  これについては、以下のように説明があります。 >スマートグリッド >http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89 >スマートグリッドの技術の現状とロードマップ >http://www.nedo.go.jp/content/100107277.pdf  各家庭にスマートメータを取り付けることが重要になっていますが、現在、順次更新作業中です。 >この限界というのは逆潮流の限界でしょうか。それとも再エネから系統に入れる電力線の容量の限界なのでしょうか。  簡単に言えば需要より供給量が過剰になるからです。(発電設備が最大で稼働した場合の計算上の話) >北電など3社 再生可能エネ買い取り中止へ >http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140930-00000072-nnn-bus_all >九電、再生エネ購入中断 企業は多額投資 自治体も推進 >http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014092502100014.html  技術的な話としては。 >九州の再生可能エネルギーに急ブレーキ、発電設備の接続を保留する事態に >http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1409/25/news037.html  北海道から東京へ向けて送電してくるにしても送電コストというものがあるので高く付くということもあります。  タダで送ってこれるとは思えない・・・。

参考URL:
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1409/25/news037.html
回答No.2

 いくつか言えるけど。  NAS電池とは?と思ったらこういうシステムですか。 >「NAS電池」を3000kW導入、国内で3年ぶり (1/2) >http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1408/07/news029.html  非常用電源を想定しているようなので蓄電には向かないかな?と。  長距離送電は難しい。電力損失では無くて、それぞれの送電網をどうやって経由してくるのか?などの問題もあります。 >なぜ電力会社はFITに基づく買取制度を急に止めるなんてことを決心したのでしょうか。  買い取り可能な限界に達して5社が新規の購入枠を一時停止のようですね。  以前に検討されていたのは燃料電池式発電所を設置する構想があったけどいつのまにか立ち消えになりました。  都市ガスを使う予定になっていましたが。  今は青森県が発電させた再生エネルギーを送電させるのに必要な送電線(鉄塔)の設置を急いでいるとされるので、今すぐというのは無理ではないかと。  400万kwということは原発4基分相当ですね。  東京へ送電するよりも地元で消費した方が合理的ではないかと。  あともう一つ。  実績の乏しいシステムはインフラ整備できるかどうかという現実問題があります。

参考URL:
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1408/07/news029.html
yyz1974
質問者

補足

私の疑問に沿って丁寧なご意見を頂きありがとうございました。 >400万kwということは原発4基分相当ですね。  東京へ送電するよりも地元で消費した方が合理的ではないかと。 この考え方には私も同意します。しかし北海道にそれだけの産業があるかといえば残念ながらありません。地方が疲弊していることに北海道も例外ではありません。とりあえずはまず電気を産業のある地区へ送れないかという問題設定です。東北の再エネも使うところへ送ろうとしています。やむなく送電性建設ですね。私の質問は現在の送電線でも空き時間に遅れないかという単純な疑問です。 >非常用電源を想定しているようなので蓄電には向かないかな?と。 これは応答性は良いが蓄電容量は小さいということでしょうか。参考URLによると3000kWで7時間持続とありますが、敷地面積を10倍(60m×60m)位の土地があれば3万kWの電力を7時間持続できることになります。高層ビルに積載すれば、尚大きくなるのではと思いますが安全性に問題があるのでしょうか。それともNAS電池の価格が高すぎるのでしょうか。 >電力損失では無くて、それぞれの送電網をどうやって経由してくるのか?などの問題もあります。 情報伝送なら交換機がうまく機能しています。それに対応する技術がないということなのでしょうか。ドイツの北部の風力発電の電力を南部の産業地区へ運ぶという事例もありますが隣国(ポーランド等)へ流れてしまうという記事を読んだことがあります。グリッドの中で電力を目的地へ送るという技術はまだ無いということなのでしょうか。極端な話北海道から東京まで途中に負荷がつながっていないとすれば、電力は最も低損失になる伝送路を自動的に選んで届くのではないでしょうか。これに似た状態は作れないのですか。あるいはあり得ないのでしょうか。 >買い取り可能な限界に達して5社が新規の購入枠を一時停止のようですね。 この限界というのは逆潮流の限界でしょうか。それとも再エネから系統に入れる電力線の容量の限界なのでしょうか。 NAS電池などを大量に導入すればいったん蓄積して伝送容量に応じて遠方まで運べば現在の系統はそのままにして再エネ導入が図れるのではないかというのが私の元々の疑問です。 いくつかの課題をご指摘いただきましたが最も困難な課題はどれでしょうか。念のためですが私はNAS電池の関係者では全くありません。電力事情を心配する一市民です。よろしくお願いします。

noname#199520
noname#199520
回答No.1

北海道の再生可能エネルギーってなんやねん? 漢字で書いてあるけど小学生なみの発想だね 1.札幌市と同じ面積の電池設備をどこに置くの? 2.送電のロスを考えないの? 3.東京近辺に札幌市と同じ面積の空き地があるか? 4.電圧調整はどーやってやるんだ? 5.幼稚園児なみだねぇ(^_^;

yyz1974
質問者

補足

構想に手厳しいご意見ありがとうございました。ご専門家ですか。構想には小学生でもいいのがありますよ。大人になるほど構想力は鈍ってきます。もう少し建設的なご意見を期待していました。 1.電池は進歩しています。これからどう小型化していくか楽しみです。 2.送電線の損失は当然考えてください。今の送電線で改良の余地がないと考えてしまうのですね。それに再エネコストは元々ただですからメンテナンスコストが下がれば可能性は高くなるのではありませんか。 3.現実的な問題ですね。発電所はこれからも建設計画があります。探せばあるものです。 4.変電所の技術は今を前提にお考えですね。技術は逆潮流対策として研究されてますよ。 5.幼稚園児並みの真っ白な気持ちで今の技術を見直さないとブレークスルーはおきません。 できないことを証明するのではなくこうすれば出来るのではという発想が求められています。 もう一度専門家らしくご回答をお願い致します。

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    原発を稼働しなければ、燃料費は1/4に下がるのでは? ⇒ 東電は震災後のたった3年で、燃料費を「年6000億円」も削減した? 原発ゼロのため、高い老朽石油火力から安い先端火力への更新/転換を急いでいる。 震災後の3年で、約780万kWもの先端火力(LNG/石炭)を新設し稼働開始。 → 全国で同じ事をやれば、約3年で「年2兆円」規模の燃料費削減が可能では? → さらに、2016末/2017年から、カナダ/米国から3~5割安いLNGが輸入開始! → もし原発を再稼働しなければ、火力燃料費は1/4に下がる? ・・・ 『石油から最新鋭のガス火力へ、熱効率57%の発電設備3基が営業運転』2014/5/9 ITメディア 「茨城県にある東京電力の「鹿島火力発電所」は約40年間にわたり、6基の石油火力発電設備で440万kWの電力を供給してきた。さらに震災後に緊急で設置した3基のガス火力発電設備をコンバインドサイクル方式に更新中で、1基目が5月1日に、残りの2基も7月までに営業運転を開始する。 東京電力は「千葉火力発電所」でもコンバインドサイクル方式による発電設備を4月24日に営業運転させたばかりで、最新鋭のガス火力発電設備を続々と稼働させている。「鹿島火力発電所」の3基と千葉の3基を合わせて6基の発電設備を7月までに営業運転に移行する予定で、供給力は一気に95万kWも増える。東京電力のピーク時の供給力が約2%上昇して、夏の電力に余裕が生まれる。 鹿島火力発電所は1970年代に運転を開始した石油火力による1~6号機に加えて、震災後の2012年7月にガス火力の「7号系列」を3基の構成で稼働させた。1基あたり26.8万kWの発電能力があるが、これを高効率のコンバインドサイクル方式に更新して42万kWに増強する計画だ。3基のうち「第1軸」が5月1日に営業運転に入った。 続いて「第3軸」が6月中に、「第2軸」も7月中に営業運転を開始して、3基を合わせると発電能力は従来の80.4万kWから126万kWへ引き上げられる。同時に千葉でも7月までに100万kWから150万kWへ供給力が増加する。 鹿島と千葉ではコンバインドサイクル方式でもガスの燃焼温度が違う発電設備を採用した。鹿島では燃焼温度が1300度クラスの「ACC(Advanced Combined Cycle)」を使う。ACCは鹿島を含めて東京電力の5カ所の火力発電所で導入されているが、その中でも鹿島の7号系列は熱効率が最高の57%に達する。 熱効率が高くなる分だけ、発電に必要な燃料費が安く済むうえに、CO2や有害物質の排出量も少なくなる。鹿島の7号系列ではコンバインドサイクル方式を導入する前と比較して、燃料の使用量とCO2の排出量をともに35%削減することができる。 一方の千葉では燃焼温度が1500度クラスの「MACC(More Advanced Combined Cycle)」を採用して、熱効率を58%まで高めた。MACCは千葉を含めて3カ所の火力発電所に導入済みだ。 さらに燃焼温度を1600度クラスに上昇させる「MACC II」の建設が神奈川県の「川崎火力発電所」で進んでいる。MACC IIになると、熱効率は60%を超える。コンバインドサイクル方式の進化によって、東京電力の供給力は着実に増えていく。」 『東京電力が4000億円以上も利益を改善、料金の値上げと石炭火力の増加で』2014/5/7 ITメディア 「2013年度は前年比、燃料費の高い石油から安い石炭へシフトしたことで燃料費を2000億円も削減」 『CC化完了、千葉火力3-1が運開-東電、燃料費年100億円減』2014/04/25 「33万4千キロワットから50万キロワットに出力を増やしている。熱効率は39%から約58%に向上。 燃料使用量と二酸化炭素(CO2)排出量を約3割削減できると見込む。燃料費削減効果は年100億円規模に達する。」 → 「16.6万kW」で燃料費「年100億円」削減。 先端LNG火力「100万kW」の新設で、燃料費は「年600億円」削減できる。 → 先端石炭火力なら、その2倍、燃料費を削減できる。 ・・・ ◆原発ゼロでも、全国で電力はあり余っている。 最も高い燃料費を使う設備の設備利用率はすでに大きく減少。(2013.12.) ・原発(4800万kW)=0%(ものすごく高い。MOX燃料は石油の何倍も高い) ・揚水発電(2600万kW)=0.9%(すごく高い。石油の何倍も高い) ・石油火力(4600万kW)=30%(化石燃料で最も高い) → これらは、ほとんどが休止して稼働していない。 全て廃止すべき巨大な無駄な設備。原発を稼働しなければ早晩廃止できる。 それだけで電気代は半額になる? ◆再生可能エネの新設;年間700万kWの増加ペース! 毎月60万kWずつ増加中。 太陽光だけで今夏までに稼働設備の累計「1600万kW」以上。これだけで、今夏の最大電力需要時のピークカットは5~10%にも。 ◆細川/小泉元首相が多くの真実を暴露 (1)コスト;ランニングコストだけでも原発が一番高い (2)電気代;電気代が高いのは原発のせい (3)安全;再稼働すれば極めて危険 (4)核のゴミの捨て場所;岩盤に囲まれた十万年安全な場所は日本列島には無いだろう。これ以上ゴミを増やすな (5)経済;原発を維持よりも即時ゼロの方が、日本経済は発展できる (6)原発とは、イデオロギーを超えた命の問題であり、日本経済を衰退させる壮大な不正な既得権の問題 ※ 補足 ※ <東電;震災後からの新設 【966.6万kW】> ■2011年 計261.4万kW 千葉火力(LNG)第3-1/2号;66.8万kW(2011.9) 川崎火力緊急設置(LNG);12.8万kW(2011.8) 横須賀火力(LNG);120万kW(2011.7) 袖ヶ浦火力緊急設置(LNG); 11.2万kW(2011.7) 大井火力緊急設置(ガス);12.8万kW(2011.7) 常陸那珂火力緊急設置(ガス/他);25.3万kW(2011.7) 常磐共同火力勿来7号(石炭);12.5万kW(2011.12) ■2012年 計310.8万kW 千葉火力(LNG)第3-3号;33.4万kW(2012.7) 川崎火力2号系統1軸(LNG);50万kW(2012.7試、2013.2) 鹿島火力(LNG);第7-1/2/3号、26.8万kW×3台、合計80.4万kW(2012.7) 相馬共同火力新地1/2号(石炭);100万kW(2012.1) 神流川2号(揚水);47万kW(2012.7) ■2013年 計260万kW 常陸那珂火力2号(石炭) :100万kW(2013.4試) 広野火力6号(石炭) :60万kW(2013.4試) (原町火力1/2号復旧;200万kW(2013.4)(半分)) ■2014年 計134.4万kW 千葉火力(LNG);3号系列1~3軸CC化;50万kW(2013/12~2014/3試) 鹿島火力(LNG);7号系列1~3軸CC化;44.4万kW(2013/12~2014/2試) 葛野川4号(揚水);40万kW(2014.5) ※

  • エネルギー関係の本

    現在,さまざまな形態でエネルギー(電力(原子力,火力,自然エネ),ガス,燃料電池など?)が供給されていますが,それらを現時点の能力で発電コストや環境負荷やライフサイクルコスト等で論じて整理比較した良書はないかと探しています.(電力やガス会社のHPを見ればある程度わかるのかもしれませんが,できれば色眼鏡のない第3者の視点で比較してほしい.実は各企業のHPに載っている数値は甘甘だーとか厳しく評価していたり) あと,原子力,火力,自然エネ,ガス,燃料電池などのエネルギーの取り出し方や取り出す装置の原理等もあまりよくわかってないので,そういうことを解説している本とか. また,最終的にエネルギーを受け取る消費者としてはどのようにエネルギーを選んだらいいのかの整理・比較とかも知りたいです.受け取るエネルギーの代表的なものにガス・電力がありますが,ガスや電気という形で供給されたエネルギーもそれぞれガス専用,電気専用器具のCOPと設定されたガス・電気料金次第でどちらが得かとか変わるでしょうし.(さらにガスはコージェネを使うかどうか,電気はエコキュートを使うかどうか,とかによっても違うのでしょうし,各電力会社・ガス会社によって価格設定も違うでしょうし,比較整理するのがかなり難しそうですが) あと,以前ですと「ガス」「電気」「燃料電池」とかは別個のエネルギーってイメージがあったのですが(電力自由化によるものなのですかね),ガス会社が電力事業に参入したり,その逆もあったり,エネルギー間の垣根が最近どんどんなくなっているような気がするのですが,そういうことも含めて将来的にエネルギー産業全体がどのような構図になるのだとか解説しているものとかご存知ありませんか? 自分自身よくわかってないので,質問自体うまくできないのですが,上記のような内容で何かよい本があればお教えください.よろしくお願いします.

  • 皆さんの電気料金の再エネ賦課金はいくら?

    私、関西電力管内でしたが、今年5月より新電力に会社を変えて電気代を節約しています。 そこで気付いたのですが、再エネ発電賦課金が2,056円も発生しているんです。 (詳しくは、添付画像をご覧下さい。) 【質問】 1)電力会社の管内名(私の場合、新電力) (大阪なら関西電力。新電力を使われている場合、新電力として下さい。) 2)2018年8月の使用電力量(私の場合、709kw/h) 3)電気料金総額(私の場合19,608円) 4)再エネ発電賦課金の金額(私の場合、2,056円) 再エネ発電賦課金って、気にしていなかったが、明細をよく見ると電気料金があまり安くならない理由が良く分かった。 私が利用する新電力で、2.89円(1kw/h)が徴収されている。 電気料金がいくら安くなっても、再エネ発電賦課金で料金が増えてしまう。 もしかしなくても、再エネ発電機が増えれば増えるほど、個人負担が増え続けるのではないだろうか? 【気付いた事】 現在、新電力を使っていますが、新電力➜別の新電力への業者変更が出来ません。 手続きをするには、一旦、管区内の電力会社に戻らないと、今の電力会社を変更出来ないシステムになっている。 もの凄く不便を強いられる手続き方法になっている事に気付いた。