分光分析

質問

カテゴリーが分からずこちらで質問させて頂きます。
学校の宿題で調べ物をしていたら「分光分析」という言葉がでてきたのですが、
よく分かりません。
分光分布を作る時にすることですか？
それともスペクトルに光を通して分けることですか？
簡単に説明していただけると有難いです。

回答No.2

gn_drive

分光は読んで字の如く、光を分けることです。

可視光の白色光（たとえば太陽光や白熱灯等）をプリズムなどで分光すると、七色（赤、橙、黄、緑、青、藍、紫）の虹色になりますよね。

これが赤外の光を発光する光源を使ってもできるのです。

可視光は、だいたい０．４～０．７μｍの波長ですが、赤外線の分光分析で使う波長は、２．５～２５μｍです。

分子はいろいろな振動モードで振動しており、その振動に応じて赤外線が吸収されるのです。分子毎・振動モード毎に違うので、いろいろな波長で調べて、どんな分子か調べる技術を分光分析技術というのです。

回答No.1

trytobe

物質は、その原子や分子や結晶などの構造によって、特定の波長の光だけ吸収する、という性質があります。

紫外線から可視光線、赤外線に至るまで、物質によって吸収する波長のパターンが決まっている（吸収スペクトル）ので、

装置でプリズムとかを使って、光源を虹色（本当は、紫外線・可視光線・赤外線で波長の順に）に分離させたのをプリズムをうごかしてサンプルに照射していって、通り抜けてきた光の強さから、どの波長の光が吸収されて通り抜けづらかったか、というグラフを描かせます。

それを、過去の既知の物質のスペクトルと比較して、この物質だな、と判別するのが分光分析です。