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聖書の「ぶどう園の労働者」のたとえの質問です。

聖書の「ぶどう園の労働者のたとえ」は、 今のあなたにとって、どのように理解できますか? 回答よろしくお願いします

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  • epusiron
  • ベストアンサー率24% (15/62)
回答No.1

先にいる多くの人が後になり、後にいる人が先になるであろう。  天の国は次のことに似ている。ある家の主人がぶどう園で働く者を雇うために、朝早く出かけた。彼は一日一デナリの約束で、労働者をぶどう園におくった。九時ごろまた市場に行ってみると、何もせずに立っている人たちがいたので、『あなたたちもぶどう園に行きなさい。ふさわしい賃金を払おう』と言った。そこでその人たちはぶどう園に行った。主人はまた十二時ごろと三時ごろに出て行って、同じようにした。また五時ごろ出て行ってみると、他の人たちが立っていたので、『なぜ何もしないで、一日じゅうここに立つているのか』と言うと、彼らは、『だれも雇ってくれないからです』と答えた。そこで、主人は彼らに、『あなたたちもぶどう園にいきなさい』と行った。夕方になって、ぶどう園の主人は管理人に、『労働者たちを呼んで、最後の組から始めて、最初の組まで賃金を払いなさい』と言った。そこで午後五時ごろの組の人たちが来て、それぞれ一デナリずつもらった。終わりに最初の組の人たちが来て、それより多くもらえるだろうと思っていたが、彼らも一デナリずつもらった。すると、主人に不平をもらして、『最後の組は一時間しか働かなかったのに、あなたは彼らを、一日じゅう労苦と暑さを辛抱したわたしたちと同じように扱われる』と言った。主人はそのうちの一人に答えて、『友よ、わたしはあなたに何も不正なことはしていない。あなたはわたしと一デナリの約束をしたではないか。あなたの分を取って帰りなさい。わたしはこの最後の人にも、あなたと同じように支払いたいのだ。わたしが自分のものを自分のしたいようにするのが、なぜいけないのか。それとも、わたしの気前のよさを、あなたはねたむのか』と言った。このように、後のものが先になり、先のものが後になるであろう」 此処の部分ですか?・・・色々書いてはいるけど 要は 歴史上の人物よりも 今(知らない人は子孫)を知って行動してる人が先に天国に入ると言う事 水戸黄門の歌にも なってますね・・

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  • veradico
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回答No.2

>聖書の「ぶどう園の労働者のたとえ」は、 >今のあなたにとって、どのように理解できますか?  ということですから,マタイ20章1節から16節のたとえについて述べます。 まず,結論を言いますと,同19章16節からの文脈を考慮すると,イエスが言わんとしている のは,「『天国』に関する報いは,人間の労働時間(勤続年数など)に比例せず,神が当人と の合意に基づいて当人に与えられる。」というものです。  なぜこのように理解するかといいますと,まず,19章16節で「ひとりの人(資産家の青年)」 が「永遠の命を得るため」つまり,「報いの獲得」に関する質問をします。そして,イエス は,23節で「富んでいる者」が『天国』に入るのは難しい,と言います。すると,それに対 応して,ペテロが27節で「ごらんなさい、わたしたちはいっさいを捨てて、あなたに従いま した。ついては、何がいただけるでしょうか」と質問します。これは,明らかに「報いの獲得」 に関する質問です。以上のとおり,文脈を考慮すると,「ぶどう園の労働者のたとえ」は, ペテロたちの「考え方」を「神との関係における報酬の原則」というものに合わせるよう教 える意図があると考えるのが妥当だと思います。  「神との関係における報酬の原則」は,人間世界における債権債務の常識と必ずしも 一致していない,と考えざるを得ません。人間は「報酬は,労働時間に対応(比例)して然る べきだ」と考えますが,上記の通り,このたとえの文脈は,人間が『天国(神の支配機構)』の 一員になるという話しですから,報酬に関する考え方が異なるわけです。  それで,上記のたとえ話の価値についてですが,一つには,「人が『天国(神の支配機構)』 の一員になる,ということは,いよいよ特別なことなんだな,ということです。そして,神の事柄 というものは,必ずしも人間の常識と同じ尺度ではかることはできない。例えば「年功序列」 や「時間給」などの基準を,そのまま神の事柄に,当てはめることはできない場合がある, だから,神の考えというものを人間は知るようにしなければならない」と言えると思います。  ただし,だからといって,世間一般では,例えば経営者や人より大きな何かの権限を与え られている者が,職場等のルールや法律を無視して何かを決定することを正当化することは できないことはいうまでもありません。  また,上記のたとえにかこつけて,「人間はすべての事実を知っているわけではないから, わからないことがあっても,すぐに批判しないようにしましょう」という種類の言い方は, 注意がいります。誠実な動機で言うのならら良いですが,不正直なことや陰険なことをやっ ておいて,そのような言い方をしているようなら,大変なことでしょう。

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