障害者とノーマライゼーションについて

このQ&Aのポイント
  • 障害者とは、身体障害、精神薄弱又は精神障害があるため、長期にわたり日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者をいう。
  • 障害者が生活していくうえで、様々な障害が存在する。ハード面ではバリアフリー化が進んでいるが、ソフト面では無理解や偏見が現状である。
  • 障害者への理解を深めるために、バリアフリー体験学習やまちづくり教室、啓発活動などの方法を提案する。ノーマライゼーションの理念が重要である。
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試験で小論文を書かなければいけないのですが書きなれていないので添削していただけるとありがたいです。 障害者とノーマライゼーションについて述べよ。(1200字)  障害者とは、障害者基本法において「障害者とは、身体障害、精神薄弱又は精神障害があるため、長期にわたり日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者をいう。」と定義されている。昨今は人権意識の高まりとともに、 ノーマライゼーションの理念や障害当事者による自立生活運動などの影響もあって、 すべての人がともに暮らすという考え方が定着してきている。  しかし、障害者が生活していくうえで社会には様々な障害が存在している。例えば車いすを使用している人にとっての段差や、エレベーター等の不備などの設備的な障害、就業や資格取得に関する制度的な障害、障害者への無理解や偏見といった意識的な障害などがあるだろう。モノや設備などの障害はハード、意識的な障害はソフトな障害と呼ばれる。このうちハード面では、多目的トイレやエレベーターの設置、点字ブロックの敷設など目に見える形でバリアフリー化が進んでいる。これに対してソフト面ではどうだろうか。障害者に対して無理解であったり偏見を持っている人が多いというのが現状だろう。実際に、企業は障害者を一定の割合雇用しなければならない制度が設けられているが、2012年はこの法定雇用率を下回った数しか採用されていない。これは障害者に対する偏見の表れといえるだろう。このことは障害者の社会参加を推進するうえで致命的な問題である。  この問題への解決策として3つの方法を提案する。一つ目はバリアフリー体験学習や福祉学習など、実体験を通して地域住民に考えてもらう機会を提供することだ。実際に体験するかしないかでは障害に対する考え方が大きく違ってくる。わかったつもりになっていても自分が体験することではじめてわかることもあるだろう。二つ目は、市民自らがまちづくりの課題を考え学んでいく「まちづくり教室」を実施し、話し合いやお互いの認識を深め合う場を設定することである。自分一人で行える活動には限界があるし、他人と意識を共有することでより深い考えを持てるようになる。三つ目は迷惑駐車の取締まりなどの啓発活動である。積極的に活動に参加していない人でも、自らの負担にならない範囲で障害に対する意識を変えることくらいならば行えるはずである。この意識を変えるということは個人による効果は小さくても、意識する人が増えるにつれて効果は大きくなっていくのである。  このような活動を行うことによって、地域住民の障害者に対する理解を深めることができればハード、ソフト両面から障害者への支援となるだろう。しかし、本当に大事なのはバリアフリーではなく、ノーマライゼーションの理念であろう。上記のように、身の回りに存在する障害を取り除くことが特別のことであるうちは本当のノーマライゼーションとは言えない。障害者自身が「特別」を感じることなく生活できるようにしていかなければならないのである。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#195146
noname#195146
回答No.1

 まず、各文に番号を振っておきます。文の性質や前後との関係を「→~」で簡単に付記もしてみます。 ――――――――――― 01.障害者とは、障害者基本法において「障害者とは、身体障害、精神薄弱又は精神障害があるため、長期にわたり日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者をいう。」と定義されている。→障がい者の法的な定義(この文は以降と関連性が薄い) 02.昨今は人権意識の高まりとともに、ノーマライゼーションの理念や障害当事者による自立生活運動などの影響もあって、すべての人がともに暮らすという考え方が定着してきている。→障がい者を取り巻く環境の動向 03.しかし、障害者が生活していくうえで社会には様々な障害が存在している。→問題が存在するとの指摘 04.例えば車いすを使用している人にとっての段差や、エレベーター等の不備などの設備的な障害、就業や資格取得に関する制度的な障害、障害者への無理解や偏見といった意識的な障害などがあるだろう。→05の具体例提示 05.モノや設備などの障害はハード、意識的な障害はソフトな障害と呼ばれる。→障がい者に対する不利なことの分類・定義 06.このうちハード面では、多目的トイレやエレベーターの設置、点字ブロックの敷設など目に見える形でバリアフリー化が進んでいる。→05の一部に対する説明 07.これに対してソフト面ではどうだろうか。→05について06で言っていない面についての疑問表明 08.障害者に対して無理解であったり偏見を持っている人が多いというのが現状だろう。→07に対するネガティブな回答 09.実際に、企業は障害者を一定の割合雇用しなければならない制度が設けられているが、2012年はこの法定雇用率を下回った数しか採用されていない。→08についての具体例提示 10.これは障害者に対する偏見の表れといえるだろう。→09に対する解釈 11.このことは障害者の社会参加を推進するうえで致命的な問題である。→10に対する問題提起 12.この問題への解決策として3つの方法を提案する。→改善策提示の宣言 13.一つ目はバリアフリー体験学習や福祉学習など、実体験を通して地域住民に考えてもらう機会を提供することだ。→12に続く具体的提示1 14.実際に体験するかしないかでは障害に対する考え方が大きく違ってくる。→13に対する補足 15.わかったつもりになっていても自分が体験することではじめてわかることもあるだろう。→14に続けて13に対する補足 16.二つ目は、市民自らがまちづくりの課題を考え学んでいく「まちづくり教室」を実施し、話し合いやお互いの認識を深め合う場を設定することである。→12に続く具体的提示2 17.自分一人で行える活動には限界があるし、他人と意識を共有することでより深い考えを持てるようになる。→16に対する補足 18.三つ目は迷惑駐車の取締まりなどの啓発活動である。積極的に活動に参加していない人でも、自らの負担にならない範囲で障害に対する意識を変えることくらいならば行えるはずである。→12に続く具体的提示3 19.この意識を変えるということは個人による効果は小さくても、意識する人が増えるにつれて効果は大きくなっていくのである。→20に続くべき文(この、という語がいきなり出ても分からない) 20.このような活動を行うことによって、地域住民の障害者に対する理解を深めることができればハード、ソフト両面から障害者への支援となるだろう。→11~18実施後の変化の予想。かつ19までについての結論 21.しかし、本当に大事なのはバリアフリーではなく、ノーマライゼーションの理念であろう。→20までに対する逆接による、何らかの提示開始の示唆 22.上記のように、身の回りに存在する障害を取り除くことが特別のことであるうちは本当のノーマライゼーションとは言えない。→22に対する敷衍 23.障害者自身が「特別」を感じることなく生活できるようにしていかなければならないのである。→21~22に対する結論 ―――――――――――  何が言いたかったのか、よく分からない面があり、順序を多少変えてみて、少しだけ文言の変更や、追加の文を入れることで改善できます。 ――――――――――― 03'.障害者が生活していくうえで社会には様々な障害が存在している 02'.確かに、昨今は人権意識の高まりとともに、ノーマライゼーションの理念や障害当事者による自立生活運動などの影響もあって、すべての人がともに暮らすという考え方が定着してきた。 04'.しかし、車いすを使用している人にとっての段差や、エレベーター等の不備などの設備的な障害、就業や資格取得に関する制度的な障害、障害者への無理解や偏見といった意識的な障害などがあるだろう。→ 05.モノや設備などの障害はハード、意識的な障害はソフトな障害と呼ばれる。 06'.ハード面では、多目的トイレやエレベーターの設置、点字ブロックの敷設など目に見える形でバリアフリー化が進んでいる。 07'.しかし、ソフト面ではどうだろうか。 08'.ソフト面の充実に欠かせない障害者に対する理解は不足し、逆に偏見すら持っている人が多いというのが現状だろう。 09.実際に、企業は障害者を一定の割合雇用しなければならない制度が設けられているが、2012年はこの法定雇用率を下回った数しか採用されていない。 10.これは障害者に対する偏見の表れといえるだろう。 11.障害者の社会参加を推進するうえで致命的な問題になっているのである。 12'.そこで、この問題への解決策として3つの方法を提案する。 13.一つ目はバリアフリー体験学習や福祉学習など、実体験を通して地域住民に考えてもらう機会を提供することだ。 14.実際に体験するかしないかでは障害に対する考え方が大きく違ってくる。 15.わかったつもりになっていても、自分が体験してみないと、わかっていないと実感することも多々あるだろう。 16.二つ目は、市民自らがまちづくりの課題を考え学んでいく「まちづくり教室」を実施し、話し合いやお互いの認識を深め合う場を設定することである。 17.自分一人で行える活動には限界があるし、他人と意識を共有することでより深い考えを持てるようになる。 18.三つ目は迷惑駐車の取締まりなどの啓発活動である。積極的に活動に参加していない人でも、自らの負担にならない範囲で障害に対する意識を変えることくらいならば行えるはずである。 20.このような活動を行うことによって、地域住民の障害者に対する理解を深めることができればハード、ソフト両面から障害者への支援となるだろう。 19.この意識を変えるということは個人による効果は小さくても、意識する人が増えるにつれて効果は大きくなっていくのである。 20-1.しかし、これで事足りるわけではない。 21'.本当に大事なのは、バリアフリーの先にあるノーマライゼーションの理念であろう。→20までに対する逆接による、何らかの提示開始の示唆 22.上記のように、身の回りに存在する障害を取り除くことが特別のことであるうちは本当のノーマライゼーションとは言えない。 23.障害者自身が「特別」を感じることなく生活できるようにしていかなければならないのである。 01'.注)障害者基本法において「障害者とは、身体障害、精神薄弱又は精神障害があるため、長期にわたり日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者をいう。」と定義されている。 ―――――――――――  ここからまた、各文に番号を振り直した上で、各々の文の意味・機能を見直して、順序や文言を検討して、同様に改善します。それを繰り返して納得いくものを仕上げますが、回答としてはここまででご容赦ください。

odsm0245
質問者

お礼

ありがとうございます 今回の添削を参考に、また別の課題で書いてみます

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