IPS液晶とTN液晶の視野角が同じなのはなぜ

質問

一体型デスクトップパソコンで視野角の広い液晶を採用してると書いてあるのと書いてないのを店頭で見比べたんですが違いが判りません。
IPSのほうも、見る角度を変えると明るさは暗くなって、色も変化してるように見えました。
でも仕様表に書かれてる数値は大幅に違うんです。
検索してもIPS液晶は視野角が広いという認識が一般的なようです。
これは、ひょっとして液晶の種類というのは宣伝文句やカタログ上のことだけで、一般人には関係ない無意味なスペックに惑わされてるだけなんでしょうか。
それとも、IPSにもグレードがあって、安いIPSは、TNと非常に微妙なレベルでしか違わないのですか。
詳しい方がいたらお願いします。

回答No.1

kita_s · ベストアンサー

視野角が狭いTN液晶でも、コントラストや輝度を最大まで上げることで視野角の狭さを稼ぐことができます。しかし、明るい店頭ならともかく、家では最大輝度で使うことはありませんので、持ち帰って実際に使用する輝度にしてみるとその差はわかります。

ただ、最近のTN液晶は左右の視野角についてはかなり改善されていますので、左右に対する視野角は結構広いです。ただ、上下視野角については構造上改善に限界があり、輝度やコントラストを半分以下にして上下斜めから眺めてみると、色が変化します。

IPSもTNも明るさは変化しますが、TNは色も変化しますので、そのあたりを注意してみてください。画面表示の色が原色に近い方が見るときはわかりやすいですね。

店頭で過確認する場合は暗くして、静止画状態にしてみると、IPSではどの角度でも色の変化は殆ど起きませんが、TNだと上限から見てみると色が変わるのがわかりやすいかと。

今は各液晶の視野角も差は少なくなってます（LED液晶でなかった時代～５年位前ならすごくわかりやすかった）。IPSやVA等のTNに対するアドバンテージというと正確な色再現性等、視野角以外の部分になっていますね。

お礼

上下の視野角と、明るさを下げた状態の視野角で違いが確認できるんですね。
具体的にありがとうございます。