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外国人に日本語の違いが上手く説明できない

優しかったです。 優しかったんです。 はどう違うの?と聞かれました。 いざ考えると難しくて上手く言えません。 わかりやすく説明する方法は ないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • bbcd
  • ベストアンサー率38% (29/75)
回答No.1

「優しかったんです」→「優しかったのです」 「のです」:(多く「のでした」の形で)事柄のようすやあり方を強調して説明する意を表す。「彼は彼なりに努力をしている―◦でした」 [補説]話し言葉では「んです」の形をとることが多い。 だそうです。

参考URL:
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/172106/m0u/
jtjgam
質問者

お礼

早々に回答頂きありがとうございます。 すごく的を得た回答でわかりやすかったです。 ありがとうございました。

その他の回答 (7)

  • nwsaburoo
  • ベストアンサー率65% (15/23)
回答No.8

 こんにちは。日本語教師です。  日本語教師のための参考書『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』から「§28.関連づけ」(p.270-)の「のだ」の解説を紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下引用) 関連づけの「のだ」(1)   (1) 昨日は学校を休みました。頭が痛かったんです。   (2) 昨夜2時間ぐらい停電した。発電所に雷が落ちたのだ。   (3) (朝起きて道路がぬれているのを見て)ゆうべ、雨が降ったんだ。   (4) (一人で泣いている子供を見て)きっと、迷子になったんだ。  関連づけとは、ある発話がそれを取り巻く状況と関連があることを示すという ことで、図示すると次のようになります。このうち、状況は(1)(2)のように先行 文として表現されることもあれば、(3)(4)のように言語的には表現されないこと もあります。       [ 状況 ]------[ 発話 ]            関連づけ  (1)(2) 先行文の理由を表す のだ(のです・のである)  (3)(4) 状況に対する話し手の解釈を表す のだ     どうしてPであるのかというと、Qなのだ。  「からだ」は(1)(2)では使えるが、(3)(4)では使えない。 関連づけの「のだ」(2)   (1) 今日、私は大学を卒業した。明日からは学生ではないのだ。   (2) 彼女は日本人の父親とは日本語で、アメリカ人の母親とは英語で話す。     彼女はバイリンガルなのである。   (3) (それまでわからなかった機械の使い方がわかったとき)なんだ、このボ     タンを押せばいいんだ。   (4) (なくしたと思っていた傘を見つけたとき)なんだ、こんなところにあっ     たんだ。   (1)(2)では、QがPの意味することを表したり、Pの言い換えになっている。     Pというのは、どういうことかというと、Q  (3)(4)は、それまでわからなかったことがその時に初めてわかったということ を示す発見の用法       [ 先行する状況 ]------[ 解答 ]                 関連づけ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(紹介ここまで)  以下、(3)、(4)、さらには疑問文に使われる場合の「のだ(のか)」というのもありますが、省略します。基本は上の(1)(2)でいいでしょう。 「~のです」は、「強調」とか「説明」とか、いろいろな言葉でその意味をとらえようとされてきたのですが、それでうまくいく例と、うまくいかない例があります。  すべての例をきちんと押さえた解説をしようとすると、細かく分類せざるを得ず、本1冊分でも足りません。 これまでに研究書は3冊出版されています。後の2冊は博士論文です。それでも、問題は解決していません。 田野村忠臣『現代日本語の文法〈1〉「のだ」の意味と用法』和泉書院 野田春美『「の(だ)」の機能』 (日本語研究叢書 (9)) くろしお出版 名嶋 義直『ノダの意味・機能―関連性理論の観点から 』くろしお出版 saburoo

jtjgam
質問者

お礼

こんばんは。プロの方に回答頂け幸いです。 丁寧に説明ありがとうございます! 説明もできましたし、理解も頂けました。 お世話になりました!

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.7

多数の良いご回答が出ていますが、わたしなりの説明をしてみたいと思います。 「優しかったんです」は「優しかったのです」の音変化で、主に話し言葉の場合の表現です。 さらに、「のです」は「のだ」の丁寧形。 「のだ」は、準体助詞「の」+断定の助動詞「だ」という構造で、「○○のだ」という構文の場合、「○○」の内容を強調しつつ断定するのが基本的な用法になります。 大辞泉によれば、「のだ」は、「強調しつつ断定する」という用法によって、主に次のような意味を形成します。 (1) 理由や根拠を強調した断定の意を表す。「注意をしないからけがをする―◦です」 (2) (「のですか」の形で)相手に対する要求・詰問の意を表す。「事故の損害賠償はどうしてくれる―◦ですか」 (3) (多く「のでした」の形で)事柄のようすやあり方を強調して説明する意を表す。「彼は彼なりに努力をしている―◦でした」 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/172106/m0u/ 「優しかったん(の)です」の場合、上記(2)は関係ありません。 (1) 「あんな悪人と、どうして別れなかったの?」 「優しかったんです」 のように理由・原因を表わす場合。 または、 (3) 「以前、この学校に○○さんという先生が在籍されていました。その先生は、とても優しかったんです。いつもにこやかな表情で生徒たちに接していました」 のように、事柄のようすやあり方を強調して説明する場合。 どちらかになるでしょう。 (3)の場合は、「彼はどこまでも優しいのだった」のように「のだった」の形で詠嘆表現を意図することもできます。 「優しかったです」は、「優しかった」という評価を丁寧形で表現しているだけです。 「のだ(んだ)」には、基本的に、 ・理由・根拠。 ・要求・詰問。(のですか) ・強調的説明。(のでした) ・詠嘆。(のだった) 以上、4つの用法がある、と考えて良いでしょう。     

jtjgam
質問者

お礼

わかりやすいな~と思いながら 読んでいました。参考になりました。 ありがとうございます!

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.6

個人的には、英語の過去形と過去完了形との相違のように思います。 >優しかったです=単に過去の事実を述べている。 >優しかったんです=優しさに限定して述べ、その状態はすでに過去のある時点で終了しています。 例 中学生頃までは優しかったんです(現在は?、それとは異なる・むしろ反対の状況)   中学生頃までは優しかったです(過去はそうだった、現在は?、たくましいです、も十分あり)

jtjgam
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 参考になりました。

回答No.5

素人意見です。 ~です。   :ただ状態を述べただけ。 ~んです。 :相手の知識や考えを想定した上での説明。 もう少し具体的に言うと、 ・太郎さんは優しかったです。  → ただ「優しかった」という事実を述べただけ。 ・太郎さんは優しかったんです。  → 「あなたは知らないだろうけど、昔の太郎さんは優しかったんです。」  ※この「あなたは知らないだろうけど」という想定がある場合、「~んです」になるような気がします。    昔の太郎さんを知っている人に対して「太郎さんは優しかったんです。」という言い方はしないと思います。 他に例を挙げると、例えば ・知らないですか?  → 単なる確認。 ・知らないんですか?  → 相手が知らないようだということを察した上で、こちらの「知らないとは意外だった」という気持ちを表す。 ・おいしいですか?  → 単なる確認。 ・おいしいんですか?  → おいしいとは思えないが、相手はおいしいと感じているらしい。相手の考えと自分の考えに差がある場合。 または、  → 自分には知識が無いが相手はその食べ物に詳しそうだ。相手の知識と自分の知識に差がある場合。 など。 「~です。」と「~んです。」の違いは、 ・「~です。」   ただ事実を述べただけ。 ・「~んです。」   相手の知識や考えを想定した場合。(相手の知識と自分の知識に食い違いがありそうだ、など。) になると思います。(素人考えなので学問的裏付けは無いです。) でもこれを外国の方に説明するのって難しい気がします。 ・どう使い分けるのか? ・そもそも使い分ける必要があるのか? 相手の考えを想定した方が良い場合もあれば良くない場合もありますし。日本人同士でも難しい気がします。 以下のような感じでしょうか? ~です。   :事務的な印象。(相手の都合にむやみに立ち入らない?) ~んです。 :親しい間柄。 (相手の都合を考慮する?) 例えば ※事務的・公的な場合。 ・値下げしました。 ・値下げしたんです。 ←なれなれしい印象。 ※親しさを表す場合。 ・私、お酒飲めないです。 ←ややぶっきらぼうな? ・私、お酒飲めないんです。 素人考えなので学問的裏付けは無いです。

jtjgam
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 とてもなるほど!な回答でした。 お世話になりました。

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.4

 形容詞で終わる「です・ます」体(敬体)は「優しいです」となります。形容詞に「た」がついた時も「やさしかったです」となります。この言い方に抵抗感を持つ人もいますが、一般的に使われています。特に「優しかったですね」「優しかったですよ」には抵抗感を持つ人はまずないでしょう。要するに誰か(または何か)が優しかったという普通の表現ですね。  対して、「優しかったの(ん)です」は、No.1の方がおっしゃるように、  (多く「のでした」の形で)事柄のようすやあり方を強調して説明する意を表す。 というのが当たっていましょう。(物語の中で)「のです」「のでした」「のであった」等の形で文を結び、一種感動的な表現をすることもあります。  それでも、彼は前に向かって進み続ける<ので>した。  ----------------------------------------------------------------  これは個人的な意見ですが、No.3の方がおっしゃる、 「なぜ長い間経つのに忘れられないの?」と聞かれて、彼は「優しかったんです」と理由の説明をする、こんな違いがあるのではないでしょうか。  に共感を覚えます。この理由をいう言い方には「から」「ので」という接続助詞があります。上のような質問には「優しかったからです」と答えれば問題ありません。しかし、「優しかったのでです」は不自然です。何故不自然かと考えると、「で」が二つ重なるという理由も言えるでしょう。けれども、似た例に「走るのは此処までです」がありますが、これに不自然さは感じません。(せっかくの例を生かすために、「ので」は「客観的」、「から」は主観的という説を取り敢えずはずしました)  話を分かりやすくするため、「優しかったのだ」と敬体を普通体に直して見ると、「優しかった<ので>忘れられません」で十分理由を述べています。この「ので」こそ接続助詞「ので」の生まれた原型ではないか、というのがわたしの考えです。「ので」は「準体助詞「の」+断定の助動詞「だ」(連用形)だとかんがえれば、「のでだ」で断定の助動詞が二つ続くことになり、ネイティブの日本人には感覚的に不自然さを感じるのでしょう。「です」の「で」も断定の助動詞由来であると考えれば、この説は成り立つと思います。  とは言え、この最後の(点線以下)の部分は質問者には難しいでしょうし、まして外国人には分からないでしょうから、無視してもらってかまいません。  

jtjgam
質問者

お礼

ご丁寧な回答頂きありがとうございました。 おかげで伝える事ができました。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.3

   これ一つの考え方なんですが 1。   頭が痛かったです。 2。   頭が痛かったんです。     1の時は、単なる出来事の報告、みたいなことだとおもいます。     ですが、2の「ん」の入っている方は、もう#1さんも#2さんもご指摘の通り「の」の変形で、「昨日あなたは、なぜ欠席したのですか」のような問いに対する答えの場合が多いように思います。      逆のそのような質問に答えるには1は不適当に聞こえます。したがって1は、単ある叙述、2はなんらかの理由の説明の要素があると思います。     例えば、彼は「優しかったです」は、単なる述懐ですが、「なぜ長い間経つのに忘れられないの?」と聞かれて、彼は「優しかったんです」と理由の説明をする、こんな違いがあるのではないでしょうか。

jtjgam
質問者

お礼

分かりやすく教えて頂きありがとうございます! 勉強になりました。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.2

日本語の説明としては、その「ん」 は 「の」 の変形したもの。用言を体言のような形にもっていく働きをしています。 「彼は優しかったです」 → 「彼は優しかった」 → He was gentle with me. など。 「彼は優しかったのです」 → 「彼は優しかったのだ」 → I mean he was gentle with me. など。

jtjgam
質問者

お礼

わかりやすく説明を入れてくださり ありがとうございます。 元々、日本語を分かってる人でしたので無事 解決できました!ありがとうございます!

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